大学受験|数学

名人の授業・気鋭の講師


名人の授業シリーズ 石綿の数列 7日間 新課程版


授業のはじめに

「情熱の授業を紙面に!」

 数列をこれから学ぶ人、すでに学んでも数列がわからない人、わかっているつもりでもテストをすると得点が取れない人を対象に、数列の楽しさを知ってもらい、数列を得意分野にしようという目的のもとに、東進ハイスクールでの授業を素材にライブ感覚を活かしてまとめあげたものです。

『数列』はどんな分野?

 高校生や受験生に「数学の中で得意分野は何?」、「数学の中で不得意分野は何?」というアンケートを取りますと、数列はどちらにも記入されます。すなわち、得意、不得意の両極端に分かれてしまう結果になります。両極端に分かれる原因は、学び方にありますが、それ以上に数列の分野の特徴に原因があるのです。
 数列の分野を完成させる過程は、1つの建物を作る過程に似ています。たとえば、今、10階建てのマンションを建築するとしましょう。土台をしっかり作り、1階、2階と積み上げていきます。数列にとって、この1階が等差数列(第1講)、等比数列(第2講)です。その上に和を求める世界を作ります。さらにその上に、複雑な法則のある数や式を考えていきます。土台がしっかり固まった人は、数列を1つの道具として、他分野(確率、行列、微分・積分、etc)に利用することができます。

本書の構成と活用

 本書は「目標」→「解説」→「例題」→「練習」のシステムで展開していきます。解説は、初めて学ぶ人が何も知らない状態からも理解して読み進むことができるように、書いてあります。授業でよく質問を受ける理解しにくいところは、《チェックマンのもっとわかりやすく!!》のコーナーを設け、いっそう詳しく、わかりやすく解説しています。
 例題も[着眼点]、[解答]と段階を踏んで記述しました。練習は例題とほとんど変わらない数値を変えただけの問題です。時間内にできたら合格です。また、途中に解法手順をはじめとする整理事項をまとめて、より一層の定着を試みています。
 こうした展開および工夫は、授業で展開しているそのままのパターンです。本書を通じて、授業で受ける感動と同じ感動をそのまま味わってもらえるでしょう。

気楽に読んでほしい

 1講分が1日で読める量なので、とにかく気楽に読んでください。ただし、例題、練習は鉛筆を走らせて勉強をしなくてはいけません。結局そうした地道に見える勉強が、力がつく最短の道でもあるのです。数学は1分野が得意になると、その分野が核になって得意分野が全体に広がっていくのです。まずは数列を好きに! そして得意分野に!! を目標にこの1冊を読破してください。

2005年7月 石綿夏委也

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