大学受験|現代社会
一目でわかるハンドブックシリーズ
一目でわかる現社ハンドブック2007→2009

現代社会の学習範囲を明確に押さえろ!
現代社会は、文字どおり、現代において注目され、解決されるべき問題点を学習する科目である。センター試験でも、歴史的視点や細かい知識は出題されず、今話題のテーマが出題されている。現代社会は、(1)現代社会特有分野(文化と文明、現代社会の特質、環境、人口、資源エネルギー、食糧問題など)、(2)倫理分野(青年期の課題)、(3)政治経済分野(民主政治、日本国憲法の人権と統治、選挙と政党、国際政治、金融・財政・市場経済、日本経済の現状、国際経済など)、の3つの分野から構成される。つまり、政治経済+倫理+文化・文明を合体した科目である。
受験現代社会の革命! これぞセンター現代社会の決定版!
(1)扱う範囲は広いが、出題内容は「政治経済」「倫理」と比べて平易である。よって、得点しやすい科目である。
国公立大学の5教科7科目化の影響もあり、2006年度はついに「現代社会」選択者は22万人を超え、地歴公民の中で最も選択者の多いメジャーな科目となっている。保険受験やとりあえずできそうだから受けるという受験生が多く含まれるので、平均点は低く出る年度もあるが、出題内容から見れば、やはり本書でしっかり勉強した者の平均点は、かなり高く出るであろう。
(2)新課程では大問8題で小問数は36。うち3〜4題(7〜8割)が政治経済分野からの出題である。知識が問われる政治経済分野の克服が、現代社会で高得点を狙うカギとなる。
(3)現代社会特有分野、倫理分野からの出題は2〜3割程度。キーワードとポイントを押さえれば得点が可能である。本書の内容で十分得点が可能である。
政経分野は、理論メカニズムで押さえろ!
〜基本の公式的理解から解答を導け〜
現代社会の政経分野に強くなるためには、制度しくみの内容と存在理由を押さえ、景気変動や物価変動が発生するメカニズムや円高・円安が発生するメカニズムを公式的に理解することが大切である。政経分野では、現象の原因と対策が問われることが多い。つまり、暗記よりも理解が問われるのである。本書では、理論メカニズムとして絶対押さえるべき事項を全て解説してあるので、納得するまで、くり返し読んで欲しい。特に、公式的理解があれば、公式へのあてはめで解答が出せる分野が多い。具体的には、(1)国内物価・景気の発生メカニズム、(2)物価・景気対策としての金融・財政政策、(3)為替レート(円高・円安)の決定要因、(4)円高・円安の輸出・輸入に対する影響と国内物価や景気への影響などである。いずれも頻度の高い分野である。
時事問題は基本テーマの延長線上に位置づけろ!
〜時事テーマから入試問題が予想できる〜
時事問題の出題率は20%。手ごわい……ように見えるかもしれないがこれほどうれしいことはない。時事問題の出題パターンの多くは、時事問題の根本にある“基本”を中心に聞きながら、時事用語を問うもの。だから、時事問題をマークしていれば、出題頻度が高まる基本テーマが予想できてしまう。“基本”を勉強しながら、その延長線上でどのような現実の動きが生じたかを押さえればパーフェクトだ! 姉妹書『現代社会問題集』も積極活用しよう。
「現代社会」は一生役立つ知識だ!
〜どうせなら役立つ知識で受験しろ〜
21世紀の人類的課題である地球環境問題や少子高齢化社会をはじめ、現在直面している政治経済上の問題点と解決策を知ることは、受験を超えて、一生役立つ知識になることを保証する。さらにパワーアップした本書で「本当の学力」を身につけてほしい!
2006年夏 改訂によせて
清水 雅博