大学受験|英語


レベル別シリーズ CDでわかる 英語レベル別問題集4 中級編

…………………………特徴と目的…………………………

 本シリーズでは、様々な目的で、一般の教材とは違った構成になっています。まずは、その目的について説明します。

【本書の学習順序】
CD → 設問 → 英文 → ヒント → 解答・解説
→(別冊)文法・構文編

(1)CD → テクスト
 本シリーズの一番の特徴は、CDこそがメイン教材であると考えていることです。目で英文を読む前に、まず、耳で英文を聞いてみましょう。皆さんの多くが、これをとても困難だと感じるでしょう。なぜなら、それは経験が少ないからです。もちろん、最初から一度では聞き取れるはずはない。でも、これをくり返していると、自然にリスニング力が身についていくのです。英語は、実際にコミュニケーションで使われている「言葉」です。つまり、音から始め音を中心にした学習こそが、英語力を身につける最も近道で簡単な手段なのです。

(2)設問 → 英文
 本シリーズでは、まず設問があって、英文がその後にあります。これによって、「英文を読む」という作業より、「設問を解く」「正解を導き出す」ということに重点を置いて、入試の本番を意識できるのです。
 英語学習には、英文の一文一文を正確に構文把握する「精読」と、少しでも速く全体の論旨を把握しようとする「速読」があります。しかし、受験ではこのどちらの力も必ずしも必要としていない問題も多いのです。合格できるかどうかは、あくまで設問に対して正解できるかどうかで、必ずしも英文を「精読」したり、「速読」したりする必要があるというわけではないのです。そこで、本シリーズは問題を解答する作業に集中する力を養うことができる構成にしました。
●つまり●
 初めてこのシリーズを手にとった人は、何かの目標がないといきなり英文を聞き取るのは難しいでしょう。だから、最初からすべてを聞き取ろうとするのではなく、最低限これだけは、と目標を設定して聞き取るように心がけると、わかることが少しずつ出てきます。その目標として、設問があると考えてください。
 君たちは、設問を解答しさえすればいいのです。それを目標に集中して聞いてみましょう。そうして、何度か続けるうちに、不思議と全体像までつかめるようになるはずです。これでCDの効果がわかると思います。まだ不安が残っている人、今の英語力を気にする必要はありません。この本を手にとった今から、君は最も効果的な英語学習法を手に入れたも同然です。

(3)内容 → 構文
 「精読」も「速読」も必ずしも受験で求められているわけではないと言いましたが、もちろん、その力が全く問われないとは限りません。本シリーズでは、「精読」や「速読」を否定しているわけではないのです。各章のヒントページには、「速読」で必要とされる段落と段落の整理などを、イラストを利用して表わしています。また、「精読」に関しては、別冊「文法・構文編」で、各長文内の難解な文に対して、文法や構文の問題と詳しい解説を収録しました。構文のチャートもつけ、難解な構文もしっかり理解できるようになっています。
●つまり●
 「本編」で全体の内容理解を、「別冊編」で極部の難文理解をと完全に分け、やるべき目標を明解にし、「速読」と「精読」の両方の力がめきめきつくようになっています。つまり、本シリーズを学習すると、英語の中心にあるリスニング力から、長文読解力、構文力、コミュニケーション力まで一気に無理なくつけることができるのです。これらの力は、一緒につけていくと相互作用が働いて効果的だということを、君たちもぜひ体験してください。

【まとめ】
◆CD→設問→英文のわけ◆
 ↓
「聞く」目標設定として、設問があると考える
◆精読と速読の両方の力をつける◆
精読(極部の難文理解) →別冊文法・構文編
速読(全体の内容理解) →ヒントページ
 ↓
完全な二分化により、やるべき目標が明解

…………………………レベルの特徴…………………………

 本シリーズの特徴と目的は、わかりましたか? このシリーズでは、こういった目的をもち、レベル別に問題集を作成することによって格段に学習効果を高め、さらに、個人のレベルに応じたきめ細かい学習(スモールステップ)ができるようになっています。レベルは、以下のような6段階で構成されています。

【対象レベル/語数/文章内容(全12問)】
■レベル1:公立高校入試レベル/〜250/物語100%
■レベル2:高校入試・短期大学レベル/〜400/物語85%+簡単な評論15%
■レベル3:高校英語Iレベル/〜550/物語65%+簡単な評論35%
■レベル4:高校英語II・センター試験受験レベル/〜700/物語50%+評論50%
■レベル5:有名私大・国立大学受験レベル/〜800/物語35%+評論65%
■レベル6:超難関大受験レベル/800以上/物語15%+評論85%

 レベル4は「英語レベル別問題集」の中で、センター試験のレベル、すなわち平均的な大学受験英語のレベルに位置します。センター試験で出題された英文で構成しているので、センター試験対策として有効です。また、国公立大や私立大入試に必要となる受験英語の基礎作りとしても有効な1冊となっています、
 第1章を読む前に、まずはP.15の「センター試験 読解問題対策法」で、センター試験の傾向や攻略法を把握しましょう。そうすることで、センター試験対策として本書をより有効に使うことができます。
 また、第1問からスラスラできなくても大丈夫ですよ。本シリーズでは、各レベルに収められている12問を解いていくうちに実力が完成するように構成されています。定期的にリズミカルにやっていきましょう。

閉じる