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番組の中で可愛さ№1と言えば、何といってもエルモです。最初に番組に登場したのは1979年でしたが、当初はさっぱり注目されませんでした。しかし、その約6年後、ケヴィン・クラッシュというマペティアが、このチビモンスターに命を吹き込んだのです。マペティアとは、人形を操る技術を持った職人であり、同時に声の演技を行うエンターテイナーでもあります。

それまでは、セサミストリートの中心と言えばビッグバードでした。しかし、番組開始以来、視聴者の年齢が少しずつ若くなり、6歳の設定のビッグバードは少しお兄さん格に見られるようになってきていました。そこで3歳半の年齢に設定されたエルモが登場し、幼い子どもたちが自分とエルモを重ね合わせて見られるようにしたのです。愛らしくて、おちゃめで、独特の笑い声のエルモの誕生によって、ビッグバードとエルモは番組の人気を二分するようになったのでした。

エルモの人気が認められ、1990年にマペティアのケヴィン・クラッシュは、テレビ番組のアカデミー賞といわれる「エミー賞」を受賞します。みんなをハッピーにする、エルモの純粋な笑い声やキュートな動き。それらは子どもたちのみならず、大人たちをも魅了したのでした。

さらに1998年からは、セサミストリートの一つのコーナーとして、「エルモズ・ワールド」がスタートします。エルモは、自分の知らないことは何でも”Why?”と聞くのがクセで、“Elmo want to play!”“(エルモ、遊びたい!)と言って遊び相手を探す彼の姿に、幼い子どもたちは、自分の仲間だと感じているようです。