新高3生は、まずこの時期に今まで学習した範囲の復習を行っておきましょう。理系の場合、数学III・Cのベースとなる数学I・A、II・Bの範囲は抜けの無いように確認しておいてください。特に数学IIの指数・対数関数、三角関数は優先してしっかり復習しておくべきですね。それぞれはさほど難しくない分野ですが、数学III・Cではこれらが融合された問題がよく出題されます。その際、指数・対数関数、三角関数の理解が疎かであると太刀打ちできないのです。
入試で数学の必要な文系の場合も、既習分野の復習は必要です。基礎固めを効率的に行うには、東進の講座「高等学校対応数学」を活用することをおススメします。文系の場合は、数学I・Aの図形(三角比)、数学II・Bのベクトルでつまずいてしまう人が多いですね。春休み中に各分野の基礎項目を確認し、公式や定理の使い方を含めてイメージしておくことが大切です。
また、入試までの1年という期間を意識して、計画を立てておくことも重要です。理系の場合、夏休みが始まる前までには数学III・Cをひととおり終了させておき、夏休みからは過去問演習や問題演習に取り組めるようにしておきましょう。文系でセンター試験のみ数学が必要な人は、夏休みが始まるまでに基礎固めを完成させておき、夏からは実践演習を始めてセンター試験のマーク方式に慣れていくことが必要です。時間制限のある入試本番では、高い計算力と解答スピードも問われます。「高速基礎マスター講座」を有効活用して、今の時期から計算力を身につけておきましょう。
また「センター試験本番レベル模試」の復習はしっかり行ってください。どのようにしたら早く解答できるか、解法を自分なりに模索してスピードを追求しましょう。
苦手分野の克服方法としておススメするのは、苦手な図形や解法を実際に手で書いてみて、体に染みこませることです。数学に苦手意識を持っている人ほど、公式の理解に時間を費やすことよりも、公式の型を先に覚えてしまうことで解けるようになることもあるんですよ。
新高2生の場合も、この時期は既習範囲の復習が第一ですね。数学I・Aをしっかり理解しておかないと数学II・Bでつまずいてしまうので、特に二次関数、三角比は絶対押さえておきましょう。教科書を読み返して苦手な分野を把握し、例題・問題を徹底的に解いていきましょう。「高等学校対応数学」を活用して、基礎項目の取りこぼしがないようにしてください。
新高1生の場合は、中学で習った範囲の復習と並行して、先取り学習を行って高校でどのような内容を学習するのかを知っておくことも大切です。
また、数学の力を鍛えるために自分で公式集を作ることをおススメします。公式や証明、公式を使った問題例を1ページにまとめていくと、世界に一つの自分だけの参考書が出来上がります。公式を手で書くことでより頭に入りやすく、自分で作った参考書は愛着がわきますし、入試本番まで活用することもできますよ。
模試受験も今から習慣づけておきましょう。「大学合格基礎力判定テスト」※で基礎力を確認し、「高2トップレベル記述模試」「高1トップレベル記述模試」で記述力を伸ばしましょう。得点は二の次でも構いません。模試を受験する目的は、苦手分野を発見したり、時間の使い方を把握したりすることに加え、普段の学習では味わえない試験場の雰囲気に慣れておくことにもあります。