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学習アドバイス

地理 山岡 信幸先生の学習アドバイス

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地理 山岡 信幸先生

「趣味は幾何学の問題を解くこと」ということからもわかるように、その論理立てられた緻密な授業には定評がある。丁寧な板書とわかりやすい図解に、地理が苦手な生徒も思わず引き込まれてしまう。とにかく地理を暗記科目だと思っている君は、ぜひ先生の授業を受講してみてもらいたい。

夏までに「系統地理」 の完成を

地理の場合、知識事項を覚えさえすればそれでOKと思いがちで、なかなか過去問に手が出ないかもしれませんが、実は過去問研究がとても重要です。特に難関大は大学ごとの傾向が明らかですから、過去問研究をしっかり行ったかどうかで本番でも点数に大きな影響が出ます。なるべく早く過去問演習に取り組んで欲しいですね。テーマ別の学習である「系統地理」でリクツを学び、考え方を理解したうえで、地域ごとの学習である「地誌」で具体的な地域に当てはめて整理していく流れですから、とりあえず「系統地理」を一巡しておけば、夏から過去問演習に入ることが可能です。

地理は、勉強机の前で長時間かけて勉強するよりは、ある程度細切れ学習も可能です。まとめノートを自作したり、一問一答の問題集を活用したりして、スキマ時間を大いに役立ててください。部活生も「時間が取れない」という言い訳は禁物!

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センター試験の第1問「自然環境に関する問題」と第2問「産業に関する問題」、第3問「都市や集落に関する問題」では、特に「なぜそうなっているか」の理解を求められますので、

6月の「全国統一高校生テスト(6/17(日)実施)のようなセンター試験レベルの模試を受験した際は、解説をしっかり読みこんで「理屈をしっかり理解できているか」を確認してください。

第4問、第5問の「地誌」に関する問題は、まだ難しいかもしれませんが、これを機会にチェックしておきましょう。

また旧帝大の本番レベル模試(6/10東大、6/24京大・北大・九大、6/3東北大・名大・阪大)では、「記述問題が思っていた以上に書けない」ということを経験する生徒も多いかと思います。

ここで重要なのが、「白紙の答案は絶対に出さない」ということ。

大問ごとに、どの問題も0点にならないように取り組むというのが、最初の目標です。

地理に対する 先入観を壊そう

地理というと、中学までの社会の延長で、「暗記科目」のイメージがあると思います。まずはその先入観を壊して欲しいですね。もちろん覚えるべきこともありますが、ベースになる考え方やメカニズムを理解せずに、情報だけ羅列して丸暗記では非効率的ですし、センター試験はもちろん、国公立大や私大入試でも、理屈を理解しているかどうかが試されています。早めにこの感覚を掴むためには、講座を受けたり、私の著書『気鋭の講師シリーズ 山岡の地理B教室』(東進ブックス)など初学者向け参考書を読んだりすることをおススメします。

地理の学習対象はまさに今の世の中です。ですから、新聞やテレビを通してもっと世の中に興味や関心を持って欲しいと思います。自分たちの暮らしと世界がどう結びついているのか考えて面白みを感じられれば、学習も楽しくなりますよ。

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センター試験の第1問で出題される「気候」は、今のうちに押さえておいてください。気候はそれぞれの地域の風土を産み、産業を作っていくベースです。メカニズムの理解の大切さがわかる単元だと思いますよ。

早稲田や慶應の入試問題の中には、世界史の問題と見間違えるような設問が必ず出題されています。それは国公立大の入試においても見られます。当然ながら、今の地球の表面で起きていることの背景には、過去に地球の表面で起きたこと、つまり歴史があります。ですから、自分の受験科目が地理だからといって、他の世界史や日本史の授業をないがしろにしてしまうと、結果として地理の学習にも不利にはたらいてしまいます。地理との関連も意識しながら、他教科もまんべんなく学習を進めましょう。

模試を受験した際は、間違えたところはもちろん、あやふやなままに「正解してしまった」問題のおさらいも重要です。解説を読んで出題のねらいを確認しておきましょう。また、正解肢以外の選択肢についても、都市名や地図上での場所をチェックしておくこと。出題者側は何かしらの意図をもって選択肢を作っています。不正解の選択肢にも意味があるのです。解答解説集を重要な学習ツールとしてしっかり読み込み、大いに活用することも忘れずに。

皆さんが思っている以上に、時間はあっという間に過ぎ、受験を迎えます。時間を大切に過ごしてくださいね。

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