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40年以上におよぶセサミストリートの歴史の中には、数多くのスターたちが登場してきました。今回はそんな中からいくつかのエピソードをご紹介します。

Yはどこへ行ったの?

2003年にグラミー賞8部門を独占した歌手ノラ・ジョーンズは、2004年に登場。エルモを傍らに自らのヒット曲“Don't know why”の替え歌“Don't Know Y”を歌って、待ち合わせに現れなかった友だち、アルファベットのYのことを想います。“Yesterday”“Yogurt”など、Yのつく言葉を次々あげていって、Yがいない寂しさを情感たっぷりに歌い上げます。歌っている途中にエルモが何かに気づいて…。

(YouTubeより)

私の本当にやりたい役は…。

『レオン』『スター・ウォーズ』で有名な女優、ナタリー・ポートマンは、2003年のエピソードでエルモと演劇ごっこ「お姫様と象」ごっこをして遊びます。当然のようにお姫様になるナタリー。ところが「私の本当にやりたい役は象なの」といって、象のコスチュームを着て再登場。象の鳴き真似もするノリノリぶりです。でも、エルモも象がやりたい。そこで二人がとった策は…。

(YouTubeより)

このように数多くのスターが登場するのがセサミストリートです。彼女たちも本当に楽しそうに歌っているのが画面から見て取れます。もしかしたら、セサミストリートを観ていた子どもの頃の気持ちに戻っているのかもしれませんね。
また、ちゃんと教育番組になっているのも、さすがセサミストリートです。ノラ・ジョーンズの時はアルファベットの勉強。ナタリー・ポートマンの時は、○○だから○○はお姫様の役だと決めつけてしまうことの問題を、楽しい映像の中でさりげなく教えてくれています。

登場したスターは本当に多数でとても紹介しきれないのですが、その中からさらにいくつか。

若かりし頃のマイケルも登場!

2009年に亡くなった伝説のスター、マイケル・ジャクソンは、1978年のクリスマススペシャルに登場。本を読みながらセサミストリートを歩くマイケル。オスカーに話しかけられて…。まだアフロヘアのマイケルが初々しいです。

(YouTubeより)

世界のオザワはマペット相手に…。

日本人ではあの「世界のオザワ」小沢征爾が1988年に出演。マペット楽団に指揮棒を振るいます。 真剣にタクトを振る姿は一見の価値ありです。

(YouTubeより)

また、芸能人以外にもコフィ・アナン元国連事務総長、「世界で2番目に月に降り立った男」バズ・オルドリン元宇宙飛行士など、様々な人たちがセサミストリートには登場してきました。 小さい子ども達にとっては、彼らが何をした人なのか、わからないことも多いかもしれません。でもいつか色々なことを学んでいく中で、彼らと「再会」することもあるでしょう。そのときには世界の多才な人たちが、皆自分たちの先生であり友だちであることを感じるのではないでしょうか。これもセサミストリートが教えてくれる重要なことのひとつです。