>
>
学習アドバイス
  • 東進タイムズ 2019年8月01号

8月の学習アドバイス

バックナンバー:

絞り込み検索:

英語 大岩 秀樹

先生の情熱あふれる授業は、英語アレルギーの生徒でさえ英語好きに変え、英語を得意科目にしてくれる。また、『英文をカタマリで読み解く』『本物の基礎力にこだわった明るく楽しい』授業は、幅広いレベルの受験生から大好評! 「知らず知らずのうちにどんな問題にも通用する本物の力が身につく!」と評判の気鋭の講師。

これから先は「実戦対策」過去問演習で戦略を練ろう

受験までいよいよ半年です。これからは、一人ひとり合格までのストーリーが異なってきます。君なりの戦略をしっかりと練ることが重要です。

過去問演習には取り組み始めているでしょうか。志望校の過去問を一つも解いたことがないという人は、すぐにまず3年分をやってみること。「具体的な出題傾向をつかむ」ため、そして、「自分に足りないところを見極める」ために過去問演習は欠かせません。

大学の出題傾向によって強化すべきポイントは変わってきます。文法問題が多いとか、長文に内容一致問題が出るとか、毎年自然科学にちなんだ長文が出てくるなど、過去問を研究するとその大学の特徴が見えてきます。

成績が伸び悩んでいる場合は、特に細部ばかりにこだわっている可能性が高いです。「全体像をおさえる」ことを常に意識してください。これからの時期は、文法や単語でわからない箇所が出てきたら、勉強と勉強の間のスキマ時間を活用して穴を埋めていくようにしましょう。単語の暗記や文法の確認など短時間で行うものと、長文など長時間を費やすものとを見極めて、きちんと時間を活用していくことも大切です。

仕上げに、得点を確実に取るための戦略が必要です。問題を解くときには、「時間配分」や「問題を解く順番」を考慮してください。例えば、長文が得意だから先にやってしまうとか、整序作文は苦手で時間がかかるから最後に回すとか、自分が一番得点できる戦略を立てて取り組むことが大切です。自分が勉強してきた分野において最大限の得点を取ることが入試本番で合否を分けます。また記述式の問題が出題される場合には専用の対策が必要です。自分の書いた答案を客観的に採点してくれる東進の「記述型答案練習講座」を活用し添削指導を受けましょう。

<以下WEB限定>

夏休み中に、モチベーションを維持させるためにも、1科目に長時間費やすのではなく時間を決めて短く区切り、毎日全科目に触れるように学習することをおススメします。例えば英数理の3科目であれば、「英・数・理を3時間ずつ」よりは、「英・数・理を1時間ずつを3回繰り返す」の方が、中だるみせず学習できると思います。「この1時間ではこの部分を進める」という明確な目標も立てやすくなりますよ。

難関大を目指すなら、今から計画的な学習を

志望校や将来の夢がすでに決まっているのであれば、高2生・高1生でも取り組むべきことは明確です。難関国公立を目指すのであれば、5教科7科目を高3の1年間だけで完成させることはかなり厳しいです。しかし、高1から計画的に5教科7科目の学習を進めていけば、高3で受験生としての好スタートが切れます。

まずは「受験の英語の基礎」である単語、熟語、文法をしっかりやっておきましょう。特に単語・熟語は1日10個ずつでもいいから覚えていくこと。東進生は「高速マスター基礎力養成講座」の活用がおススメです。

2020年度の大学入試改革では英語の試験が変わります。要求されるのは「英語運用能力」。つまり読む速度を上げ、単語・熟語、基本的な文法などを「修得」ではなく「習熟・熟練」まで仕上げていくことです。そのためには、とにかく繰り返し音読。そして、今やっていることは、極力前倒しで終わらせましょう。4技能の修得は、将来間違いなく役に立つはずです。そのために、意識して英語の「音」に触れていきましょう。ラジオで英語ニュースを聴く、音声をスマホにダウンロードして移動中に聴くなど、スキマ時間を上手く活用したいですね。時間を効率よく使う能力は受験のみならず、社会に出てからも役に立ちます。東進生はテキストの音声をダウンロードして、長文の復習に役立ててください。復習を重ねるうちに、英語を英語のまま聴きとれる耳が養われていきますよ。

これからは外部試験のスピーキングも評価されます。スピーキングは基本的にライティングやリーディングより語彙レベルが低い。試験では基礎語彙の運用能力が重視されるので、まずはハイレベルな単語よりも、何回も聞いた単語をサッと使えることが大事です。

<以下WEB限定>

高3生になると、今より時間に余裕がなくなるでしょう。高2生・高1生のうちに、世の中にはどのような職業があるのかを調べておくこともおススメします。

また、やや難易度が高いですが、自分の興味のある話題やニュースを海外のサイトで見てみるのもおもしろいでしょう。海外の視点で書かれているので、日本のニュースでは触れられていない部分が掲載されていることもあり、新しい視点を得るのにも役立つかもしれません。最近ではスマホにも英語の辞書機能があって読みやすいです。ぜひ、挑戦してみてください。

数学 原田 知也

一つの問題を解きながらほかの問題への繋がりや関連を広げることで、数学のおもしろさや全体像に迫る。入試において合否を分ける方針の立て方や時間配分についても、”易から難へ”を常に意識した授業で、解くスピードと得点力を徐々に育成。明快な授業と爽やかな人柄が、生徒の熱い支持を得ている。

総復習の後は徹底演習!

総復習を最優先に行いましょう。教科書などを活用し、ひととおり目を通してください。おそらく、知識があいまいな分野や公式がたくさん見つかるでしょう。そうした分野から復習していき、どの分野でもまんべんなく点数が取れるようになるまで、演習を重ねることが大切です。

時間をかけすぎず、総復習を終えたらすぐに過去問演習に取り組んでください。センター試験の形式に早く慣れることが大切です。センター試験の数学は、試験時間に対して問題数が多く、時間内に素早く問題を処理する能力が問われます。問題を見て反射的に解けるくらいでないと、完答することは恐らく難しいでしょう。問題によってアプローチの仕方はいろいろありますが、その中でも最短時間で正解を導く方法があるはずです。実際に時間を計って解き、反射的に手が動くようになるまで問題演習を重ねて、答えを出すために最善の方法を追求しましょう。

<以下WEB限定>

「センター試験本番レベル模試」や「旧帝大本番レベル模試」など、実践レベルの模試も定期的に実施されているので、どんどん受けましょう。判定を目的に受ける人もいると思いますが、普段と違った環境の中では本来の力がなかなか出せないことがあります。場慣れする意味でも、自分の志望する大学はもちろん、傾向が近い大学の模試を受けてみるのも手です。

夏は総復習!手を動かそう

夏はこれまでの学習範囲を総復習するいい機会です。問題を見たら、解法がすぐに頭の中で再現できるようになるまで、実際に手を動かしてノートに書いて復習することをおススメします。自分の手を動かして何度も書くことで、理解も深まり内容も頭に入っていきます。

「大学入学共通テスト」で出題の形式は変わっても、出題される範囲は変わりません。「2次関数」や「2次方程式」は数学全体の基礎となるので、しっかりおさえてください。高1生は「2次不等式」、高2生は「場合の数・確率」が苦手な人が多いので、これらの分野に穴を作らないようにしておきましょう。

また、志望校を決定していない人は、まずは「自分の好きなもの」や「少しでも興味のあるもの」を調べてみましょう。そこからさらに広げていろいろな大学の学部や学科を調べていくことで、自ずと志望校も固まり、勉強の方向づけもできていくはずです。

<以下WEB限定>

今、数学に対して苦手意識を持ってしまっている人もいるでしょう。いきなり「楽しんで」と言っても難しいもの。まずは、簡単な問題を繰り返し練習して、自信をつけていきましょう。とりあえず、解答を理解するより、慣れる。練習しているうちにわかってくることもあります。まねをする、何度もやる。実際、大学で学ぶ数学もこれに近いものがあります。慣れることから始めて、得点が上がっていけば楽しくなってくるはずです。

古文・漢文 三羽 邦美

縦横無尽な知識を駆使し、ゆったりと悠久の世界に誘う独特のストーリー授業が、根強い支持を集める、受験古典界の重鎮。正攻法でありながら歴史的背景を交えた奥深い授業内容に、「古典食わず嫌い」の受験生もグングン引き込まれ、短期間で確実に合格レベルの実力が身につく。

徹底的に土台を固めよう

夏の間の勉強は、古文単語・古典文法や漢文の句法を再度徹底的に頭に入れることを第一に考えましょう。古文・漢文は読解力の土台になる知識の量が勝負の科目です。夏休みの終わりまでに知識面での土台作りがしっかりできていれば、9月以降は実戦的な問題演習にスムーズに移行できますからね。

古文・漢文は「やらなければいけないこと」が決まっている科目です。その土台を固めなければ、過去問の演習もただやっているだけになってしまいます。

また、模試は必ず受けてください。毎回受けて、合格のために必要なレベルに対してどのくらい力が足りないのかということを認識し、学習計画を微調整しながら進んでいくことが大切です。特に「センター試験本番レベル模試」では時間配分の訓練も心掛けましょう。時間配分のミスで点が取れていない人がかなりいるように見受けられます。

<以下WEB限定>

スピーディーにこなす時間配分の訓練を!

過去問演習これまでもある程度やってきていると思いますが、何となく数をこなしているのではダメで、制限時間を守り、たとえばセンター試験なら、現(評論)・現(小説)・古・漢をいかに80分の中で時間配分してスピーディーに解くかを訓練することが大切です。しっかり正答できればギリギリ80分でもいいわけですが、自信がない設問や後まわしにした設問を振り返る時間の余裕も必要なんですから。漢→古→評論→小説がベスト、とか、評論→小説→漢→古がベストとか、自分が最もうまく時間配分できるやり方を固めておきたいものです。もっとも、現実には、配られた問題を見渡してイケそうなものからという判断になりますが……。

私立大は各大学でかなり出題の雰囲気、傾向が違いますから、志望校ごとの過去問演習が必要です。国公立大では、とにかく記述の訓練が必須です。大学によって解答欄の大きさ一つとってもかなり雰囲気が違います。設問の求めている適切な解答の作り方をしっかり点検しておきましょう。

早期の土台作りで力をつけよう

高2生・高1生は受験に向けた土台作りの第一歩のつもりで、夏休みは「助動詞を完璧にしよう」「単語集を始めよう」など自分なりの目標を決めて取り組みましょう。

重要事項を頭に入れるためには、繰り返しやることがベストの方法ですから、早く始めればその分だけ有利です。焦らず着実なペースで進めて、高3になるまでに古典文法や漢文の句法の土台ができていれば、より実践的な早く問題演習の段階に入れます。

大学受験に必要な知識は、3年間の学校の授業で学習するはずなのですが、いざ入試問題を解いてみると解けないことが多いのが現実です。現代文に比べると、「何について問われているか」が見えやすく、「何をどれくらい勉強すればいいか」の重要ポイントがわかりやすい科目です。できるだけ早い時期から、「受験のための古文・漢文」の意識を持った対策をとることが大切です。

<以下WEB限定>

また、夏休みのように少し時間があるときに読書やDVDなどで古文・漢文の世界に親しむのもいいと思います。古典のマンガ化(源氏物語の講談社漫画文庫『あさきゆめみし』(大和和紀)や中公文庫『マンガの日本古典』のようなマンガの古典全集も出ていますし、漢文では講談社学術文庫『論語物語』(下村湖人)や、講談社文庫の『小説十八史略』(陳舜臣)なんかもおもしろいですよ。

生物 緒方 隼平

学生時代から努力と経験を重ね続けてきた気鋭の講師。生物学は現在の自然現象を基盤に進化の可能性を探求する学問であると解し、常に生徒に考えさせることを追求する。暗記と無縁の講義は、いわばリスナー参加型の一つの物語となるだろう。

教科書を制する者は受験を制す!

過去問は本番を想定し、試験時間と同じ時間で解答してください。皆さんは入試本番で、”問題”だけでなく、”時間”とも戦う必要があります。したがって、問題を解き始める前に大問ごとの時間配分を設定し、解答する順番を決めましょう。”どの大問から解答するのか”という判断はとても重要です。そして、問題を解いた後は必ず復習を。

”その問題が解けるようになること”ではなく、その問題を通して”他の問題も解けるようになること”を目標としてください。

また、模試を有効に活用しましょう。東進模試は、分野ごとの習熟度を測るうえでもとても有効です。模試や過去問演習を通して、分野ごとの習熟度を確認し、十分な点数が取れなかった分野は、「教科書」に戻って復習しましょう。教科書の内容が理解できていれば、確実に合格点を取ることができます。教科書を制する者は、受験を制します。

<以下WEB限定>

夏休みももう少しで半分を終えようとしています。みなさん、勉強は捗っていますか?残りの期間、あと少しだけ踏ん張りましょうね。今回は、入試範囲をまだ修了していない生徒と、すでに修了している生徒に分けて、今後の学習の指針を伝えます。

入試範囲をまだ修了していない生徒は、「教科書」を用いて,全分野の学習を修了しましょう。学習方法としては、①太字で書かれている重要な用語を覚え、②その前後を熟読して、③用語の意味やしくみを理解してください。慌てる必要はありません。過去問の演習も全分野の学習が終わってからで十分に間に合います。今は、重要な単語を正確に覚え、正確に理解することだけ考えてください。今後の成績の飛躍的な向上は、今の学習に懸かっています。土台がしっかりと構築できていれば、その先の発展的な内容はいくらでも積み上げることが可能です。今後を見据え、今はしっかりとした土台の構築に努めましょう。

一方、入試範囲をすでに修了している生徒も、もう一度「教科書」を復習してください。学習方法としては、①太字の用語をすべて覚えているかどうか確認し、②一つの用語に対して、30〜40字で説明できるようになってください。また、③発展や参考、コラムなども読むようにしてください。教科書の復習が十分にできた時点で、過去問演習に入りましょう。ただし、過去問演習はただ問題を解くだけではあまり勉強になりません。本番を想定し、試験時間と同様の時間で解答して下さい。入試本番において、みなさんの前に立ちはだかる“敵”は“問題”だけではありません。“時間”という敵とも戦う必要があるのです。問題を解き始める前に大問ごとの時間配分を設定し、試験時間内で取ることができる最大の点数を目指しましょう。言うまでもなく、最初の大問から解答する必要などありませんからね。解けそうな問題から解答しましょう。“どの大問から解答するのか”という判断も、合格点を取るためにはとても重要です。そして、問題を解いた後は必ず復習しましょう。“その問題が解けるようになること”を目標とするのではなく、その問題を通して“他の問題も解けるようになること”を目標としてください。

 また、模試を有効に活用してください。東進模試は、分野ごとの習熟度を測る上でもとても有効です。東進模試を通して、分野ごとの習熟度を確認し、十分な点数が取れなかった分野は、再度「教科書」に戻って復習しましょう。入試問題は、教科書外からは出題されません。したがって、教科書の内容が理解できていれば、確実に合格点を取ることができます。教科書を制する者は、受験を制します。

最後に一言。夏の頑張りはすぐに結果として表れません。ただ一つ確かなのは、勉強すればするほど、みなさんは確実に成長しているということです。今日の限界は明日の限界ではありません。共に成長し続けましょう!

”考える”学習へ切り替えよう!

今は用語の詰め込みに走る時期ではありません。もちろん用語を暗記し、知識量を増やすことは大切です。一方で、「大学入学共通テスト」では、考察問題の出題が増えると考えられており、”どれだけの知識を覚えているのか”ではなく、”知識を土台として、初見のグラフから何が言えるのか”という能力が求められています。”知識を詰め込む学習”から”考える学習”へと切り替えましょう。

また、これから生物の勉強を始める生徒は、”生物基礎”の「生物と遺伝子」について学習しましょう。この分野で学ぶ細胞・酵素・代謝・遺伝子は、これから学ぶ生物学の根底にある分野です。これらの内容をしっかりと理解しておくことは、今後の学習に大いに役立ちます。学習方法としては、①教科書を用いて、②太字で書かれている重要な用語を覚え、③その前後を熟読し、④用語の意味やしくみを理解してください。

<以下WEB限定>

今は用語の詰め込みに走る時期ではありません。もちろん用語を暗記し、知識量を増やすことは大切です。一方で、「大学入学共通テスト」では、考察問題の出題が増えると考えられており、“どれだけの知識を覚えているのか”ではなく、“知識を土台として、初見のグラフから何が言えるのか”という能力が求められています。この能力は一朝一夕で身に付くものではありません。この能力を身に付けるべく、“知識を詰め込む学習”から“考える学習”へと切り替えましょう。もちろん問題集を何周も繰り返すことは重要なのですが、今はその時間を“考える”時間に当てて欲しいと思います。学習方法として、①教科書のグラフを用いて、②縦軸や横軸は一体何が示されているのか、③その単位は何なのかを確認してください。さらに、④グラフの傾きは何を意味しているのか、⑤グラフのピークはどのような状態なのか、を考えてください。“グラフを読んでその意味を徹底的に考える”時間を作りましょう。また、”考える”練習として、東進模試も積極的に活用してください。東進模試では多くの考察問題が出題されており、大学入学共通テストの対策として非常に有効です。解説ではグラフの解釈について細かく説明しているため、解釈が曖昧になることもありません。東進模試を通して、考察問題に対する経験値を上げましょう。

また、これから生物の勉強を始める学生は、“生物基礎”の「生物と遺伝子」について学習しましょう。理由として、この分野で学ぶ細胞・酵素・代謝・遺伝子は、これから学ぶ生物学の根底にある分野だからです。これらの内容をしっかりと理解しておくことは、今後の学習に多いに役立つはずです。学習方法としては、①教科書を用いて、②太字で書かれている重要な用語を覚え、③その前後を熟読し、④用語の意味やしくみを理解してください。ただ、“生物基礎”の教科書では用語が比較的簡潔に説明されています。したがって、“生物”の教科書を用いて、“生物基礎”の教科書で学んだ用語を深く理解していきましょう。“生物基礎”と“生物”では、学習内容の一部が重複しています。たとえば、「呼吸」や「転写」、「翻訳」という用語は“生物基礎”にも“生物”にも両方出てきますが、“生物”ではかなり細かくこれらのしくみが説明されています。2冊の教科書を併用しながら、用語の正確な理解に努めてください。

最後に一言。高3生に、高2生・高1生のときにしておきたかったことは何ですか?と聞くと、「もっと勉強しておけばよかった」という答えが必ず出てきます。みなさんも1年後は高3生です。同じ質問をされて同じ答えをしないように、できるだけの時間を勉強に注ぎましょう。努力はすぐに結果として表れる訳ではありません。ただ、一つ確かなのは、勉強すればするほど、みなさんは確実に成長しているということです。今のうちに他の受験生と差をつけ、受験学年へ向けた最高の準備をしましょう。

世界史 加藤 和樹

若くして既に10年以上の世界史指導経験を持つ気鋭の講師。史実に真摯に向き合い、自らの知識と経験を深める為に様々な国へ視察に行くのを趣味としている。世界史の持つ「必然性」と「展開」を重視し、それを図解して捉える授業は、「世界史に興味が持てない」「自分は暗記が苦手かも」と思っている生徒の意識を180度転換させる。

インプットとアウトプットを繰り返そう

現段階で通史を網羅できているでしょうか。もしまだの人がいるなら早くひととおりを終えましょう。隅から隅まで完璧にしておく必要はありません。世界史はインプットだけに偏りがちな科目ですが、インプットとアウトプットを繰り替えさないと頭に残りませんので、覚えたら問題集で該当範囲を解き、自分がどこまで理解しているのかを認識しておくこと。

夏はセンター試験レベルの知識を7~8割身につけたうえで、センター試験や国公立二次・私大の過去問演習を行う。そして9月以降演習を通して知識の穴を埋めていき、9~10割に近づけていくというのが理想的です。

模試の受験後は、「解けるはずだった問題」と「偶然正解した問題」を見直しましょう。専用のリストを作り、「自分がどのように間違えたのか」「ここを覚えれば解けるようになる」といったポイントを一目でわかるようにしておくことがおススメです。

<以下WEB限定>

中国史や西洋史はどの大学の過去問でも出題の多くを占めていますので、確実に押さえておくようにしましょう。中国史は各王朝の都を問う問題が入試でよく出されますが、どれも似たような名前ばかりで、苦労している人が多いと思います。スマホのメモ機能を使うなどしていつでも確認できるようにするなど、自分なりに工夫して勉強してみてくださいね。

世界史は受験でも大事ですが、受験が終わった後も培った知識は無駄になりません。漫画や小説、ゲーム、映画・海外旅行などは、背景知識があるだけでより深く様々なものが見えてきますし、現在世の中で起きている諸問題の根っこも見えてきます。将来的に人生を豊かにする科目と言って良いでしょう。ぜひ世界史の勉強を楽しんでくださいね。

中国史を優先的に学習

高2生、高1生のうちに、特に出題頻度の高い中国史を押さえておきましょう。遅くとも高2生の3月までにひととおり理解しておけば、高3生になったとき大きなアドバンテージになります。そのためには、早いうちに世界史の勉強法を確立することが大切です。世界史の効果的な勉強方法については、『世界史の勉強法をはじめからていねいに』(東進ブックス)で細かく解説していますので、ぜひ読んでみてください。

グローバル化が進む中で、さまざまな国の人と接する際に他国の歴史や文化を知っておく必要性が、これまで以上に高まってきています。またそれだけでなく、世界史で学んだ知識によって、映画や小説、海外旅行での体験を、より深く楽しめるようになるということが世界史の醍醐味だと思います。世界史は人生を豊かにする科目ですから、ぜひ楽しんで勉強していきましょう。

<以下WEB限定>

東進生であれば、「ベーシック世界史」をぜひ受講してみてください。大事なポイントをひと通り押さえていますので、全体の流れを認識するのに最適です。

インプットだけでなく、アウトプットすることも忘れずに!学校から配られている問題集でも良いですし、「ローマ史」などテーマ別にまとめられている問題集もおススメです。実際に勉強した範囲の問題がどのくらい解けるのか確認できますし、解ければ解けるほど楽しい!と感じるでしょう。

バックナンバー:

絞り込み検索: