TOSHIN TIMES on Web
>
TOSHIN TIMESバックナンバー
>
学習アドバイス

英語 西田昌史先生の学習アドバイス

バックナンバー:

絞り込み検索:

英語 西田昌史先生

丁寧かつ情熱あふれるトークで、もやもやしていた不確かな知識を確かな英語力に磨き上げる解説が信条。難しい文法も簡単に、みんなの「?」を「!」に変える、あっという間の授業時間。西田マジックで英語の見方を180°転換させよう。受験勉強のみならず、目標の大学に合格したあとも、きっと君の英語力を支えてくれる。

「解ける」ことを一つでも増やそう

この時期は過去問中心の勉強をしていると思いますが、注意点をいくつかお話ししたいと思います。まず大事なのは「過去問を解くだけでは英語力は上がらない」ということです。私大の読解で多いパターンですが、長文中どうしてもよくわからない部分が出てきます。もちろん、その部分はとばしたり、周辺の情報から意味を推測したりします。この「とばし読み」は、自分の実力で解ける範囲をきちんと得点するという点で、受験では大事な戦略ですが、「とばし読み」だけでは英語の得点率は良くて6割で、そこから伸びません。大事なことは、過去問を解き終えた後に英文中でわからなかった部分をしっかり復習し、単語が不足していたのか、文構造がわかっていなかったのかなど、しっかり分析することです。

それにより英語力が上がり、合格にぐっと近づきます。ですから、たくさん過去問をやるよりも、1年分をしっかりできるようにし、できることを増やすことが合格へのカギになります。

次に「解けるはずだった問題」に注目しましょう。過去問を解き終えたら、まずは丸つけです。そして間違った問題を一つひとつ見て、なぜそれが正解になるのか根拠を考えてみましょう。その根拠がぱっと浮かべばそれは本当は解けた問題です。

今すぐ修正すれば得点がアップするポイントですから、何度も解く練習をして体に覚えさせてください。そして、それを繰り返していくうちに、問題を解くのに必要なものなのに、自分に足りない考え方が見えてきます。試験までの過ごし方ですが、この時期は「今まで覚えられなかったものが急に覚えられるようになる」時期です。試験直前まで知識をどんどん詰め込んで合格に少しでも近づいてください。ここの努力で大きな差がつきます。力をためて最後に大きく飛躍してください。

敵を知ることから始めよう

大学入学共通テストは直前になって「さあ、対策するか」と思っても間に合わせるのが難しい試験です。特にリスニングはすぐにやってすぐに実力がつく分野ではありませんし、問題を解く際に計算力など英語以外の部分も関わってきます。逆に言えば、早めに対策して試験慣れすればしっかり点が取れる試験です。特に初年度は対策があいまいになってしまう人が多くなる傾向にあるので、チャンスでもあります。

共通テストの注意点は、間違えた原因がわかりにくいということです。以前に行われていたセンター試験では何が問われているのかわかる問題形式で、文法問題を間違えたら文法を重点的に学習すると得点が上がるものでした。一方、共通テストは、リスニングの問題が解けなかったときに、音が聞こえなかったのか、そもそも知らない単語だったから聞こえなかったのか、文法の知識が足りなくて聞こえなかったのか、が受験生には分析しにくいテストと言えます。

文法や単語の知識がない新高3生はこの時期にひととおり終わらせてください。特に、時制や関係詞など理屈が重要な分野は、語法のような覚えるだけの分野より理解に時間がかかるので、この時期に終わらせないとほかの科目の勉強に影響が出ます。新高2生は一年後に文法や単語で苦労しないように今のうちに基本的な部分は終えてしまいましょう。

模試は必ず受けてください。繰り返しますが共通テストは試験慣れすることが高得点への近道です。また、東大志望者は2月にある「東大入試同日体験受験」も必ず受けてください。受験生が受ける最初の模試は、一般に5月以降です。模試の結果を受けて「頑張るぞ」と本気で勉強しても、今の時期にショックを受けて早くスタートを切った受験生と数カ月差がついています。本気で東大を狙う受験生は必ず受けてください。

バックナンバー:

絞り込み検索:

大学への資料請求はこちら!