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クッキーモンスターあらわる!

クッキーが大好きなブルーのもじゃもじゃモンスターと言えば? そう、クッキーモンスターです。もともとセサミストリートのメインキャラクターでなかった彼は、他の番組「エド・サリバンショー」の中で、機械を食べるモンスター(The Machine Eating Monster)と呼ばれていました。そんな彼がクッキー好きのキャラクターになったのは、初期のセサミストリートの中で賞品をかけて競うクイズショーのコーナーに出演した時のことです。彼は見事優勝したのですが、高価な賞品には目もくれず、「クッキー!」と大きな声で叫んだのです。それを見たスタッフは、このモンスターをクッキー好きのキャラクターに決定。以後、レギュラーとして出演することに。クッキーだけでなく、電話機や自動車まで食べてしまったこともある食欲はちょっと問題ですが、でも、とっても憎めないキャラクターなのです。

本当の名前は“クッキーモンスター”じゃない!?

2004年に放送された、「The First Time Me Eat Cookie(はじめてクッキーを食べた時)」という歌の中で、「僕の名前は“シド(Sid)”」と初めて明かしました。そして2010年のセサミ公式ツイートで「本当の名前は覚えてないや。多分、シドニー(Sidney)だったと思うよ」とツイート。およそ40年目にして、初めて本名(?)が明かされました。

クッキー好きもほどほどが大事?

2005年にセサミストリートが肥満に対する意識向上キャンペーンをした時のことです。いつもクッキーをガツガツ食べるクッキーモンスターの様子は、キャンペーン内容に反すると問題になりました。そこで、クッキーの食べっぷりは相変わらずだったものの、「クッキーはたまに食べるもの」と謳うように。すると今度は一部の親から、「クッキーモンスターを健康オタクにするな!」という反発の声があがったとか。いずれにしても、この番組の影響力がうかがい知れますね。もっとも、クッキーモンスターは歌の最後に「たまにってのは今のこと!」と歌いながらクッキーをバクバク食べます。とりあえずは一安心?

自分のことを“I”と言わないのは……

クッキーモンスターは、自分のことを何と呼んでいるでしょう。答えは、“Me”。ドスのきいた低い声ですが、実はクッキーモンスターはまだ子ども。自分のことを正しく“I”と言えずに、“Me”と言ってしまうんですね。でも、「クッキーはどこから来るの?」なんて、哲学的な質問もしたりするんですよ。

クッキーモンスターがSiriのCMに出演!?

iPhoneのハンズフリー機能SiriのCMに、クッキーモンスターが登場します。彼が”Hey! Siri.”と呼びかけると、クッキーの焼き時間を図るのに便利なタイマー機能や、音楽再生機能が簡単に使えることが紹介されます。声だけで反応するSiriのCMには、あまり手先が器用でなくて待つのも苦手なクッキーモンスターは、ぴったりですね。また、セサミストリートのキャラクターは世界中で親しまれているからこそ、世界中で親しまれているiPhoneのCMにも選ばれたということなんですね。(関連記事はこちら)

ちなみに、クッキーモンスターはBMWのCMにも登場しています。DTM(ドイツツーリング選手権)チャンピオンのマルコ・ウィットマン氏にクッキーならぬ“ドーナツ”ターンを何度も決められて困っている彼が見ものです。

(YouTubeより)