模試とは解けるか解けないか試すもの
受験全般でうまくいったこと、思うようにいかなかったこと
志望校を東大理IIIに決めたのは高校3年の6月、部活を引退した直後でした。
それからは夏の模試を目標に弱点だった数学と理科を重点的に勉強。しかし夏の駿台で数学・理科ともに撃沈し、秋に向けてもこれらの勉強を続けようと決心。
9月、10月は体育祭、文化祭の準備があったため、勉強は全くしませんでした。今思えば、ここで行事に真剣に取り組んだことで、それ以降の受験勉強に切り換えることができたんだと思います。
秋の模試の判定は散々でしたが、理科に手応えを感じ、大きな自信になりました。
センター後の直前期はとにかく本番同様の演習を行い、その復習を徹底することで力をつけました。また試験の1週間前は知識を詰め込むよりも、簡単な問題を解いて自信をつけ、コンディショニングをしっかりすることの方が重要だと思います。
勉強法について教えてください
英 語
リスニング力は落ちやすい上、東大では得点が高いので、毎日15〜20分、自分の好きなバスケの試合の解説を聞いていました。
数 学
とにかく一度間違えた問題は次必ず解けるよう復習しました。新しい問題を多く解くよりも、同じ問題を繰り返し解き直しました。
化 学
苦手意識を持たず、好きになることが一番重要。
物 理
「基本法則に基づけば、解けない問題はない」ということを意識して繰り返し演習しました。
国 語
古文・漢文の文法に重点を置いて勉強しました。あとは問題演習で文章に慣れるようにしました。
東進ハイスクール東大特進コースについて
東大特進の講座で一番衝撃的だったのは
苑田先生の物理でした。先生の授業を受けて、今まで自分が基本だと思っていたのは実は本当の基礎ではないということがわかりました。
苑田先生のおっしゃる「基本」とは、物理の本質というべきもので、わからない問題があってもその「基本」に立ち戻ることで、解答を導き出すことができました。
また、
鎌田先生の化学では基本的な反応の仕組みを丁寧に教えて下さいます。それをきちんと理解することで、どんな反応が出題されても対応できる自信がつきました。
後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと
模試とは、そのような問題が本番で出た場合に解けるか解けないかを試すものです。だから点数が取れなかったとしても、しっかり復習してその問題が解けるようになれば判定がなんであろうと関係ありません。А判定とE判定でも、E判定の人がしっかり復習すればА判定の人となんら変わりありません。
また、高校は勉強するためだけの場所ではなく、行事などを楽しむ場所でもあり、友達と仲良く遊ぶ場所でもあります。私の知り合いで、学校行事を中途半端にして受かった人はほとんどいません。勉強にしろ、行事にしろ、大切なのはメリハリです。
最後に。あきらめたらそこで試合終了です。最後の最後まで自信を持って頑張って下さい!
お薦めの参考書・問題集
| 教科 |
出版社 |
参考書名 |
お勧めのポイントなど |
| 数 学 |
角川学芸出版 |
2008年度 鉄緑会
東大数学問題集 |
様々な解法が載っている上、科類別の目標点や問題を解くべき順番も書いてあり、使いやすい。 |
| 古 典 |
角川学芸出版 |
2008年度 鉄緑会
東大古典問題集 |
採点基準が明確に書かれており、解説がものすごく詳しい。一通りやれば十分な力がつく。 |
| 古 文 |
駿台文庫 |
古文解釈の方法 |
文法に関して語源なども含め、例題と一緒に分かりやすく解説してある。これで文法は完璧。 |
| 物 理 |
河合出版 |
理論物理への道標 |
発展的な内容について、高校生にも理解できるように書いてある。また、演習問題は良問揃い。 |
化 学 |
三省堂 |
化学I・IIの新研究 |
無機と有機に関する知識はこの一冊で完璧。化学受験の人は必ず持っておくべき参考書。 |
化 学 |
東大特進 |
テキスト |
受験生が手に入れることのできない昔の過去門の中から良問をたくさん載せてあり、近年の傾向等もまとめられている。 |