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現代文 輿水淳一先生の学習アドバイス

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現代文 輿水淳一先生

「読む」とは「文章を眺めること」ではなく「文章の意味をつかむこと」であるという考えから生み出された「脱・字面読み」メソッドを伝授。読めると分かる、分かると解けるという真っ当なプロセスで生徒の成績を引き上げる。時に深く、時に楽しく展開される講義は生徒の心を鷲掴みにする。

ちゃんと読んで速く解く

この時期、センター試験に関するお悩み相談で多いものは以下の二つです。①点数に波がある②時間内に解き終わらない

実は、この二つの悩みは、多くの場合同じ一つの根っこから出ています。その根っことは「ちゃんと読んでいない」ということ。ちゃんと読んでいないから、たまたま解けたり解けなかったり、どの選択肢も同じに見えて選ぶのに時間がかかったりする。では「ちゃんと読む」とはどういうことか。それは、この二つです。「文章の意味を理解しながら読むこと」と、「文章の論理構造を把握しながら読むこと」。ちゃんと読めるようになると、勘で解くことも、選択肢で迷うこともなくなっていくはずです。「ちゃんと読んで速く解く」練習を繰り返しましょう。

直前期は不安も大きくなる時期だと思いますが、無意味な「周りとの比較」はやめて、自分がすべきことに専念しましょう。春はもうすぐです。

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試験本番に自分の力を出し切れるのか。本当に自分は合格できるのか。

これらの不安は自分だけのものではなく、ほとんどの受験生が抱えている不安だということを知ってください。不安なのは自分だけではないという認識は、平静な心を取り戻すきっかけになりえます。また、不安の内容を二つに分けることも大事です。自分でなんとかできることと、自分ではどうにもならないこと。たとえば、「自分以外の受験生は、自分よりたくさん勉強しているのではないか」という不安にとりつかれたときに、「自分以外の受験生の勉強時間」のことを考えるのは明らかに無意味です。自分ではどうにもならないことだから。この場合、自分にできることは、「自分にできる限りのことをする」以外にはありません。「人事を尽くして天命を待つ」のスタンスで、この不安な時期を乗り切りましょう。

未来予想図(仮)を描く

新高3生におススメしたいのは、自分の将来のビジョン(未来予想図)を、今の自分なりに描いてみることです。できれば新高2生にも。そもそも大学に行く必要が自分にあるのか。大学・学部に行くとしたらどのような大学に行くことが自分のビジョンに適っているのか。もちろん未来のことは誰にもわからない。でも、「思い描いた未来の自分に向けて今を生きる」ことと、「ただ目的もなく今を生きる」ことでは、「今」の強度が違います。「(なんとなく)〇〇大学に行きたい」と思っている人よりも、「(自分の未来のためには)〇〇大学に行かなくてはならない」と思っている人の方が、踏ん張りがききます。

新しく施行される共通テストの内容に不安を抱く人もいると思いますが、「他者の書いた日本語の文章を読んで理解する力」が土台になることに変わりはありません。着実に土台の力を鍛えましょう。

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共通テストは、いまのところ、記述式の問題が出題される予定です。受験生になって慌てることのないように「センター試験同日体験受験」を受けることを勧めます。ただ、記述対策の基礎は読解力です。赤ちゃんは「聞く」→「話す」の順番で言葉を覚えていきますが、それと同様に、「書く」は「読む」を前提とします。まずは「読む」力を身につけましょう。文章を読むことが苦手な人は、週に一冊でも良いから本を読みましょう。自分が読んで面白いと思える本で構いません。たとえばサッカーが好きな人は、サッカー小説や、サッカー選手が書いた本を読んでみましょう。そしてそこを入り口にして様々なジャンルの本に進んでいきましょう。読む本は国語の先生や図書室の先生に聞いてもいいし、インターネットで調べてもいいと思います。様々な本を読んでいく中で、自分の人生の指針となるような一冊との出会いがあるかもしれません。

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