大学受験|世界史


世界史問題集【完全版】

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世界史の全範囲&入試の全分野をカバーする問題集を!!

 本書『世界史問題集【完全版】』は,他のどんな問題集よりも充実した分量の問題を掲載しています。それは,上のタイトルの通り,教科書の全項目に合わせてテーマを網羅したからです。さらに,情報や環境などといった最新のテーマも扱っています。まさに“パーフェクト” を目指したのが,91 テーマとなる本書を作り上げた動機です。
 本書には様々な工夫がしてあります。第一に,これだけ多くの問題を扱っているにもかかわらず最短時間で終了させることができます。「すべての問題に丁寧な解説を!」をモットーに,難問はもちろん基本問題に至るまで,必ず解説をつけています。よって,教科書や用語集などを見なくても,解説をチェックしてどんどん次の問題に移っていくことができるのです。本書は,

≪ 教科書(参考書)+用語集+問題集の三位一体型 ≫

であるからこそ「完全版」なのです。
 第二に,すべての問題に制限時間と合格点の目安がついています。例えば,「8 / 10 点」の場合,10 問中8 問の正解が合格の目安です。これは上位レベルの大学を合格することを想定しています。ただし,問題によっては,ややハードルが高くなっています。1度目に解く際は,解答に時間がかかっても,合格点の目安を下回っても構いません。2度,3度と復習を重ねる中で解くスピードと正答率をアップしてください。そのハードルを越えた時,あなたの合格はぐっと身近になります。なお,原則として,配点は1問1点です。
 第三に,すべてのタイプの入試問題に対処できるように問題が選定されています。共通テストや中堅私大レベルを想定した基本問題を数多く盛り込みながら,難関私大向けにかなり細かな人名や事件を問う問題や国公立大の2次試験で出題されそうなテーマ史の問題も掲載しています。さらに,本書の7割以上は,いわゆる「完成・選択型問題」です。「完成・選択型問題」は解くのにそれ程の時間はかかりません。また,問題で問われた知識を確実に習得することで,正誤・論述型問題がたやすく解けるようになります。これが「完成・選択型問題」の強みです。
 最後に,本書は姉妹書『世界史B 一問一答【完全版】2nd edition』のすべての掲載問題に表示している重要頻度(1~3個の★マーク)に対応しています。例えば,「ディオクレティアヌス帝」が正解の場合,『一問一答』にある「ディオクレティアヌス帝」の重要頻度を掲載しています。「何を,どれだけ覚えればいいか」が視覚的にもわかります。まず,『一問一答』で知識をインプットし,実戦型問題集である本書でアウトプットすること。できなかった問題は,『一問一答』で再確認し,また本書に戻り,できるようになるまで,何度も往復してトレーニングすることをおすすめします。
 本書によって,みなさんの世界史の「本当の学力」がさらに増すことを願ってやみません。

 斎藤 整

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