大学受験|世界史
名人の授業・気鋭の講師
名人の授業シリーズ 続 荒巻の世界史の見取り図 16〜19世紀
はじめに
ありのままの「近代」
こんにちは。荒巻です。『世界史の見取り図』シリーズの第2巻は、ヨーロッパに「国民国家」というものが生まれ、さらに「工業化社会」が到来する「近代」についてお話します。
本書では、この「近代」という世界を学ぶための“見取り図”=全体像を示すことに主眼を置いています。そこから先は、読者のみなさん自身が新たな学びの場で、そして、これからの暮らしの中で、日々考えてくれればと思います。
「近代」は、世界の各地域が政治や経済の分野で複雑に結びついています。その複雑さを理解してもらいたいために、全4部11章をテーマに分けて話していきます。各部は、時間軸に沿っているのではなく、テーマごとに構成されているので、16世紀から19世紀末までを3往復して学習することになります。これが、本書の大きな特色です。すべてをがんばって読み通すことで、近代世界の全体像が見えてきます。
とにかく、じっくりゆっくりと、何度でも読み返すようにして、本書の内容をつかんでいってください。
第4巻 巻頭付録
【「世界史の見取り図」の見取り図】より
……『世界史の見取り図』第1巻(文明の発祥〜16世紀)をA、『続』をB、『続々』をC、『また』をDとします。Aは、時間の流れとしてはBにつながりますが、Aと同時代の地域の眺めるためにはDも読むといいでしょう。AとDは時間の流れとしてBにつながります。Bは、Cと大きく重なっているので、BをとばしてA→D→C(D→A→C)と読むのもアリですね。『見取り図』シリーズの完結編となるであろう5冊目のE(20世紀の歴史編)は、同時代ということならばCと合わせて読むのがいいし、時間の流れとしてBからEへと読み進めるのもいいでしょう。
そんなわけで、本書(第4巻)から初めて『見取り図』シリーズを読み始めた方には、AかDをお勧めしておきます。既にシリーズとしてお付き合いいただいている方には、改めてAかCを復習することをお勧めします。何度もいいますが、あくまでこのシリーズは受験参考書として書かれたものです。受験勉強には反復がいちばん。何度も読んでください。一度読んだだけでアタマに入るようには、残念ながら作られていません。がんばってください。
荒巻豊志