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学習アドバイス

数学 石綿 夏委也先生の学習アドバイス

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数学 石綿 夏委也先生

エネルギッシュなワクワク授業で絶大な人気を誇り、多くの生徒の信頼を集める実力講師。数十年のデータ分析による各大学の傾向と対策で、生徒を魅了する。

ツールを活用して学習 スタイルを確立する

夏までは通期講座に集中的に取り組み、今のうちに自分の弱点と向き合いましょう。例えば、三角関数は公式を覚えるだけならおもしろくありませんが、解法をマスターすれば数学Ⅲの武器になります。また、高校の教科書傍用問題集も活用しましょう。最近の問題集は丁寧な解答もついていて、受験対策に使えます。できない部分を克服したうえで、夏からの過去問演習に臨んでください。

有効な時間を使うためには、有効なツールを選ぶことが大事です。学期が進むと教材はレベルアップしていきますが、変えずに使い続ける問題集を1冊手元に置きましょう。わからない問題があれば何度でも戻って、基礎を完璧にします。もう一つおススメなのがストップウォッチ。入試は時間との勝負です。小問1問に考える時間は3分と決めるなど、時間を区切りながら解きましょう。いきなり1時間は無理でも、3分なら集中できるはずです。

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今の高校生はほとんどスマートフォンを持っているので、ストップウォッチ機能を活用できますが、メールを受信してしまったりするので、できればストップウォッチそのものを使って欲しいところです。時間の使い方は道具の使い方次第。問題集をそばに置き、ストップウォッチで測りながら解きましょう。繰り返すうちに1回3分で10ラウンドが続けてできるようになります。そうしているうちに、センター試験の密度の高さや速度に対応できる力が身につくはずです。

東進の授業も模試も、ツールです。特に、模試は入試の内容とレベルを知り、自分の弱点を知るためのツールですから、受けた後は「間違い直しノート」を作り、解いた日付も記録しておきましょう。今の時期は無理をするより、基礎力をつけることに徹底してください。焦らずに、ただし夏までとそれ以降の時間を意識して、急いで取りかかりましょう。

数学の得意分野を作ろう

高2、1生は学校の勉強と合わせて、問題集などを活用して演習を重ねていきましょう。この時期には、得意分野を作る、あるいは不得意分野を排除するといった勉強の方向性を明確にして、基礎を完成させることが目標です。

数学の学習を通じて身につけてほしい力も変化しています。例えば、データの分析のような計算力だけでなく図表や文章を読み取る力を問う問題が入ってきています。ビッグデータ時代ならではの分野ですが、得意になれば高得点が見込めます。確率やデータの分析は教科書を見ながら自分で学習しやすい分野です。焦点を絞り、今のうちに一つでも二つでも得意分野を作りましょう。

高2生は数学Ⅱなら三角関数、数学Bなら数列やベクトルといった入試でもポイントとなる分野の基本問題はしっかり解けるようにしておきましょう。高1生はまず数学Ⅰ・A、特に二次関数や、先に触れた確率やデータの分析を固めましょう。

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今は、時代が数学を求めていると思います。昔は何のために学ぶのかという問いかけもありましたが、今は分析能力や予測能力、方向性の見極めが重視されています。そのときに数学の論理的な能力が欠かせません。

コンピュータやスマートフォンはあくまでツールで、その背景に論理思考があるかどうかが問われます。グローバル時代のこれからは、日本人だけの戦いではありません。数学を学ぶことは論理力、分析力、企画力を磨くこと。数学を好きになることは、自分が生きる道を好きになるということではないでしょうか。

大谷翔平選手が高校時代に作った「目標設定シート」が話題となっています。彼のすごいところは、10代のうちに目標を立て、それを今でも続けていること。これを受験に置き換えてみると、大いに刺激になるのではないでしょうか。

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