大学受験|世界史
名人の授業・気鋭の講師
名人の授業シリーズ 続々 荒巻の世界史の見取り図 近代アジア編
はじめに
「今ここ」へと結ばれる世界の歴史
こんにちは、荒巻です。いよいよ『世界史の見取り図』シリーズも第3巻となりました。
今回のテーマは、私たちの大部分が生まれ、暮らしてきた20世紀です。国民国家と工業化社会が地球上を覆い尽くしたこの時代、人類は2度の世界大戦という未曾有の経験をしました。
ゆえに、20世紀は「戦争の世紀」と呼ばれます。「なぜ人は戦争をするのか?」。これは永遠不変のテーマです。私自身それに回答することはできないし、与えられた役割でもありません。ただ、これだけはいえます。「どのようにして戦争が起こるのか?」を知り、考える権利は、だれにでも与えられているということを。
せっかく世界の歴史を学ぶのです。「大学受験」なんてちっぽけな世界の殻を突き破って、この大きくも難しい課題に取り組んでみましょうよ。必死に歯を食いしばって思考していく。
こうして「今ここ」へと焦点が結ばれる『世界史の見取り図』の完成が近づいてくるはずです。
第4巻 巻頭付録
【「世界史の見取り図」の見取り図】より
……『世界史の見取り図』第1巻(文明の発祥〜16世紀)をA、『続』をB、『続々』をC、『また』をDとします。Aは、時間の流れとしてはBにつながりますが、Aと同時代の地域の眺めるためにはDも読むといいでしょう。AとDは時間の流れとしてBにつながります。Bは、Cと大きく重なっているので、BをとばしてA→D→C(D→A→C)と読むのもアリですね。『見取り図』シリーズの完結編となるであろう5冊目のE(20世紀の歴史編)は、同時代ということならばCと合わせて読むのがいいし、時間の流れとしてBからEへと読み進めるのもいいでしょう。
そんなわけで、本書(第4巻)から初めて『見取り図』シリーズを読み始めた方には、AかDをお勧めしておきます。既にシリーズとしてお付き合いいただいている方には、改めてAかCを復習することをお勧めします。何度もいいますが、あくまでこのシリーズは受験参考書として書かれたものです。受験勉強には反復がいちばん。何度も読んでください。一度読んだだけでアタマに入るようには、残念ながら作られていません。がんばってください。
荒巻豊志