大学受験|小論文

一目でわかるハンドブックシリーズ


一目でわかるハンドブックシリーズ 一目でわかる小論文ハンドブック



●世の中は小論文の力を求めている
 近年、小論文を受験科目のひとつとして採用する学部が増えている。これには、「暗記力を試す入試」から「考える力を試す入試」へと変えていこうという大学側の意図が読み取れる。
 価値観が多様化して、社会の仕組みが大きく変わろうとしている今日、これまでのように教えられたことをすばやく吸収する能力よりも、多様な考え方に配慮し、自分の意見をわかりやすく伝えることができる能力を持った人が求められるようになった。
 こうした社会の変化に乗り遅れないように、正しい小論文の解き方を学んでおく必要がある。

●小論文は知識が命!
 小論文を解く際、最も必要となるのは知識である。もちろん、読解力や表現力といったものも大事であるが、知識がなければ課題文を読みこなすことはできないし、うまい文章を書こうとしても書く材料がなければ制限字数に達することすら難しい。小論文の勉強を始めてすぐ、多くの人が知識不足に悩まされることになる。この問題を解消しようという目的で作られたのが、本書である。

●議論をして、より広い視点を身につけよう
 また、本書のもうひとつの目的は思考力を鍛えてもらうことにある。本書は、ディベートのような形式をとっている。ディベートとは、ひとつのテーマに対して、賛成する側と反対する側の二組に分かれて、自分たちの主張の正しさを証明していくものだ。本書を読むことで、同じように、それぞれ対立する主張を両方学ぶことができる。それによって、より広い視点を身につけることができるようになっている。
 これまでの小論文指導では、自分の主張を押しつけるばかりで、他人の主張に耳を傾ける柔軟さを無視してきた。本書では、こうした問題点も解消できるようになっている。

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