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学習アドバイス

古文 伊東潤先生の学習アドバイス

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古文 伊東潤先生

古文を堅苦しくなく、現代感覚で解説する。基礎に何度でも立ち返りながら進んでいくその指導方法は、圧倒的な支持を得る。何もわからないという最初の一歩から完璧な基礎作り、そして難問解法まで本番で役立つ実力を養成する。落ちついた口調に熱さを秘めた授業を展開する。

基礎を修得して、 たくさん読む!

遅くとも夏までには、文法書と単語集を1冊おさえて、基礎的な知識を修得しておきましょう。古文に苦手意識がある人ほどついつい学習が後回しになってしまいますが、受験直前にだけ単語や文法の知識を詰め込んでも、得点できる問題は限られます。知識問題は少なくて、読解が大半という大学もあります。ですから、知識を早めに修得して、その後過去問などを通じて実践的に復習するための時間を確保できている生徒が、結果として合格しています。

模試や過去問の復習の際は、答えが合っていたかどうかを確認するだけでなく、問題文を教材と考えて、ぜひその内容を読み味わうことができるくらいに理解してください。東進模試は非常に詳しい解説がついていますから、それを読んで本文への理解を深め、その文章には一体どんなことが書かれていたのか、内容を楽しめたらいいですね。

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古文だけの話ではありませんが、受験のためだけの勉強だと思うと面白くないでしょう。受験が終ったら燃え尽きちゃった、なんていうことになってももったいない。全ての学問はphilosophyです。「こんなことがあったんだ!」「こういうふうにも考えられるんだ!」という発見があると面白くなります。先生の言ったことを、まずは素直に「そうなのか!」と受けとめ、一方で「そうなのか?」と自分で考える時間も作ってみると、いろいろと発見があるはずです。皆さんにはぜひ、「学ぶことが楽しい」という生徒であってほしいです。一度きりの高校生活を楽しんでくださいね。何かに打ち込める人は、受験でも強いと思います。

古文もひとつの言葉!

古文も言葉なので、外国語と同様にたくさん触れた人ほど使いこなせます。しかし、残念ながら古文を話す国はどこにもありませんから、「読む」ことで触れていくしかない。受験生を見ていると、早くから読解を重ねた人ほど、安定した点を取れるようになっています。高2生・高1生も、一刻も早く読解に入るために、基礎的な知識をおさえてその土台を作りましょう。

文法や単語に四苦八苦する生徒が多いようですが、古文の魅力は「話の内容の面白さ」にあると僕は思います。例えば、古文の世界では、会ったこともない女性に「君が好きすぎて死にそう」って和歌を送る、なんていうヤバイやり方が普通だったりして驚かされます。一方で、交際が上手くいかなくて思い悩むのは今も昔もちっとも変わらなかったり……。ぜひ内容を楽しむために読解するのだ、その道具として始めに文法や単語を用意しておくのだ、という意識で取り組んでほしいですね。

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古文には似た話もたくさんありますから、読んだ数が多い人ほど「この展開、読んだことある!」ともなります。単語も同様。文章を読む中で覚えれば、広く深く理解できます。例えば「あはれなり」は「あ〜はれ〜」と声が漏れるようなことを広く意味します。気の毒でも「あはれ」、おいしくても「あはれ」、嬉しくても悲しくても「あはれ」なんです。単語帳に書いてある意味だけではない。そういう単語の広い意味も読解の中でなら、自然と身についていくわけです。ですから、多くの文章に触れた人は、広く古文常識を身につけることができ、和歌なども文脈から理解できるようになります。掛詞を覚えたりする暗記学習だけでは解けない和歌の解釈問題にも対応できるようになるのです。

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