大学入試センター試験

センター試験 1日目解答

地理歴史

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公民

現代社会 倫理 政治・経済 倫理、政治・経済

国語

国語 

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センター試験 2日目解答

理科1

物理基礎 化学基礎 生物基礎 地学基礎 

数学1

数学I 数学I・数学A 

数学2

数学II 数学II・数学B 

理科2

物理 化学 生物 地学 

全体概観

大問構成、設問数、マーク数はいずれも昨年と同じ。図表を使用した問題は7問で昨年より1問増加。 


大問数
減少 | 変化なし | 増加  
設問数
減少 | 変化なし | 増加  
マーク数
減少 | 変化なし | 増加  
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化  

出題形式としては、基礎的な設問も多いが、選択肢形式が複雑化し語群の組合せや、さらに二重の設問を組み合わせた問題が出題されています。第2問の問6の16などは、正規労働者、非正規労働者、失業者の表を、選択肢文内容から推測させる問題で表の深い読みが必要です。第2問の問7の17なども国家体制と政治体制を同時に問うています。普段から似た形式の類題に慣れて時間をとり過ぎない訓練が必要となります。

年度 第問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2019 第1問 地域経済統合 10 10 28
第2問 冷戦後の国際社会 8 8 24
第3問 基本的人権 8 8 24
第4問 地球環境問題 8 8 24
2018 第1問 政治・経済総合問題 10 10 28
第2問 冷戦 8 8 24
第3問 国際経済 8 8 24
第4問 労働 8 8 24
2017 第1問 民法の制定と変遷 10 10 28
第2問 国際関係(南北問題) 8 8 24
第3問 民主政治 8 8 24
第4問 貨幣 8 8 24
2016 第1問 国民国家の主権の変容 10 10 28
第2問 環境問題と企業・国民の意識改革 8 8 24
第3問 人権と行政組織 8 8 24
第4問 市場経済の欠陥を補う公的政策 8 8 24
2015 第1問 社会保障と税負担 10 10 28
第2問 各国の雇用問題 6 6 17
第3問 人権と行政組織 7 7 19
第4問 経済のグローバル化 7 7 19
第5問 グローバル社会と環境・人権・国際法 6 6 17

過去の平均点の推移

2018 2017 2016 2015 2014
56.39点 63.01点 59.97点 54.79点 53.85点

設問別分析

【第1問】地域経済統合

政治・経済の総合問題形式をとっていた。まず国内外の法規について、特別裁判所や条約の事例、外交に関する日本国憲法の規定などと、国際面では国連安全保障理事会の評決方法、国連海洋法条約、経済面ではGNP・GDPの定義、BRICSのGDPの推移、市場変化と需要供給曲線の動きなどと幅広く多岐にわたる設問であった。

【第2問】冷戦後の国際社会
冷戦終結後の世界情勢は、無秩序な混乱状態が激しくなっている。冷戦崩壊時のヨーロッパ情勢、世界に広がる内戦、安全保障機構としてのNATOの変化、各国の国家体制と政治体制、と最近30年間の歴史問題など。経済面では、銀行の信用創造の計算問題、為替レートの変動と物価変動、労働市場における格差問題が扱われていた。

【第3問】基本的人権
日本の安全保障、人身の自由、日本の社会保障、新しい人権、旧憲法と新憲法の比較、国会の権限、日本の地方自治における執行権と立法権について政治の役割を扱っている。

【第4問】地球環境問題
経済思想、経済主体の機能、外部不経済の事例、一般会計予算の収支の推移、市場と環境の関係、比較生産費説、コンパクトシティとふるさと納税、環境保全についての国際条約などを扱っていた。
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