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英検®2級 英単語フォースキルズ1800

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◆はじめに
 今日,国際共通語としての英語の重要性が高まり,英語学習は4技能を習得するのが前提条件となりつつあります。4技能とは,「読む(リーディング)」「書く(ライティング)」「聞く(リスニング)」「話す(スピーキング)」の4つの能力を指します。
 本書は,「英検2級」をはじめとするCEFR B1レベルの各種4技能試験に対応した「英語4技能単語集」です。「英検2級」は,英語で「読む(リーディング)」「書く(ライティング)」「聞く(リスニング)」「話す(スピーキング)」能力が問われる英語4技能試験です。この4技能をまんべんなく習得することが,高得点で「英検2級」に合格し,かつCSEスコアを高めるための最短ルートです。
 本書は,単語を1400語,イラスト描写表現を70題,質疑応答問題を33トピック(330回答分)掲載しました。「英検2級」の過去問題20年分で出現した単語を全て集計し,その中で出題頻度の高い単語を抽出しました。さらに英検以外の英語4技能試験にも通用する英語能力を身につけるため,CEFR をはじめ様々なコーパスとの整合性を徹底的に分析しました。

◆ CEFR とは
 CEFRとは,「外国語の学習・教授・評価のためのヨーロッパ言語共通参照枠(Common European Framework of Reference for Languages)」のことで,言語の枠や国境を越えて,外国語の運用能力を同一の基準で測ることができる国際標準となっています。CEFRは,学習者,教授する者および評価者が,外国語の熟達度を同一の基準で判断しながら,学び,教え,評価できるように開発されました。
 CEFRの等級は,A1,A2,B1,B2,C1,C2の6段階に分かれており,その言語を使って「具体的に何ができるか」という形で言語力を表す「can-do descriptor」を用いてわかりやすく示しています。
 コミュニケーションの状況や話題,人が行う行為,目的に関する分析の他,コミュニケーションに用いられる能力について等級別の解説も記載されています。そのため,単に言語の熟達度を示すことにとどまらず,教員研修や,教育課程の改革,教材開発等においてCEFRが今後ますます用いられていくと考えられます。
 CEFRは,欧州評議会(®Council of Europe)によって,20年以上にわたる研究と実証実験の末に開発され,2001年に公開されました。現在では38 言語で参照枠が提供されています。また,CEFR は言語資格を承認する根拠にもなるため,国境や言語の枠を越えて,教育や就労の流動性を促進することにも役立っています。

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