共通テスト 1日目解答

地理歴史

9:30-11:40

公民

9:30-11:40

国語

13:00-14:20

英語

15:10-18:10

共通テスト 2日目解答

理科①

9:30-10:30

数学①

11:20-12:30

数学②

13:50-14:50

理科②

15:40-17:50

数学
      

全体概観

■大学入学共通テストでは数学平均点がⅠA・ⅡB 共に上昇

数学ⅠAの平均点は57.68点(昨年+5.8点)、数学ⅡBで59.93点(昨年+10.9点)となり平均点は問題の難易度が高まったのに対して昨年と比べて高まっている。 (また2013年以来、8年振りに数学ⅡBが数学ⅠAの平均点を上回った。)

■共通テストの出題の特長:択一式の問題が増加したこと

問題の難易度に比して平均点が高まり、数学ⅠAと数学ⅡBでの平均点の逆転を招いた要因に、択一式での出題の増加によって、得点の底上げがされていることがある。

  1. 必答問題(大問1&2)で択一式がどの程度の配点を占めるか数学ⅠA、数学ⅡBそれぞれを見ると、数学ⅠAでは34点(昨対+13点)、数学ⅡBでは21点(昨対+19点)と、択一式で回答する設問の配点が、大きく上昇していることが分かる。
    (必答問題での問題数は数学ⅠAで15問(昨対+7問)、数学ⅡB11問(昨対+10問)といずれも割合が増えている)
  2. 選択問題(大問3~5)での択一式問題での配点は数学ⅠAで最も一般的な大問3・4選択で8点(昨対+4点)、数学ⅡBで最も一般的な大問4・5選択で10点(昨対+8点)と共に択一式での回答が増加している。

特に数学ⅡBについて、昨年ほぼ見られなかった択一式の問題が顕著に増加したことで得点が底上げされた。

※数学ⅡBは選択問題内での出題範囲に20年と21年でずれがあるため、20年センター試験の大問3→4、大問4→5、大問5→3と読み替えて記載

①配点ベース択一式の割合

②問題数ベース択一式の割合

全体概観

■大学入学共通テストでは数学平均点がⅠA・ⅡB 共に上昇

数学ⅠAの平均点は57.68点(昨年+5.8点)、数学ⅡBで59.93点(昨年+10.9点)となり平均点は問題の難易度が高まったのに対して昨年と比べて高まっている。 (また2013年以来、8年振りに数学ⅡBが数学ⅠAの平均点を上回った。)

■共通テストの出題の特長:択一式の問題が増加したこと

問題の難易度に比して平均点が高まり、数学ⅠAと数学ⅡBでの平均点の逆転を招いた要因に、択一式での出題の増加によって、得点の底上げがされていることがある。

  1. 必答問題(大問1&2)で択一式がどの程度の配点を占めるか数学ⅠA、数学ⅡBそれぞれを見ると、数学ⅠAでは34点(昨対+13点)、数学ⅡBでは21点(昨対+19点)と、択一式で回答する設問の配点が、大きく上昇していることが分かる。
    (必答問題での問題数は数学ⅠAで15問(昨対+7問)、数学ⅡB11問(昨対+10問)といずれも割合が増えている)
  2. 選択問題(大問3~5)での択一式問題での配点は数学ⅠAで最も一般的な大問3・4選択で8点(昨対+4点)、数学ⅡBで最も一般的な大問4・5選択で10点(昨対+8点)と共に択一式での回答が増加している。

特に数学ⅡBについて、昨年ほぼ見られなかった択一式の問題が顕著に増加したことで得点が底上げされた。

※数学ⅡBは選択問題内での出題範囲に20年と21年でずれがあるため、20年センター試験の大問3→4、大問4→5、大問5→3と読み替えて記載

①配点ベース択一式の割合

②問題数ベース択一式の割合

数学① 数学ⅠA

全体概観

試行調査と同様の会話文の問題が1題+α出題されたほか、陸上の短距離走に関する2次関数の問題が出題された。試験時間は60分から70分になったが、ページ数が7~8ページ増えたため、時間的な余裕はなかったであろう。

大問数
減少 | 変化なし | 増加
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化
必答問題が2題と、選択問題3題から2題の選択、合計4題を解答する形は、昨年までのセンター試験と同様であった。
第1問〔1〕は「2次方程式」の解について、具体的な解を求めたり、解の公式を利用し、有理数解をもつ条件を会話文をヒントに考えたりする問題であった。第1問〔2〕「図形と計量」は、三角形の外部に正方形を3つくっつけた形の六角形を利用した問題であり、面積や外接円の半径の大小関係を問うている。第2問〔1〕「2次関数」では、陸上競技におけるピッチ、ストライドの関係を分析し、より速く走るための方法を考察する。第2問〔2〕「データの分析」は、3つの産業の就業者数に関する問題で、箱ひげ図、ヒストグラム、散布図を読み解く。
第3問「場合の数と確率」は、複数の箱からくじを引く試行に関する条件付き確率の問題である。中盤からは太郎と花子、2人の生徒の会話に沿う形での出題となり、試行調査の出題形式を踏襲している。第4問「整数の性質」は、動点の移動に関して不定方程式の整数解から考察する問題である。第5問「図形の性質」では、図形の内接円、外接円に関する問題が出題された。
試験時間は60分から70分になったが、ページ数が7~8ページ増え、多くの受験生にとって時間的な余裕はなかったものと思われる。
年度 大問 出題分野 配点
2021 第1問 [1] 数と式 30
[2] 図形と計量
第2問 [1] 2次関数 30
[2] データの分析
第3問 2問選択 場合の数と確率 20
第4問 整数の性質 20
第5問 図形の性質 20
2020年以前はセンター試験
年度 大問 出題分野 配点
2020 第1問 [1] 2次不等式 30
[2] 集合と命題
[3] 2次関数
第2問 [1] 図形と計量 30
[2] データの分析
第3問 2問選択 [1] 場合の数と確率 20
[2] 場合の数と確率
第4問 整数の性質 20
第5問 図形の性質 20
2019 第1問 [1] 数と式 30
[2] 集合と命題
[3] 2次関数
第2問 [1] 図形と計量 30
[2] データの分析
第3問 2問選択 場合の数と確率 20
第4問 整数の性質 20
第5問 図形の性質 20
2018 第1問 [1] 数と式 30
[2] 集合と命題
[3] 2次関数
第2問 [1] 図形と計量 30
[2] データの分析
第3問 2問選択 場合の数と確率 20
第4問 整数の性質 20
第5問 図形の性質 20
2017 第1問 [1] 数と式 30
[2] 集合と命題
[3] 2次関数
第2問 [1] 図形と計量 30
[2] データの分析
第3問 2問選択 場合の数と確率 20
第4問 整数の性質 20
第5問 図形の性質 20

【参考】過去の平均点の推移

2020 2019 2018 2017 2016 2015
51.88 59.7 61.9 61.1 55.3 61.3