大学受験|現代文
大学入試国語シリーズ 炎の看護・医療系 現代文

この本は君たちの夢に贈る一冊である。
高校生の頃、派手に遊んで浪人生活を経験した。
そんな私の受験時代を色にたとえると「白」だ。
当時の私は一人暮らしではあったが、自分の力では何もできなかった。
何も所有することができなかった。
金、服、本、自由、自信…。
あるのは不安と夢だけであった。
この本を手にしている君たちも、おそらくそうなのではないか。
看護・医療系志望者は、過去に大病をしていたり、
家族と死別していたり、といった経験をしていることが多い。
自然、気持ちも弱くなる。
しかし、そんな君たちにこう言いたい。
心が弱くて、体が弱くて、どこが悪いんだ!!
人間は弱いものだけど、強くなれる。
そして、強いものだけ、人に対して優しくなれる。
医療従事者になる君たちは、強い人になる必要がある。
強い人とは、自分のことがよく理解できている人だ。
現代文を通じて、自分自身を考えてみよう。
医療現場においては、医療従事者は患者の心身の痛みを受け止めなければならない。
手段の大半は言葉である。
だから、言葉を学ぷのだ。
だから、現代文が試験科目にあるのだ。
患者とうまくコミュニケーションがとれずに、実習の単位を落としてしまう看護学生もいるという。
一緒に現代文を学んで、医療従事者としての第一歩を踏み出そう。
人と人との絆に虹をかけよう。
内田和美