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名人の授業


名人の授業シリーズ 吉野のパワーアップ古文 読解完成編

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本書は、前著『吉野のパワーアップ古文 読解入門編』の続編である。
『吉野のパワーアップ古文 読解入門編』では、数多くの例文を「古文読解のための5つのルール」を駆使しながら、トレーニングを積んで、読解のコツをマスターしてきた。だからおまえたちも、かなりの読解力が身についてきたと思う。ただ、「古文が読めるようになる」ことと「古文の問題が解けるようになる」ことは別の問題だ(とは言っても、土台となる読解力がついていないのに問題が解けるなんてことは絶対にないよ)。

前編『読解入門編』と同じく料理で例えさせてもらえば、おまえたちは前編で土台をきっちり築き、確実に料理の腕(読解力)を上げた。では本書、この続編では完成したいろいろなジャンルの料理を実際に食べながら、味の微調整をしていこうよ。なぜならお客様(大学側)はわがままだよ。いろいろな味(出題パターン)を要求してくるから。そのためにはどんなお客様が来ても瞬時に対応できる味覚(実力)をつけなくちゃいけない。仕上げとして俺はおまえたちに調理人ではなく、マニュアルやレシピに頼らない真の料理人になってほしいんだ。そのために俺も、門外不出の秘伝のダシの取り方(吉野流解答法)を本書で伝授するから、もう少しだけ頑張ってくれないか。

本編『読解完成編』では、前編よりもさらに読解力をパワーアップさせることは当然のこと、問題の解き方を徹底的にマスターしていく。とは言っても前編と同じで、何か特別なコツや魔法みたいなテクニックを教えるつもりはまったくない。だから先ほど、門外不出の秘伝のダシの取り方とは書いたが、実際にはそんなダシもソースもタレもないんだ。前から書かれてある通りに読み、心情や場面を理解し趣旨をつかみ、前後関係をきちんと把握し読解へのプロセスを重要視する。つまり、問題を解くための根拠は必ず文中にあるということを認識してもらう。答えの根拠となる部分を文脈(前後)から割り出し、ポイントを押さえながら答えを導いていく、その方法を徹底的に訓練する。さらに入試直結の即戦力ともなる古文常識・文学史も『読解入門編』同様、ページ数の許す限り書きあげたので参考にしてほしい。
それじゃあ、さっそく頑張って行こうぜ。おまえたちがこの本を使って、「古文って面白いや!」、そして「古文が解ける!」、さらには「第一志望校合格は古文が得意科目になったから」となることを心より願います。

仕事一本・夢一本・ロマン一筋 吉野敬介

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