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生物基礎
全体概観

大問数は3題、設問数は16問。基本的な知識を問う問題が出題された。 

大問数は3題だった。設問数は16問、マーク数は16であった。問題形式は空所補充、用語の組合せ、正誤判断が主体で、旧課程(生物T)から大きな変更はなかった。知識問題は、生物基礎の教科書の内容を押さえておけば解答できるものが大半であるが、誤りの選択肢の中には細かな知識を要求するものも散見された。 知識を用いた計算問題もあり、全問正答は難しかったと思われるが、全体としては標準的な問題であった。

年度

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2015

第1問

生物の特徴および遺伝子とそのはたらき

6

6

20

第2問

生物の体内環境の維持

5

5

15

第3問

生物の多様性と生態系

5

5

15

合計

16

16

50

設問別分析
【第1問】生物と遺伝子(生物の特徴、遺伝子とそのはたらき)
問1〜3は、真核生物、細胞小器官、同化の過程について基本的な知識を問う問題である。正しいものの組合せを選択するが、組合せに含まれる正解の数が一定ではなく過不足のないものを選ばなくてはならないため、ミスを誘発される。問4〜6は、ゲノムに関するやや細かい知識を必要とする。問6は、問題文にない遺伝子数を使って計算する必要がある。億の単位の割り算なので桁を間違える危険性がある。

【第2問】生物の体内環境の維持(肝臓のはたらき、免疫)
問1〜3は、肝臓のはたらきに関する基本的な問題である。問4・5は、リンパ球とアレルギーに関する知識問題で、正しい教科書の知識があれば解答できる。きちんと勉強を積んでいれば解答できる問題だった。

【第3問】生物の多様性と分布(バイオーム、生態系のエネルギーの流れ)
問1〜3は、バイオームに関するスタンダードな問題で、ひねりもなく素直な問題なので解答しやすかっただろう。問4は組合せの選択肢ではあるが、正しい知識があれば正答でき、問5もそれほど難しくはなかった。第3問は得点に大きな差は出なかっただろう。