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学習アドバイス

地理 山岡信幸先生の学習アドバイス

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地理 山岡信幸先生

「趣味は幾何学の問題を解くこと」ということからもわかるように、その論理立てられた緻密な授業には定評がある。丁寧な板書とわかりやすい図解に、地理が苦手な生徒も思わず引き込まれてしまう。とにかく地理を暗記科目だと思っている君は、ぜひ先生の授業を受講してみてもらいたい。

いますぐ、正しい「思考の癖」をつけよう

4月の間にやるべきことを「GWにやればいい」と考えた人は危険です。GWになると「夏までに」、6月には「夏期講習で挽回だ」、夏が過ぎて「2学期に大逆転だ」……。思考の癖は良くも悪くも習慣化するのです。成功する人は、今月やれることを今月中に、今日やれることを今日中に、と考えます。地理の場合、夏から過去問演習を始めたい。ですから後回しにできることなどないのです。

優先すべきは系統地理。系統をひととおり学べば、地誌と同時並行で過去問に入れます。特に気候分野を徹底。「なぜ砂漠ができるのか」など常に理由づけを考える地理の正しい思考の癖をつけましょう。共通テストの地理でも、思考の過程を問う出題が目立っています。

地理はスキマ時間にやれる教科。机の前でしか勉強しない人は、つまり勉強しない人。ノート、一問一答、白地図などを準備して、電車でも、風呂でも、トイレでも勉強できます。

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地理ではこの時期の模試の成績は気にしません。本番は模試の後。答えの確認は当たり前、解説を読み込んで関連事項もインプット。捨て肢のチェック、理屈で解くシミュレーションも不可欠です。大事な時間を消費する模試受験、成績資料だけでなく必ず実質的なリターンを得ようと考えるのも正しい思考の癖です。

地理ほどおもしろく、役に立つものはない!

地理と言えば、中学社会の延長で暗記科目のイメージがあるでしょう。しかし、高校地理では考え方やメカニズムを理解することが中心で、どちらかというと理系に近い教科です。そもそも、理屈がわからないのに大量の知識は覚えられません。初学者向け参考書(拙著『山岡の地理B教室』(東進ブックス)など)を読んで、暗記学習から卒業しましょう。

また、英語における辞書と同様に、地理の学習には地図が不可欠です。必ず地図帳を横に置き、地名が出てきたらすぐ調べる習慣をつけましょう。白地図を使った整理も効果的。視覚的にインプットできるので、スキマ時間を使った学習にもぴったりです。

地理の学習対象は、地球の表面で起きているすべての事柄=地図上に表せる世の中そのもの。自分たちの暮らしと世の中がどう結びついているのか考えるうえで、地理の学習ほどおもしろく、役立つものはないでしょう。

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1854年、ロンドンで伝染病コレラが流行しました。まだコレラ菌の存在は知られず、空気で感染すると考えられていた時代。医師ジョン=スノーは患者の分布を地図に表し、不衛生な井戸が感染源であることを証明しました。視覚的に示したことで人々の説得に成功し、下水道整備などに繋がったのです。コロナウィルスが猛威をふるう現代でも、地図を学ぶことの重要性は変わっていません。

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