共通テスト 1日目解答

地理歴史

9:30-11:40

公民

9:30-11:40

国語

13:00-14:20

英語

15:10-18:10

共通テスト 2日目解答

理科①

9:30-10:30

数学①

11:20-12:30

数学②

13:50-14:50

理科②

15:40-17:50

地理歴史 地理B

全体概観

用語や地名の知識を問う設問は少なく、理論的な考察力や、多面的な理解が求められた。米国大統領選を題材にした出題も。

大問数
減少 -1 | 変化なし | 増加
設問数
減少 -5 | 変化なし | 増加
マーク数
減少 -3 | 変化なし | 増加
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化
分量
試行問題と同程度。大問5題、設問30・マーク数32。
センター試験に比べマーク数は3つ減っているが、設問の文章量や図版が多いため問題のページ数は同程度であり、全体のボリューム感に変化はない。

出題形式
組合せ式の問題が20題あり、センター試験時代に比べて割合が非常に高まった。そのうち2題は試行調査でも出題された8択式であった。一方、文章の正誤を判定する4択式の問題は大きく減少している。
第4問に、センター試験では避けられていた設問間で内容が関連する出題(⑴での正解・不正解が⑵に影響する)があった。
センター試験同様に図版を多用し(図25、表5、写真2、「資料」※5)地理的な考え方や理解を問う問題が中心である。
※図表・写真や短文などを組み合わせた複合的な図版

出題内容
各大問の分野構成は試行調査と同様であり、旧センター試験の構成のうち「比較地誌」に相当する大問が抜けた形である。
第1問
A(気候と自然災害)、B(山岳の自然環境)に分かれて出題された。
問1では仮想大陸が扱われ、比較の技能が問われた。
第2問
広く「産業」がテーマとなった。問3では仮想地域の工場立地が問われたが、試行調査の類題である。
第3問
旧センター試験では「都市・村落と生活文化」に関する大問が置かれていたが、この共通テストでは「都市と人口」が扱われた。
第4問
「アメリカ合衆国」について、A、Bに分けた出題となった。
問6では過去の大統領選挙における州別の共和党・民主党の選挙人獲得数のデータが題材となった。
第5問
旧センター試験の第6問と同様の「地域調査」に関する出題であった。
題材となった京都府に関する知識ではなく、図版・資料の読み取りが鍵となる。

 
第1問 第2問 第3問 第4問 第5問
世界の自然環境 産業 都市と人口 アメリカ合衆国 地域調査(京都府宮津市)
 
年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2021 第1問 世界の自然環境 6 7 20
第2問 産業 6 6 20
第3問 都市と人口 6 6 20
第4問 アメリカ合衆国 6 7 20
第5問 地域調査(京都府宮津市) 6 6 20

2020年以前はセンター試験
 
年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2020 第1問 世界の自然環境と自然災害 6 6 17
第2問 資源と産業 6 6 17
第3問 都市と村落 6 6 17
第4問 東南アジアとオセアニア 6 6 17
第5問 中国とブラジル 5 5 14
第6問 地域調査(山梨県甲府盆地とその周辺地域) 6 6 18
2019 第1問 世界の自然環境と自然災害 6 6 17
第2問 資源と産業 6 6 17
第3問 都市と村落,生活文化 6 6 17
第4問 地中海沿岸地域 6 6 17
第5問 ウクライナとウズベキスタン 5 5 14
第6問 地域調査(宮崎市) 6 6 18
2018 第1問 世界の自然環境と自然災害 6 6 17
第2問 資源と産業 6 6 17
第3問 生活文化と都市 6 6 17
第4問 西アジアとその周辺地域 6 6 17
第5問 北欧3カ国(ノルウェー、スウェーデン、フィンランド)の比較 5 5 14
第6問 地域調査(岐阜県高山市) 6 6 18
2017 第1問 世界の自然環境と自然災害 6 6 17
第2問 資源と産業 6 6 17
第3問 都市・村落と生活文化 5 5 15
第4問 中国 6 6 17
第5問 スペインとドイツ 5 5 14
第6問 地域調査(長崎県壱岐島) 7 7 20

【参考】過去の平均点の推移

2020 2019 2018 2017 2016 2015
66.35 62.0 68.0 62.3 60.1 58.6