全国統一テスト企業案内採用情報サイトマップニュースリリース
東進ドットコムトップページ > センター試験解答速報2014 > 学習アドバイス
トップヘ戻る。 センター速報 学習アドバイス

センター試験の英語では、発音・アクセント・文法・語法・語彙・英作文・口語コミュニケーション・英文読解からなる6題の大問を、これまでに得た英語の知識・情報処理力・読解力を総動員し、得点につなげることが求められます。80分という制限時間内で、高得点を狙うには、基礎学力である語彙・文法を完全な知識として身につけ、読解力を鍛錬することが必要です。こうした力は一朝一夕につくものではなく、当然英語を日常生活の中で読み・書き・聞き・話す時間を出来る限り増やすことで総体的な英語の力を高め、さらに演習量を多く積むしか対策はありません。つまり、盤石な基礎力を身につけた上で、何度も予行演習を繰り返せば、本番で結果を出せるのがセンター試験なのです。次年度以降、問題構成が多少なりとも変更されても、どんな問題にも対応できる確実な力を養いましょう。以下、分野ごとの対策を参考にしてください。

(1)発音・アクセント
発音・アクセントはセンター試験の問題の中でも比較的正答率の低い大問です。この分野では発音・アクセントの規則やパターンなどを体得することが不可欠です。学習対策としては、英文を音読する習慣を大事にしましょう。英単語を暗記する際には音声教材を利用して、意味と一緒に正しい発音やアクセントを声に出して覚えるなどして、練習していきましょう。また、発音・アクセントに特化した市販の問題集を一冊解くのもよいでしょう。

(2)文法・語法・語彙
文法・語法・語彙については、英語の基礎学力を試す問題が万遍なく出題されます。対策が比較的おろそかになりがちなのが、単語・熟語・類語の用法など語彙や語法に関する分野です。センター試験では語彙に関する問題が文法と同程度かそれ以上の比重で出題されるという現状をしっかり認識して、日頃から語彙力・語法の強化に努めましょう。

(3)英作文
整序英作文では語法・文法・構文の知識を、問題を解く上で正しく運用する力が試されます。日頃から、主語・述語・修飾関係などの英文の構造に注意して学習し、標準レベルの例文を音読してしっかりと身につけましょう。またセンター試験の過去問などで問題形式に慣れておきましょう。

(4)口語コミュニケーション
会話問題では、会話の場面・話題・発言の意図・会話全体の流れなどを正確につかむことが求められます。実際の会話におけるコミュニケーション力の素地をつくることにも役立ちますので、会話でよく使われる基本的な応答表現や慣用表現の知識を日頃から増やしていきましょう。

(5)英文読解
センター試験で得点ができない大きな要因として、短い制限時間内で数多くの英文を読み解く力が求められることが挙げられます。センター試験の英文には難解な語彙や講文は出されませんが、速読速解力を高める訓練が必要です。語句や表現の意味が問われる問題では、文脈からその意味を推測する力が試されます。図表と説明文を結びつけて答える問題では、情報処理能力が求められます。長文読解問題では、パラグラフごとのテーマを把握し、その論理展開を見抜く力を養うことが大切です。
センター試験の過去問を始めとして、内容を理解した英文を音読することを習慣化し、英語を英語の語順で理解する力をつけることで大きく読解力が養われるでしょう。学力の伸びを確認するには、東進のセンター試験本番レベル模試を活用して、弱点とその補強に努めましょう。総体的な英語の力を高め、本番直前まで繰り返し演習量を積み、目標点に近付くよう継続して学習を進めていきましょう。

新形式の出題が見られるも、全体の傾向は変わらず 


大問数
減少 | 変化なし | 増加 
設問数
減少 | 変化なし | 増加 
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 

 大問6題からなる全体構成には変化なし。全体の語数も約4200語で昨年とほぼ同じ。
 第3問では新形式の出題が見られた。これまで「パラグラフ(段落)を完成させるために必要な英文(またはその一部)を選ぶ、挿入型の問題」(昨年の3C)が出題されていたが、今年は3Bで「パラグラフ(段落)のまとまりをよくするために取り除いた方がよい文を選ぶ、削除型の問題」が出題された。とはいえ、どちらもパラグラフの趣旨の理解を問う問題であることに変わりはない。
 その他、第2問Aで問8・9・10の空所が2箇所になった点や、第2問Cの選択肢が5つから6つに増えた点、第4問Aの設問数が1つ増えた点など、昨年と比較して形式面の小さな変化が見られた。
 配点は、第2問・第3問・第4問で、それぞれ数点の変動があったが、読解問題(第3問〜第6問)の配点が全体の7割以上を占める読解中心の出題である点は変わらない。第1問、第2問は、発音・語彙・文法・語法等の英語の基礎力を試す問題で、全体配点の 29.0% が与えられている。第3問〜第6問は、ディスカッション、広告文、説明文等のさまざまな文章を読んで解答する問題で、これらの読解問題が全体配点の 71.0% を占めている。
 それぞれの読解問題が、読解に必要な基本スキルを試す明確な出題意図を持っているので、タイプに応じた力を養っていこう。

年度

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2014

第1問

A

単語の発音

3

3

14

B

単語のアクセント

4

4

第2問

A

文法・語法・語彙

10

10

44

B

対話文

3

3

C

整序英作文

3

6

第3問

A

文脈による語句の意味推測

2

2

41

B

不要な文の選択

1

3

C

意見内容の要約

1

3

第4問

A

図表を使った説明文読解

4

4

35

B

説明文書などの読み取り

3

3

第5問

状況説明文に合うイラスト・英文選択

5

5

30

第6問

A

説明的文章の読解

5

5

36

B

1

4

2013

第1問

A

単語の発音

3

3

14

B

単語のアクセント

4

4

第2問

A

文法・語法・語彙

10

10

41

B

対話文

3

3

C

整序英作文

3

6

第3問

A

文脈による語句の意味推測

2

2

46

B

意見内容の要約

1

3

C

英文空所補充(文または文の一部を補充)

1

3

第4問

A

図表を使った説明文読解

3

3

33

B

説明文書などの読み取り

3

3

第5問

状況説明文に合うイラスト・英文選択

5

5

30

第6問

A

説明的文章の読解

5

5

36

B

1

5

2012

第1問

A

単語の発音

4

4

14

B

単語のアクセント

3

3

第2問

A

文法・語法・語彙

10

10

41

B

対話文

3

3

C

整序英作文

3

6

第3問

A

文脈による語句の意味推測

2

2

46

B

意見内容の要約

1

3

C

英文空所補充(文または文の一部を補充)

1

3

第4問

A

図表を使った説明文読解

3

3

33

B

説明文書などの読み取り

3

3

第5問

状況説明文に合うイラスト・英文選択

5

5

30

第6問

A

説明的文章の読解

5

5

36

B

1

4

2011

第1問

A

単語の発音

4

4

14

B

単語のアクセント

3

3

第2問

A

文法・語法・語彙

10

10

41

B

対話文

3

3

C

整序英作文

3

6

第3問

A

文脈による語句の意味推測

2

2

46

B

意見内容の要約

1

3

C

英文空所補充(文または文の一部を補充)

1

3

第4問

A

図表を使った説明文読解

3

3

33

B

説明文書などの読み取り

3

3

第5問

状況説明文に合うイラスト・英文選択

5

5

30

第6問

説明的文章の読解

6

6

36


過去の平均点の推移

2013 2012 2011 2010 2009
119.15点 124.15点 122.78点 118.14点 115.02点

新高2年生の皆さんにとって、センター試験の英語は未習の事柄も多く、難しく感じられるかもしれませんが、早い時期から正しい学習と演習量を積んでいけば、本番で高得点につなげることができます。英語を日常生活の中で読み・書き・聞き・話す時間を出来る限り増やすことで総体的な英語の力を高め、また1年生で学習した事項でまだ知識にあやふやなところがある場合はしっかりと復習することで少しずつ得点力がついてきます。センター試験レベルの語彙や英文法の学習を早めに一通り終え、二巡三巡と繰り返し基礎知識を盤石なものにしましょう。これから読解力を養成していく上で大きな力となります。以下、分野ごとの対策を参考にしてください。

(1)発音・アクセント
発音・アクセントについては、センター試験の問題の中でも比較的正答率の低い大問です。音声データを活用して,耳から覚えることを習慣化しましょう。また英単語を覚える際には、正しい発音やアクセントを声に出して覚えるなどして、1つずつ知識を増やしていきましょう。

(2)文法・語法・語彙
受験生になる前に、一通りの文法項目の学習を終え、二巡三巡と繰り返し知識を盤石にしましょう。曖昧な点があればその都度、参考書や辞書で調べ、知識をさらに確実なものにしましょう。語彙・語法については、問題演習を行いながら一つずつ知識を増やしていきましょう。どんな英文でも読みこなすためには語彙力の強化が欠かせません。日頃から継続的に学習していきましょう。

(3)英作文
整序英作文では語法・文法の知識を正しく運用する力が試されますので、日頃から主語・述語・修飾関係などの英文の構造を意識して英文を読むことが大切です。標準レベルの英文を、語句の繋がりを意識しながら、音読練習を行いましょう。

(4)口語コミュニケーション
会話問題では、会話の場面・話題・発言の意図・会話全体の流れなどを的確につかむことが求められます。センター試験では口語表現でも基本的なものが出題されますが、日頃からその知識量を増やして表現力を高めることが大切です。

(5)英文読解
センター試験で高得点がとれないことの大きな要因として、問題量が多いため時間切れになり、最後まで解答が続けられないことが挙げられます。標準レベルでも大量の英文を短時間で読むためには,語彙・語法・構文・文法といった基礎知識が必要不可欠です。基礎固めを行い、読解練習を重ねましょう。英語の語順で英文を理解できるよう、日頃から声に出す音読練習を行いましょう。初めは時間がかかっても構わないので,まずは正確に英文の内容を読めるようにし,徐々にスピードを挙げるようにしていきましょう。

年間4回のセンター試験高校生レベル模試の受験を活用して、力試しを行いましょう。センター試験の過去問を始めとして内容の理解した英文を音読することを習慣化し、英語を英語の語順で理解する力をつけることで大きく力が養われるでしょう。総体的な英語の力を高め、本番直前まで繰り返し演習量を積み、目標点に近付くよう継続して学習を進めていきましょう。

新形式の出題が見られるも、全体の傾向は変わらず 


大問数
減少 | 変化なし | 増加 
設問数
減少 | 変化なし | 増加 
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 

 大問6題からなる全体構成には変化なし。全体の語数も約4200語で昨年とほぼ同じ。
 第3問では新形式の出題が見られた。これまで「パラグラフ(段落)を完成させるために必要な英文(またはその一部)を選ぶ、挿入型の問題」(昨年の3C)が出題されていたが、今年は3Bで「パラグラフ(段落)のまとまりをよくするために取り除いた方がよい文を選ぶ、削除型の問題」が出題された。とはいえ、どちらもパラグラフの趣旨の理解を問う問題であることに変わりはない。
 その他、第2問Aで問8・9・10の空所が2箇所になった点や、第2問Cの選択肢が5つから6つに増えた点、第4問Aの設問数が1つ増えた点など、昨年と比較して形式面の小さな変化が見られた。
 配点は、第2問・第3問・第4問で、それぞれ数点の変動があったが、読解問題(第3問〜第6問)の配点が全体の7割以上を占める読解中心の出題である点は変わらない。第1問、第2問は、発音・語彙・文法・語法等の英語の基礎力を試す問題で、全体配点の 29.0% が与えられている。第3問〜第6問は、ディスカッション、広告文、説明文等のさまざまな文章を読んで解答する問題で、これらの読解問題が全体配点の 71.0% を占めている。
 それぞれの読解問題が、読解に必要な基本スキルを試す明確な出題意図を持っているので、タイプに応じた力を養っていこう。

年度

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2014

第1問

A

単語の発音

3

3

14

B

単語のアクセント

4

4

第2問

A

文法・語法・語彙

10

10

44

B

対話文

3

3

C

整序英作文

3

6

第3問

A

文脈による語句の意味推測

2

2

41

B

不要な文の選択

1

3

C

意見内容の要約

1

3

第4問

A

図表を使った説明文読解

4

4

35

B

説明文書などの読み取り

3

3

第5問

状況説明文に合うイラスト・英文選択

5

5

30

第6問

A

説明的文章の読解

5

5

36

B

1

4

2013

第1問

A

単語の発音

3

3

14

B

単語のアクセント

4

4

第2問

A

文法・語法・語彙

10

10

41

B

対話文

3

3

C

整序英作文

3

6

第3問

A

文脈による語句の意味推測

2

2

46

B

意見内容の要約

1

3

C

英文空所補充(文または文の一部を補充)

1

3

第4問

A

図表を使った説明文読解

3

3

33

B

説明文書などの読み取り

3

3

第5問

状況説明文に合うイラスト・英文選択

5

5

30

第6問

A

説明的文章の読解

5

5

36

B

1

5

2012

第1問

A

単語の発音

4

4

14

B

単語のアクセント

3

3

第2問

A

文法・語法・語彙

10

10

41

B

対話文

3

3

C

整序英作文

3

6

第3問

A

文脈による語句の意味推測

2

2

46

B

意見内容の要約

1

3

C

英文空所補充(文または文の一部を補充)

1

3

第4問

A

図表を使った説明文読解

3

3

33

B

説明文書などの読み取り

3

3

第5問

状況説明文に合うイラスト・英文選択

5

5

30

第6問

A

説明的文章の読解

5

5

36

B

1

4

2011

第1問

A

単語の発音

4

4

14

B

単語のアクセント

3

3

第2問

A

文法・語法・語彙

10

10

41

B

対話文

3

3

C

整序英作文

3

6

第3問

A

文脈による語句の意味推測

2

2

46

B

意見内容の要約

1

3

C

英文空所補充(文または文の一部を補充)

1

3

第4問

A

図表を使った説明文読解

3

3

33

B

説明文書などの読み取り

3

3

第5問

状況説明文に合うイラスト・英文選択

5

5

30

第6問

説明的文章の読解

6

6

36


過去の平均点の推移

2013 2012 2011 2010 2009
119.15点 124.15点 122.78点 118.14点 115.02点