大学受験|英語

名人の授業・気鋭の講師


名人の授業シリーズ 安河内の英語をはじめからていねいに(上) 改訂版



“10大ルール”が
「大逆転」のカギだ!

 やあ! はじめまして。講師の安河内です。この授業は、もう一度英語を基礎から勉強したいという人のためのものだ。大学受験を前に、かなりあせっていると思うから、ただの基礎じゃなくて、受験に結びつく勉強をやっていくぞ。
 この講義をきちんと最後まで勉強すれば、目からウロコが落ちる状態になれる。まったくチンプンカンプンだった英語も、ウソみたいにわかるようになるはずだ。それくらい基礎って大事だし、わかれば自信がつくものなんだ。

 この講座では、なんと最初は中学レベルからはじめる。
 ビックリするかもしれないけれど、英語が苦手な人って、すごく基礎のところでつまずいていることが多くて、難しい知識をむりやり棒暗記しようとしているから、成績がなかなか伸びないんだね。
 でも、いったんはじめからやり直すと、今までに疑問に思っていた部分がスーッとわかってきて、その後の勉強がみるみる進むようになるんだ。
 そして、この講座は、中盤戦から徐々にレベルが上がっていく。みんなの実力を「大学受験」レベルへとグイグイ引き上げていくんだ。最後までやり終えたときには、入試に通用する英語力が身につくように計画されているんだ。とにかく、センターや短大を狙う人も、中堅大、有名校を狙う人も、まずはじっくりと腰をすえて、この講座の内容をマスターしてくれ。

 本格的に授業をはじめる前にいろいろ話しておくことがあるんで、まずこれからいうことをしっかり聞いてほしい。この授業を受ける人は相当に英語が苦手で、英語がスゴク嫌いなんだと思う。
 でも、まかせてほしい。この講義の内容を完全にマスターすればみんな英語が大好きになるように教えるから。ただ、その前に、ここで少し厳しいこともいっておかなくちゃならない。耳が痛いかもしれないけれど、全部大切なことだ。成績を上げるための10大ルールをしっかり守ってくれ。

<1>成績のいい受験生の何倍も勉強しろ!
 英語が苦手な受験生が、できる受験生と同じ勉強量でいいはずはない! まして追いつけるはずもない。
 今までさんざん怠けといて、このごに及んで、まだラクしようという考えは甘い。英語は努力すれば誰にでもできるようになる! だいたい、もともと「できないヤツ」なんているはずがない。今まで何にもやってないツケが、回ってきているだけなんだから。

<2>成績のいい受験生、努力する受験生とつきあえ!
 自分と同じような成績の人とか、ちょっと成績がいいような人に勝つのは簡単だ。どうせ負かすなら偏差値60以上の人とか、予備校で一番勉強している人を標的にしよう。

<3>競争しろ!
 受験生の中には、とかく模試やテストを嫌う人がいるようだけど、カン違いしてはならない。受験とは競争だ。予備校や受験は、根本的には、他人を蹴落としてはい上がっていく競争の場なんだ。現実逃避せずに、点数を上げる努力を続けるんだ。

<4>人に頼りすぎるな!
 なんだかんだいっても、やっぱり受験は「自習」が大切だ。よく辞書も引かないで単語の意味を質問にくる受験生がいるけど、そんなんじゃ絶対ダメ! まず、何でも自分で解決しようとするクセをつけなきゃいけない。自分のあたまでよーく考える習慣をつけるんだ。

<5>受験に関係ないことは避けろ!
 偏差値が70や80ある受験生は、ゲーセン行こうがカラオケ行こうが何やったってかまわない。でも、みんながおかれている状況はそういう受験生とは違う。1分1秒を大切にしろ! 一生に一度くらい、ひとつのことに集中してみろ!

<6>のんびりゆっくり、マイペースで勉強するな!
 超基礎は、しょせん超基礎にすぎない。これからやることを1年も2年もかけてゆっくりやったってダメだ。とにかく急げ。受験は1秒だって待ってはくれないんだから。
 超基礎から基礎へ、基礎から標準へ、標準から応用へと、どれだけ速く走れるかに勝負はかかっている。どうせやるなら、トップを目指せ!

<7>いつも「わからない」と口にするな!
 ちょっとつまずくと、すぐに「わからない」とネを上げてしまう人がいる。考える前に「わからない」「わからない」といつも口にしていると、それが習慣になってしまうんだ。もっとプライドを持て! 「わからない」という前に自分で考える習慣をつけるんだ

<8>ラクをしようとするな!
 受験生に限らないけど、人間はラクなものに飛びつきやすい。
「これだけが出る」といわれると、すぐにそれだけ覚えて勉強した気になる。また、「本文を読まなくていい」とかいわれると、すぐに飛びついてしまう。そういう態度じゃ、やっぱりいつまでたってもできるようにならない。
 「楽」と「苦」の選択に立たされたら、絶対に「苦」を選択しろ。甘い話にのるな。ただし、本文をダラダラ写したり、全文和訳をダラダラ書くなんて「非能率的」な努力は時間のムダだけれどね。

<9>手を広げすぎるな!
 時間がないのに、何十冊も参考書を買いこむんじゃない。参考書を買うだけなら誰でもできる。大切なのは内容をしっかりマスターすることだ。参考書や問題集は、1分野1冊や2冊で十分。それを何回もくり返しやっておぼえることが大事なんだ。

<10>睡眠を削りすぎるな!
 睡眠はたっぷりとってもかまわない。十分寝ていないと、あたまがボーッとして能率が落ちるから。別に8時間くらい寝たってかまやしない。それよりも、ムダな時間を削れ。メシを食っている時間とか、風呂、トイレ、休憩、電車、ゲーム、パチンコ、雑談など勉強に回す時間はいくらでもあるはず。
1日8時間寝て、12時間勉強したって4時間も余るじゃないか。

一発奮起してチャンスをつかめ!
 こんなふうにいうと、受験は「きつい」「つらい」「暗い」ものに感じるかもしれない。でも、これほどすごいチャンスがほかにあるか? 大学受験では、自分の過去などまったく関係ないんだ。不良やってようが、ヤンキーやってようが、とにかく1年間集中して、死ぬほど努力して、一発「大当たり」を出せば、どんなすごい大学にでも入れるんだから。
 「えっ、アイツが!」って落ちこぼれが、20も30も偏差値を上げて、「大逆転」っていうくらい、ビックリするような大学に合格することだって、予備校ではめずらしいことじゃないんだ。
 今のみんなみたいに自信がなくて、暗い顔した受験生が、全講義を終えると見違えるんだ。講座終了後から3ヶ月で偏差値が20も上がったって、嬉しそうに話す。そして、有名大学にバンバン合格していく。これは本当の話だ。
 この超基礎講座がなかったら、大学と名のつく学校に合格することができなかったんだから、この講座が人生を左右したともいえるね。今まで「しょうがない」とか「まあいいか」って諦めの人生を送っていた人も、ここで奮起すればかわるんだ。大学受験は、そのチャンス。オレは、チャンスをつかむための手伝いがしたい。
 この講座が、英語が苦手な受験生すべての救済の契機、この本がやる気をかきたてる魔法のバイブルとなるよう、お互いがんばろう。

安河内哲也

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