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学習アドバイス

日本史 井之上勇先生の学習アドバイス

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日本史 井之上勇先生

語りかける口調はとても穏やかだが、緊張感のある厳しい指導で定評がある。しかし、その厳しさは生徒の成長を思ってこそであり、講義は人気を博している。つねに生徒と同じ目線に立ち、入試問題に対する的確な思考法を教えてくれる。気がついたときには、ダイナミックな歴史の流れが一本の糸につむがれ、連綿と輝いているはずである。

テーマ史と史料問題の徹底演習を

通史で未習範囲がある生徒は、教科書の太字レベル+αを優先しましょう。新課程の教科書では2000年代の記述が増えています。情報が増大していく戦後史は特に注意してください。

通史の学習を修了していれば、テーマ史学習の徹底と史料問題に取り組みましょう。対外関係史では「日中関係」「日朝関係」、社会経済史では「土地制度」「貨幣」など、頻出テーマ史に取り組みましょう。問題演習のほかに、それぞれのテーマに関する情報をピックアップし、ノートにまとめるといった作業も有効です。

 史料は通史と合わせて取り組んできた人も多いと思いますが、各史料を比較しながら学習してみると、時代ごとに特徴的な史料の表現を把握することができます。また、史料問題集に取り組むとより効果的です。出典名を問う問題や史料文の空欄補充問題が多く含まれている問題集を選択すると、史料問題を得点源にすることができるようになります。

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 志望大学に文章選択問題が多く出題されているのであれば、まずはセンター試験日本史Bの演習に取り組みましょう。良質な問題が揃っており、時代・分野に偏りも少ないため、通史の学習で得た情報を確認・維持するのに最適です。

 各大学の論述問題には、それぞれ特徴があります。例えば200字の論述問題を毎年出題する大学もあれば、20~50字程度の論述を複数出題する大学もあります。志望校の出題の形式(史料や視覚資料を用いるかどうかなど)・字数を確認し、5年分程度解いてみて傾向を掴みましょう。ただし、ただ解いて採点しての繰り返しでは演習の効果が半減します。①出題パターンを把握する,②演習を通じて知識の確認・発展を目指す、といった目的意識を持って演習することを忘れずに。また、過去問演習の際、それが「傾向」なのか「たまたま」出題されたのか、受験生には判断しにくいですね。その場合は「過去問演習講座」で私たち講師が分析を行っていますので、ぜひ受講してみてください。

 8月の「センター試験本番レベル模試」では,結果を真摯に受け止め、現状を把握しましょう。全ての時代・分野を完璧にして受験できる人は多くありません。残された時間を念頭におきつつ、何を優先すべきかを分析しましょう。また、「不正解」だけでなく「正解」も点検するように。他の角度から問われたら正解を得られたかなど、総合的な点検を試みてください。東進模試では、弱点を克服できるように、解説で関連事項をわかりやすく整理してあります。ぜひ活用してくださいね。

夏は日本史に 親しむチャンス

夏休みは日本史に興味を持ち、教科書に慣れ親しむことを目標にしましょう。具体的には「常に歴史を意識する」ことをおススメします。夏は旅行や合宿など遠方に足を運ぶ機会が多いと思います。歴史のない場所などありません。遠方に赴く際に、その地に関わる歴史を調べておくと、旅の楽しさが倍増するだけでなく、受験日本史に取り組む姿勢も変化し、着実に第一志望合格を引き寄せます。今日ではインターネット環境が充実していますので、容易に各地域の歴史を調べることができます。その時、少しでもいいので日本史Bの教科書を開いて、関連する情報を確認してみてください。

学習の基本は教科書ですが、「1日○ページ読む」などと義務づけたとすれば、それはつまらない作業に感じて挫折してしまうかもしれません。教科書を最初から読まなければいけないというルールはありません。興味のあるところから読んでいくとよいでしょう。

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 「選択科目は高3になってから」と考えている生徒もいるようですが、通史は高2で修了しているのが理想です。歴史は「なぜこのような出来事が起こったのか」という現代の問題を解くヒントが詰まった科目。高3から始めてしまうと、「覚えること」を優先してしまい、じっくりと「考える」ことに時間を割くことが難しくなる可能性が高くなります。

 たとえば室町幕府と江戸幕府を比較し、支配のあり方、経済基盤などの共通点と相違点、それは何が原因なのかなど、早い段階から考察してみてください。それは単純な丸暗記よりずっと記憶に残りやすく、論述問題への取り組みにもなります。細かい出来事を覚えていくのは高3からでも大丈夫です。今の時期は、まず教科書、用語集、図説資料集などを揃え、教科書の太字に注目しながら教科書を通読したり、図説資料集を開いて興味のある絵画・建築を眺めたりして歴史を大きくとらえ、日本史に親しみ理解しようとする習慣を身につけてほしいと思います。

日々飛び込んでくるニュースに興味がもてないとすれば、解説が難しすぎたり、背景知識がなかったりすることが原因だと考えられます。今日では、ネット上にキッズ向けのニュースサイトがあります。高校生にもぜひ読んでほしい内容です。スマホなどでニュースを見られる環境にあるならば、ぜひ毎日のニュースサイトなどを見ることを習慣化させましょう。最初は「受験に関係ない」と考えられるものでも構いません。まずは自分に身近なニュース(たとえばテニス部に所属していれば、テニスに関する最新の情報など)を確認する習慣をつけて、次第に受験に関係ある情報へと変化させていくのがおススメです。日常生活で興味深く感じていることを、受験日本史の側面から考えていけば、しだいに日本史にも興味がもてるようになるかもしれません。

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