TOSHIN TIMES on Web
>
TOSHIN TIMESバックナンバー
>
学習アドバイス

数学 寺田 英智の学習アドバイス

バックナンバー:

絞り込み検索:

数学 寺田 英智

緻密かつ多角的な解説は徹底した問題分析に基づくもの。難解な入試問題も趣味のパズルのように解きほぐす。数学的背景へ常に目を向けながら、更に生徒の学習段階さえも意識して「自ら考え、自ら解ける」実力の養成を目指す。実戦的で明快な講義が君の前に立ちはだかる「高き壁」を乗り越える力になる。

中期的な目標設定で学習のペース作り

数学は、一度の学習、理解で実際に問題が解けるようになるとは限りません。学習した内容の定着度を、実際に問題を解くことで確認するとよいでしょう。自分で自分を日々テストする姿勢が大切です。夏休み前を目標に、この作業を済ませることで自分の学習状況を把握しましょう。

夏からは徐々に過去問演習を含む実践的な学習にシフトしていきます。日を追うごとに焦りが出てくると思いますが、まずは中期的な目標を明確にすること。すなわち、「7月中旬までに……の復習を終わらせる」など、目指す時期と行う内容を明確にすることが大切です。自分で明確な目標を立て、その達成に邁進することで、不安や焦りを払拭しましょう。勉強の不安は勉強でしか振り払うことはできません。どういう経緯で解答にたどりついたか、プロセスをちゃんと踏んで解答できたかが大事です。

<以下web限定>

【高3生】

過去問に取り組む目的は、「出題内容、傾向などを知ること」「志望校とのギャップを把握し、日々の勉強の動機づけとすること」の2つに分類されます。前者を伺うのであれば分量をこなすことや緻密な復習が大切です。後者の動機づけが主な目的であれば、取り組む時期が大切です。志望校が定まっている人は、まずは一度,過去問に取り組んでみるとよいでしょう。出来の如何に関わらず、過去問演習を日々の学習の推進力に変えていくことが大切です。

日々、学習に集中できない人は,積極的にその環境を変えてみましょう。場所や時間などは勿論のこと、特にスマートフォンの誘惑に負けないように。集中する時間、休む時間をはっきりと分ける。意思が弱い自覚がある人は、勉強中に手元に置かない、通信機能を切ってしまう、など工夫が必要です。

【高1・2生】

テキストや問題集の空きスペースに解き始める癖がついている人がいます。数学では、別紙を用意して解くように改めましょう。解答までどの程度の考察が必要かわからないですし、復習の機会に書き込んだ内容がヒントになってしまうこともその理由です。

これから受験に向けての勉強を始めよう、という皆さんへ。勉強は質、量ともに一定のペースを保つ、保ちつつ質、量ともに向上させていくものです。これまで勉強してこなかった人が急に「1日10時間勉強!」と意気込んだところで長く持ちませんし、質も保てません。かといって、勉強を始めるきっかけは自分で作るしかありません。まずは、普段の生活の中で、「定期テストのためではない学習」を1つ、初めてみるのはどうでしょう。登下校中の時間でもよいですし、食事後や寝る前の10、20分でも構いません。確実に続けられる内容と時間、ここからスタートしてみましょう。

単元ごとの重要な問題を正しく理解

いつでも、1つの問題への正しい理解、正しい説明ができることを大事にしましょう。ノートを目で追っているだけだと内容を理解しているかどうかを自分で判断するのは難しい。自分で説明できるかどうか、少しの計算や簡単な証明でも「自分の手で書けるかどうか」にこだわって復習することで、理解の程度を判断できます。

復習するときは「何を、いつまでに行うか」を決めると勉強しやすいです。単元ごとの重要な問題をピックアップして、それらを正しく理解、正しく説明できるかどうか、丁寧に確認をしましょう。

記述模試の経験が少ない、あるいは初めての人は、細かい書き方にこだわりすぎる傾向があります。まずはしっかりと問題に向き合いましょう。理解していることを伝えるものが答案です。答えに至った根拠がわかる式や図を残すことから始めてみましょう。書き方は、必要に応じて修正していけばよいのです。

バックナンバー:

絞り込み検索: