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学習アドバイス

世界史 加藤和樹先生の学習アドバイス

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世界史 加藤和樹先生

若くして既に10年以上の世界史指導経験を持つ気鋭の講師。史実に真摯に向き合い、自らの知識と経験を深める為に様々な国へ視察に行くのを趣味としている。世界史の持つ「必然性」と「展開」を重視し、それを図解して捉える授業は、「世界史に興味が持てない」「自分は暗記が苦手かも」と思っている生徒の意識を180度転換させる。

過去問演習の精度を上げよう

 国公立二次・私大試験直前の今の時期は、過去問演習の精度を上げることが重要です。過去問を解いて丸付けをして終わり、では全く意味がありません。間違えた問題は、どのような知識が抜けていたか、あるいはどのような勘違いをしたことが原因なのかを明確にしましょう。そして、それを専用のノートにまとめておくのがおススメ。自分の知識に抜けがないか確認するのに便利ですし、試験直前に見直すツールとして役に立ちます。

 また、選択式問題で「迷った末に偶然正解した」という場合も要注意。結果的に正解できたからと安心しがちですが、そのとき迷って選ばなかった選択肢にこそ自分の「強化すべきポイント」が隠れています。選択式問題は正解・不正解に関わらず、すべての選択肢について内容や真偽を明確にしましょう。一問一問大切に取り組んでいけば、1日1点アップしていくはずです。

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 センター試験とは異なり、論述型の問題の多くは加点方式で中間点が存在します。よくわからない問題が出てきても、何かしら書くことで得点できる可能性もあるので、あきらめず取り組みましょう。過去問や類似問題の演習を沢山行うことで、問われていることに対して「何を書けば得点がもらえるのか」がわかるようになるはずですよ。ただ注意すべきは、「難問・奇問」といわれる問題です。「何か書かないと」と思うあまり、解けない問題に大きく時間を割くと、解ける問題に時間をあてられなくなってしまいます。まず試験問題全体を見渡して、「取れるはず」の問題で点を落とさないように注意してくださいね。

テレビや映画から学習をスタート

 これから世界史の勉強を始める生徒に伝えたいのが「楽しんで勉強してほしい」ということです。古代から順番に学んでいく必要はありません。歴史漫画や映画、テレビ番組などにも、世界の歴史、遺産、文化を取り上げたものがたくさんありますね。そこから興味を持った国や出来事をまず勉強してみることをおススメします。わからない・つまらないでは頭に入ってきませんが、好きなものはすぐ覚えられますし、理解できれば楽しいですよね。

 グローバル化が進む中で、さまざまな国の人と接する際に他国の歴史や文化を知っておく必要性が高まってきています。またそれだけでなく、世界史で学んだ知識によって、映画や小説、海外旅行での体験を、より深く楽しめるようになるということが世界史の醍醐味だと思います。世界史は人生を豊かにする科目ですから、ぜひ楽しんで勉強してほしいですね。

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 もうひとつ、世界史を楽しんで学習するには『英語長文多読演習 アメリカの歴史』(東進ブックス)もおススメです。私と東進英語科・武藤先生とのコラボレーションで、アメリカの小学校の歴史教科書をベースにしています。英語の勉強をしながら、「共和党と民主党の違い」や「資本主義・社会主義・共産主義の違い」といった世界史の重要知識だけでなく、「アメリカ大統領の選挙の仕組み」や「トウモロコシの謎」などたくさんの教養も学べるようになっています。国立大の論述対策にもなりますので、ぜひ読んでみてください。

 「第1回センター試験本番レベル模試(2/18)」に関しては、「1年後・2年後の本番までに到達すべきレベル」を確認することに意義があります。結果に一喜一憂する必要はありませんので、ぜひ受験しましょう。

 

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