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学習アドバイス

数学 澤村光弘先生の学習アドバイス

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数学 澤村光弘先生

パターンやテクニックの丸暗記とは正反対の、体系的に解法を掘り下げていく授業を展開する。先生の熱くパワフルな語りの波に乗れば、論理を的確に踏まえて自分自身で考える力がつき、数学の世界で自由自在に振る舞えること間違いナシ! 数学を楽しみたい君にピッタリ。

最初は年度ごと、次に分野別に解くことで、センターの特徴をつかむ

既習分野は、教科書や教科書傍用問題集レベルの問題をスラスラ解けるように。穴のある部分は1分野ごとに集中して一気にやりましょう。未習分野は、「高等学校対応数学」でどんどん進めたいところですが、スピードは人それぞれなので、東進の担任の先生と相談して進めるとよいでしょう。

センター試験対策では、2014年度までの旧課程の過去問を数年分、最初は年度ごと、次に分野別に解くことで特徴を掴み、次に数学Ⅰ・Aに「データの分析」が加わった2015年度以降の問題を年度ごとに解きましょう。試験時間より短い55分で解き、「圧倒的な量を時間内にどう解くか」を修得しましょう。

二次試験対策は、直近の数年分は後に回して、それ以前の問題をじっくり解きます。焦らず前進することで徐々に自信をつけていくことができます。自信がついてきたら直近の問題を本番通りに解いてみましょう。

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8月からセンター試験まで約170日。半年なら「まだまだ時間あるやん」と思うかもしれません。では、自分でやる勉強時間はどうか。8月と年末からセンター試験までの1カ月を合わせた約60日は、1日約12時間勉強できるとして720時間、それ以外は学校の授業があるので1日5時間、約110日で550時間と計算できる。つまり、大まかに見積もって1270時間です。ここから英、数、国、理科、地歴公民に充てる時間を考える。数学に25%使えたとして約320時間ですから、1日24時間を全部勉強に費やして13日分、つまり2週間足らずしかありません。だから、集中してやる!ただし、「今日8時間やったから翌日はゼロ」はダメ。勘を鈍らせないために毎日やりましょう。

少し難しい問題にチャレンジして成功体験を得よう

「大学受験を目指して頑張ろう」と漠然と取り組むことは難しい。高2生は少し苦手な分野から始め、高1生は得意分野の少し難しい問題にチャレンジ。「全部苦手」という人は、少しでもできそうな予感のする分野から始めましょう。大切なことは、「自分もできる」という成功体験を得ることです。成功体験が増えると、さらに難しい分野に挑戦する気持ちになれます。夏は時間がとりやすいので、1つの分野を一気にやりましょう。

模試を受ける人は、結果よりも自分の苦手分野を確認する機会だと捉えましょう。成績表が戻って来る前に、もう一度制限時間を気にせずじっくり解いて、試験時との違いを実感してください。得点できなかった問題は、①計算間違い、②緊張して解けなかった、③全くできなかった、の3種類に分かれるはず。①、②は今後の模試で、③は「高等学校対応数学」でフォローすれば完璧です。

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高1生はようやく高校生活に慣れ、高2生は部活も遊びも楽しい時期。そこで、あえて「好きなことをしよう!」と言いたい。何かに夢中になれれば集中力がつくからです。これがいい。部活に打ち込んでいた生徒が高3の夏過ぎからの勉強で爆発的に伸びるのは、集中力、それに体力がしっかりついているからです。ただし、スマートフォンのゲームアプリに夢中なのはダメ。集中しているのではなく、遊ばされているだけです。ゲームアプリの開発者になるために研究するなら別ですが、あくまでも息抜き程度に。

 ただし、好きなことに打ち込んで、あとは寝る、では困ります。勉強の習慣もつけましょう。では、勉強は何のためにするのか。いい大学に入っていい会社に就職していい生活をするためでしょうか。それだけでは、なんだか悲しいですね。それから、好きな教科があればいいけれど、ない人もたくさんいるでしょう。「やりたいこと」が見つかったとき「やりたい」という気持ちだけでは前に進めない。冷静に論理的に物事を考える力が必要なんです。そのときに備えて勉強するんです。すべての教科の勉強を通じて、冷静に論理的に物事を考える力を養っていきましょう。

 模試を受けて成績表が返ってきた。惨憺たる得点でも、言い訳せずにこれが現実だと受け入れ、乗り越えましょう。模試、それに受験は人生の縮図、大人になるためのステップでもあるのです。

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