大学受験|英語
英語重要構文400

英語学習の最終目標とは
●「重要構文400」の威力
英語を学ぶ最終目標は、英文で書かれた内容を読み取ることである。そのために必要な第一条件は、単語・熟語など語彙力の問題であろう。
しかし、英語は日本語とはまるで語順が違う。そのため、単語の意味を覚えて単語を前から一つ一つ日本語に置き換えていっても英文の正確な意味は理解できない。
そこで、英語独特の文法なるものを学ばなければならないのだが、その中でも英文解釈や英文読解で威力を発揮するのが文法を前提としたこの「重要構文」である。これは、一方で熟語や語法も含めて、英文法の総仕上げともなっているものである。
したがって、本書に掲載した400の例文を習得すれば、文法問題の大半は容易に解けるようになるであろう。
それだけではない。この400例文を日本語から英語に訳せるようにするだけでも、英作文問題にほとんど対応できるようになるはずである。というのも英作文問題は、文法構文がらみの出題が大半であるからだ。
●CDを活用し速読しよう
さらに、本書にはCDを2枚つけた。最近の英語の入試問題では、短時間で大量の英文を速く読み取ることを要求する傾向が年々強くなっている。
したがって、英文をいくつかの単語の固まりとして把握し、前からどんどん理解していく読み方(フレイズ・リーディング)をしないと、制限時間内に問題を正しく処理することは困難となっている。
そこで、本書では400の例文をネイティブ・スピーカーに読み上げてもらうだけでなく、3回のうちの2回目はフレイズ・リーディングをしてもらった。ぜひ英文読解の参考にしてほしい。
本書の構成にも工夫をした。英文読解や英文法問題を演習している時、わからなくなったらすぐにその該当項目が引き出せるように、全体を14章立てにし、各章を項目ごとに分けて体系をはっきりさせた。これは、引き勝手がよいと同時に、頭の中を整理するのにも大いに役立つはずである。
最近の高校生は勉強しないと非難されるが、一方で、現役生にとっては、受験勉強に当てられる時間はそう多くは取れないことも事実であろう。そういう受験生諸君の事情を鑑みて、本書1冊でいろいろな問題に対応できるように配慮したつもりである。
本書とCDをフルに活用して、君たちのそれぞれの目標を達成していただければと願う次第である。
永田達三