東進SNS公式アカウント
永瀬昭幸 理事長インタビュー全国統一テスト企業案内サイトマップニュースリリース
数学オリンピック 生物学オリンピック 地理オリンピック 地学オリンピック
東進ドットコムトップページ > センター試験解答速報2016 > 学習アドバイス
トップヘ戻る。 センター速報 学習アドバイス

◆センター試験の基本は教科書
センター試験の「世界史B」では、大問ごとにまとまったあるテーマに沿ったリード文から出題されています。リード文には一見すると難解な内容が記述されていることもありますが、各問題文・選択肢は世界史上の出来事について教科書の内容から記述されています。つまり、授業をしっかりと受けて、内容を理解しておくことができれば容易に問題を解くことができるのです。

◆歴史の基本の流れを押さえ、基礎を固めよう
センター試験では幅広い地域・分野から出題されています。それぞれの地域・時代の基本事項を押さえることが学習の出発点となります。教科書をしっかりと読み、太字の部分を中心に歴史の大きな流れをつかみましょう。一度に全てを覚えようとするのは無理なので、何度も読み込んで知識を深めていきましょう。同時に資料集を利用して地理的な理解を含め、視覚的に捉えるとさらに効果的です。自分の頭の中に当時の様子がイメージできるようにしましょう。
単に語句を暗記するのではなく、歴史のタテ(時間的な前後関係)・ヨコ(同時代の出来事)の関係に注目して学習をすることが大切です。センター試験では同時代(世紀)の出来事について問う問題が複数ありますので、年表を読み世界全体の動きについて把握し、さらにノートに年表を作成してみましょう。また、周辺地域史や文化史のような教科書では簡潔に述べられている部分についての出題の可能性もあります。苦手意識を作らず、広い分野に関心を向けましょう。基本事項を1つ1つ確認し、そこから派生した学習を進めることで広い知識を得られ、その結果試験では高得点が期待できます。
普段から新聞・テレビ・インターネットなど各メディアのニュースを見て、世界の出来事について関心を持つようにしましょう。民族・地域紛争など過去の事件が原因であるものもあり、簡単に調べてみると世界史だけではなく社会・時事の勉強にもなります。「世界史B」は試験直前まで得点の伸びが期待できる科目です。継続して学習し、最後まで粘り強く取り組んでください。

◆問題演習の積み重ねが大切
センター試験の出題形式は正誤判定問題のほか、2つの文の正誤組合せ問題、年代整序問題、空欄に補充する適語の組合せ問題など様々な種類があり、選択肢は4つまたは6つです。一部教科書には記載のない事項や選択肢の紛らわしいものもありますが、他の選択肢についての理解があれば、消去法で正解にたどり着くことも可能です。問題に慣れておくためには過去問の演習を積極的に行うこと、さらには東進の「センター試験本番レベル模試」を継続して受験することが重要です。過去問や模擬試験を通して時間配分や問題を解く感覚をつかみ、本番に備えましょう。はじめのうちは思ったような得点が取れないと思いますが、結果だけにこだわらず、不正解の部分をしっかりと復習して苦手分野を1つずつ解消していきましょう。

文章選択が増加し、グラフ問題も13年ぶりに復活したが、出題形式の大枠に変化はなかった。 


大問数
減少 | 変化なし | 増加 
設問数
減少 | 変化なし | 増加 
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 

大問構成は4問。設問数は2005〜2015年に引き続いて各9問と例年通りであったが、グラフの読み取り問題が2003年以来久々に出題され、年表補充問題も2問中1問は年表の時代幅が17〜20世紀と大きく拡大された。またリード文中の空欄補充がなくなったが、その分、独立文中の空欄補充が昨年の2問から4問に増加し、正誤判定の文章選択問題は19問から21問に微増した。単なる語句選択問題は昨年と同様に出題されなかった。2文の正誤の組合せは最近4年間の問題数7問から5問に減少した。出題される時代は近現代史が全体としては昨年とほぼ同じ割合であるが、戦後史が2問から3問に増加した。また、リード文のテーマとの関連で、文化史の割合も昨年の6問から10問に増加した一方、昨年多く出された日本史関連の設問はほとんどなかった。昨年と同様に時代・地域混合の選択肢からなる設問も多く、解答番号9のような文化史における年代整序6択というやや難の問題もあるが、全体としては、地域・時代ともに幅広い基礎力が問われる標準的な問題となっている。

年度 

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2016

 

第1問

世界史上の宮廷や宮廷文化

9

9

25

第2問

ユネスコに登録された世界遺産

9

9

25

第3問

世界史上の戦争とその影響

9

9

25

第4問

世界史上の宗教と政治との関係

9

9

25

2015

 

第1問

世界史上の帝国の支配と影響

9

9

25

第2問

世界史上の港町

9

9

25

第3問

世界史上の軍隊

9

9

25

第4問

世界史上の遊戯やその伝播と受容

9

9

25

2014

 

第1問

世界史上の危機

9

9

25

第2問

世界史上の家族や社会集団

9

9

25

第3問

歴史上の国際関係

9

9

25

第4問

過去の認識のあり方

9

9

25

2013

 

第1問

世界史上の法をめぐる問題

9

9

25

第2問

世界史上の都市と経済

9

9

25

第3問

世界史上の宗教と政治の関係

9

9

25

第4問

世界史上の君主や王朝

9

9

25

過去の平均点の推移

2015 2014 2013 2012 2011
65.64点 68.38点 62.43点 60.93点 61.46点

◆センター試験の基本は教科書
センター試験の「世界史B」では、大問ごとにまとまったあるテーマに沿ったリード文から出題されています。リード文には一見すると難解な内容が記述されていることもありますが、各問題文・選択肢は世界史上の出来事について教科書の内容から記述されています。つまり、授業をしっかりと受けて、基礎を固めることができれば容易に問題を解くことができるのです。

◆世界・歴史に関するものに触れよう
世界史の学習を進めるにあたって、歴史を好きになる・興味を持つことが大切です。教科書や資料集に記載されているものについて、関連する書籍や映画などに触れてイメージを膨らませましょう。「どんな人物なのか」「どんな出来事なのか」と興味・関心を持って接することで世界史について知ることが楽しくなるはずです。単なる語句の暗記ではなく、地理的な理解を含め、広い視野に立って多角的に捉えるようにしましょう。
単に語句を暗記するのではなく、歴史のタテ(時間的な前後関係)・ヨコ(同時代の出来事)の関係に注目して学習をすることが大切です。センター試験では同時代(世紀)の出来事について問う問題が複数ありますので、年表を読み世界全体の動きについて把握し、さらにノートに年表を作成してみましょう。また、周辺地域史や文化史のような教科書では簡潔に述べられている部分についての出題の可能性もあります。苦手意識を作らず、広い分野に関心を向けましょう。基本事項を1つ1つ確認し、そこから派生した学習を進めることで広い知識が得られ、その結果試験では高得点が期待できます。
普段から新聞・テレビ・インターネットなど各メディアのニュースを見て、世界の出来事について関心を持つようにしましょう。現在の世界での事件の中には、過去の歴史が原因となっているものもあります。どうしてこうなったのか等について調べてみましょう。世界情勢について知ることは歴史だけでなく社会・時事の勉強にもなり、将来の役に立つことでしょう。

◆問題演習をしてみよう
センター試験の出題形式は正誤判定問題のほか、2つの文の正誤組合せ問題、年代整序問題、空欄に補充する適語の組合せ問題など様々な種類があり、選択肢は4つまたは6つです。一部教科書には記載のない事項や選択肢の紛らわしいものもありますが、他の選択肢についての理解があれば、消去法で正解にたどり着くことも可能です。このような問題に慣れておくために、すでに学習した分野を選んで過去問に挑戦してみましょう。はじめのうちは思ったような得点が取れないと思いますが、解答とともに解説をよく読み、しっかりと復習して苦手分野を1つずつ解消していきましょう。

文章選択が増加し、グラフ問題も13年ぶりに復活したが、出題形式の大枠に変化はなかった。 


大問数
減少 | 変化なし | 増加 
設問数
減少 | 変化なし | 増加 
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 

大問構成は4問。設問数は2005〜2015年に引き続いて各9問と例年通りであったが、グラフの読み取り問題が2003年以来久々に出題され、年表補充問題も2問中1問は年表の時代幅が17〜20世紀と大きく拡大された。またリード文中の空欄補充がなくなったが、その分、独立文中の空欄補充が昨年の2問から4問に増加し、正誤判定の文章選択問題は19問から21問に微増した。単なる語句選択問題は昨年と同様に出題されなかった。2文の正誤の組合せは最近4年間の問題数7問から5問に減少した。出題される時代は近現代史が全体としては昨年とほぼ同じ割合であるが、戦後史が2問から3問に増加した。また、リード文のテーマとの関連で、文化史の割合も昨年の6問から10問に増加した一方、昨年多く出された日本史関連の設問はほとんどなかった。昨年と同様に時代・地域混合の選択肢からなる設問も多く、解答番号9のような文化史における年代整序6択というやや難の問題もあるが、全体としては、地域・時代ともに幅広い基礎力が問われる標準的な問題となっている。

年度 

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2016

 

第1問

世界史上の宮廷や宮廷文化

9

9

25

第2問

ユネスコに登録された世界遺産

9

9

25

第3問

世界史上の戦争とその影響

9

9

25

第4問

世界史上の宗教と政治との関係

9

9

25

2015

 

第1問

世界史上の帝国の支配と影響

9

9

25

第2問

世界史上の港町

9

9

25

第3問

世界史上の軍隊

9

9

25

第4問

世界史上の遊戯やその伝播と受容

9

9

25

2014

 

第1問

世界史上の危機

9

9

25

第2問

世界史上の家族や社会集団

9

9

25

第3問

歴史上の国際関係

9

9

25

第4問

過去の認識のあり方

9

9

25

2013

 

第1問

世界史上の法をめぐる問題

9

9

25

第2問

世界史上の都市と経済

9

9

25

第3問

世界史上の宗教と政治の関係

9

9

25

第4問

世界史上の君主や王朝

9

9

25

過去の平均点の推移

2015 2014 2013 2012 2011
65.64点 68.38点 62.43点 60.93点 61.46点