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学習アドバイス

世界史 加藤和樹の学習アドバイス

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世界史 加藤和樹

若くして既に10年以上の世界史指導経験を持つ気鋭の講師。史実に真摯に向き合い、自らの知識と経験を深める為に様々な国へ視察に行くのを趣味としている。世界史の持つ「必然性」と「展開」を重視し、それを図解して捉える授業は、「世界史に興味が持てない」「自分は暗記が苦手かも」と思っている生徒の意識を180度転換させる

1つ1つの問題を細かく精査していこう

正誤問題を得点源とするためのコツは「正文ではなく誤文を見抜くこと」です。一問一問すべての選択肢について、「人物名が違う」・「都市名が違う」・「年号が違う」など「どこが誤っているのか」という点を徹底的に分析していきましょう。誤文には「ここで受験生をひっかけたい」という出題者の意図が含まれています。それを見抜けるようになれば飛躍的に正誤問題の正答率は上がっていきますよ。

志望大学の過去問は早めに確認し、出題傾向を分析しておくこと。そして実際に問題を解いてみて、どこまで深く勉強すべきなのか、自分のゴールラインを見極めてください。既習範囲にも関わらず、自分の知識で対応できないレベルの問題が出題されているのであれば、もっと細かい勉強をしないといけませんし、しっかり解けているならば、今の状況を他の範囲に広げていってください。

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今の時期は、センター試験対策と国公立大を受験する生徒は記述対策も並行して行っておくこと。特に、東大や一橋大、筑波大等、400字以上の大論述が出題される場合は、過去問をしっかり分析し、長めの論述問題を演習しておく必要があります。

論述問題に取り組む際は、まずは書くことを箇条書きにして、頭の中で解答をイメージしてみる。そして自分の手で解答例を書いてみる。その上で解答例を見て、イメージが合っているかどうか確認してください。ただし、論述問題は、100人いたら100通り答えが出てくるので、過去問や問題集の解答例は絶対ではありません。さらに、入試本番の短い時間のなかで解答例のような完成度の高い文章を書くのもなかなか難しいので、あくまで参考例として意識してくださいね。また、記号で答える問題とは違って、論述問題の場合は中間点というものが発生します。今は1つの問題に時間をかけるというよりも、沢山の論述問題に触れて、「こう問われたらこう書けば良い、得点がもらえる」といったものをストックしておくこと。

興味のあるところから始めて、知識を増やしていこう

私が担当している「ベーシック世界史」や「入試対策:センター試験対策世界史B」では、各講で私が撮った写真を紹介して、世界史を学習する楽しさを伝えています。授業以外にも、漫画やゲームなどで興味を持った国や出来事をまず勉強してみることをおススメします。例えば私はサッカーが好きなのですが、チームのエンブレムには町の歴史などが詰まっていますので、調べていくといろいろなことがわかって面白い。また、元々美術に興味のなかった私が、偶然目にしたムリリョという画家の作品に惹かれ、そこから文化史がどんどん頭に入るようになりました。

興味のあるところから始めて、「できる」「面白い」を増やし、世界史の勉強量を確保していきましょう。世界史の知識があれば、小説を読んでもニュースや旅番組を見ても旅行に行っても、背景がわかるので、何倍も楽しむことができますよ。

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10月28日(日)に「全国統一高校生テスト」が実施されます。大学入試ではそれぞれの分野がどのように出題されるのか、早い段階で確認することに意義があります。世界史の場合、未習の分野はできなくてよいので、既習の分野で8割以上得点することを目標にしてがんばりましょう。もし8割に満たなければ、まだ理解が足りていない証拠。放置せず、次回はきちんと得点できるようにオリジナルの「まちがいノート」などを作って復習してください。

「どこにどの国があるのか」。意外と白地図上でわからない人も多いと思いますが、早めに押さえておきましょう。机に向かうだけが勉強ではありません。今はインターネットなどさまざまな情報のツールがありますから、いろいろ活用してみてください。

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