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つたえたい、夢の伝記



斎藤 整 【著】

【出版社】東進ブックス
【ISBN】9784890855322
【定価】本体1300円+税
【頁数】256頁
【判型】四六判
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 私たちは、いつから人の夢を信じなくなったのでしょう?
 私たちは、いつから人の善意を信じなくなったのでしょう?
 世の中は悪意に満ちた陰湿な情報のみが一人歩きしています。
 学校の教育でも善意の「動機」は否定されます。人間はすべて冷徹な計算で動くとされるのです。
 そればかりか、例えば、私の主なフィールドである「高校世界史」では、三〇〇ページを超える教科書の中に、「夢」はおろか、「友情」「勇気」「希望」などの言葉すら登場することはありません。
 歴史をつくってきたものが、人間の「夢」であるにもかかわらず、です……。
 歴史を動かしてきたのは、「夢」です。
 一人ひとりの「夢」の集約が、歴史なのです。
 この大切なことを、私たちは長らく忘れてきました。「夢」を支えたのが、「友情」であり、「勇気」であり、「希望」であったことも忘れてきました。それらが教科書で語られることがなくなったのは、「客観性」なるものを重要視する、とされたからです。
 しかし、そのことが果たして本当の歴史を映し出すことになるのでしょうか?続きはこちら>>

<書き下ろし 著者:斎藤整先生のメッセージ(Message)>
 「本物の夢本(ゆめぼん)をつたえたい」――これが本書の執筆の動機です。
 テレビをつければ、信長、家康、龍馬……どのテレビ局も同じような人物を飽きもせずに繰り返し放送しています。
 『つたえたい、夢の伝記』(略して「つた夢」)は、イスラーム圏の人物イブン=シーナー、中国の譚嗣同(たんしどう)、日本の浮谷東次郎など、今までにない全く新しい魅力的な偉人を多く取り上げています。
 「ひきこもり」「ニート」「いじめ」「鬱」「リストカッター」「貧困」「ネグレクト」……。どんな状況にあっても「夢」を抱くことはできるはずです。本書に登場する「ひきこもり」のモンゴルフィエ兄弟、「貧困」のファラデー、「ネグレクト」や「いじめ」にあったシュリーマンやスタンリーなど。彼らの追い求めた「夢」は、現在劣悪な境遇にある子ども達が世に出る強力なアシストになってくれるはずです。
 本書にはコロンブス、コペルニクスなど誰もが知る人物が登場します。彼らの夢が叶うまでにも気の遠くなるような壮絶なドラマがありました。歴史に埋れた真のドリームストーリーをつたえるべく、この本を執筆しました。
斎藤 整

<本書がおくる20人の「夢」の伝記〜目次にかえて>
【Message:1】
「この嵐を利用せよ!」――シュリーマン
【Message:2】
「この高波こそ私が強く望んでいたものだ!」――コロンブス
【Message:3】
「もはや私は恐れない。地動説を文字に写すことを!」――コペルニクス
【Message:4】
「すべての偉大なる歴史はユートピアで始まり実現で終わった」――青山栄次郎
【Message:5】
「昨日は後悔するな。今日、自分ができることを成せ!」――イブン=シーナー
【Message:6】
「逃げるのではなく、立ち向かい、行動してこそ未来はつくれる」――譚嗣同
【Message:7】
「兄さん、空を飛ぼう」――モンゴルフィエ兄弟
【Message:8】
「希望――それさえあればいい」――アレクサンドロス(アレクサンダー)大王
【Message:9】
「夢に集中し、あきらめなければ夢は必ず叶うものである」――鳩摩羅什
【Message:10】
「恐れるな、大胆であれ」――ケインズ
【Message:11】
「この旗のもとに進め!」――サラディン(ユースフ)
【Message:12】
「僕たちは若い炎だ。そうだ、炎の力は想像を絶するほど力のあるものだ」――浮谷東次郎
【Message:13】
「人生は誰にとってもやさしいものではない」――マリー=キュリー(キュリー夫人)
【Message:14】
「いかなる逆境にあっても希望を捨ててはならない」――マキャヴェリ
【Message:15】
「私には必ずやり遂げる力がある」――スタンリー
【Message:16】
「人生で大事なのは勝ったことではなく、よく戦った、ということである」――クーベルタン
【Message:17】
「動機こそが高貴である。結果を恐れるな」――新渡戸稲造
【Message:18】
「人類にとって明るい光輝となりなさい!」――ファラデー
【Message:19】
「至誠は天に通じ、志は必ず成る」――法顕
【Message:20】
「未来を過去のように考えよ」――湯川秀樹