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大学入試センター試験

センター試験 1日目解答

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センター試験 2日目解答

理科1

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理科2

物理 化学 生物 地学 

全体概観

マーク数はいずれも昨年と同じ。図表を使用した問題は7問で昨年と同じ。 


大問数
減少 | 変化なし | 増加  
設問数
減少 | 変化なし | 増加  
マーク数
減少 | 変化なし | 増加  
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化  

出題形式は従来とあまり変わらず、基本的な設問が多いが、設問形式がややひねった問題が見受けられた。たとえば、第2問設問6はGNP、GDPの計算表、第3問設問3の国際貿易の為替による決済図、設問5の日米の資金調達の比較といった問題である。また、設問8のODAの国際比較などの図表は、即答が出来ないものになっている。基本的な内容を問う設問にはなっているが、いずれの問題も単なる知識だけで解答を出すのは難しく、知識と知識を組み合わせて解答したり、論理的に思考することが求められている。

年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2020 第1問 政治・経済総合問題 10 10 28
第2問 国家の役割 8 8 24
第3問 今日の国際経済 8 8 24
第4問 民主主義と各制度 8 8 24
2019 第1問 地域経済統合 10 10 28
第2問 冷戦後の国際社会 8 8 24
第3問 基本的人権 8 8 24
第4問 地球環境問題 8 8 24
2018 第1問 政治・経済総合問題 10 10 28
第2問 冷戦 8 8 24
第3問 国際経済 8 8 24
第4問 労働 8 8 24
2017 第1問 民法の制定と変遷 10 10 28
第2問 国際関係(南北問題) 8 8 24
第3問 民主政治 8 8 24
第4問 貨幣 8 8 24
2016 第1問 国民国家の主権の変容 10 10 28
第2問 環境問題と企業・国民の意識改革 8 8 24
第3問 人権と行政組織 8 8 24
第4問 市場経済の欠陥を補う公的政策 8 8 24

過去の平均点の推移

2020 2019 2018 2017 2016
56.26点 56.24点 56.39点 63.01点 59.97点

設問別分析

【第1問】政治・経済総合問題
民主主義の平等概念、市場経済の事例、格差問題と労働法規、価格機構、地方自治と外国人の権利などについて問われている。問6のグラフ問題は、知識を問うような問題では無く、純粋なグラフ読み取りの問題である。問8の需要供給曲線の問題は、需給曲線の単なるシフトの問題と異なり、思考力を問う問題となっている。しかしながら、いずれの問題も基礎分野から出題されている。

【第2問】国家の役割
政治分野と経済分野から幅広く出題されている。社会保障制度の国内外の事例、外国人と政治のかかわり、財政と国家経済、地方自治などについて問われている。問3の資料問題は、頻出資料からの出題となっている。

【第3問】今日の国際経済
南北問題と国際機関、貿易取引の決済手段、地球環境問題と国際機関、各国のODAなどについて問われている。問3の為替取引は、やや珍しい問題であるが、論理的な思考を持って解けばおのずと解答を導くことができる。問8の資料問題は、頻出資料からの出題となっている。

【第4問】民主主義と各制度
民主主義の成立と各国の法制度、現代民主主義の特徴など基礎的なものが多い。問6のナチスについて問う問題はやや珍しい。大衆民主主義をテーマとしているのは、現代世界におけるポピュリズムの隆盛を背景にしていると考えられる。
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