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現代文 板野博行先生の学習アドバイス

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現代文 板野博行先生

ムダがなく、誰が聞いてもわかる授業を展開すること。受験指導のプロとして受験生を鍛え上げること。そして何よりもやる気にさせること。そのためのノウハウを惜しまず、全力で皆さんに提供します。ベストセラー『古文単語ゴロ565(ゴロゴ)』の著者としても全国的に有名。

「何が問われているのか」を正確に読み取る

この時期、過去問演習の際は入試本番で緊張することなどを考えると、制限時間を1割短く設定することをおススメします。その状態で合格点が出せるか、本番を意識した厳しめの演習を行ってください。

現代文の記述問題では、「何が問われているのか」をしっかり意識して解答するのが肝心です。二次試験で満点を取る必要はありませんが、といって問われていることを間違えて解答すると0点になってしまいます。解答の方向性を間違えなければ部分点がもらえるので、その点に気をつけた答案作成を心がけてください。

合格できるかどうかは、問いに対して丁寧に解答する意識の高さがカギとなります。答案が返却されたら、目先の得点よりも「どのような間違え方をしたのか」を分析すること。自分がどんな文章や問いに弱いのかを知り、正解に至るプロセスや根拠の置き方などのズレやミスをしっかり把握してください。

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二次試験で満点を取る必要はありませんから、6割程度の合格点を取るために、「解けなくても良い問題」と「必ず解くべき問題」をしっかり見極めて解くことが大切です。見直しの時間も「必ず解くべき問題」で確実に答えられているかを確認すること。「解けなくても良い問題」に再びトライする時間ではありませんよ。

自分をとことん追い込んで勉強した頑張りは、結果がどうであれ、その後の人生において役立つ日が必ず来ます。自分の人生のために、今できる最大限の勉強をして欲しいですね。

高2の3月までの頑張りが合格のカギとなる

高2の3月の学習状況と到達度で、難関大学に合格できるかどうかが決まると言うデータがあります。これをマラソンに例えてみましょう。難関大学に合格する人は、高2の11月の時点ですでに40㎞地点にいて、ゴールは残り約2㎞。ところが大半の人はまだ30㎞地点にいる状態。そこから残り1年で40㎞ 地点にいる人を追い抜くのは至難のワザ、というわけです。国公立大の平均倍率は約4.5倍。4~5人のうち1人しか合格できない世界です。自分が合格者になるためには、これから4カ月間の頑張りが非常に重要になります。

まず勉強時間を1日30分でいいから伸ばしてみましょう。部活などで時間が取れない生徒も、無駄な時間を排除し、スキマ時間を活用して時間を作ること。集中力を保つためにも、睡眠時間をしっかり確保し、毎日規則正しい生活を送ることが大切ですよ。

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大学入試の評論を難しく感じている人でも、小学校の教科書は簡単に読めるはずです。つまり、大学入試の評論が難しく感じる理由は、「言葉(「語彙」)」と「話の流れ(「テーマ」)」を知らないからです。小学校の教科書は、漢字も言葉も勉強しているし、一度読んで話の内容も知っているので、問題なく理解できるんですね。大学入試で必要な漢字は3000字程度ですが、既に中学までに 2000字以上終えているので、高校に入ってから1年で 300 字ずつ勉強すれば到達できる計算になります。ただし、熟語は漢字の組み合わせで出来ているので、意味を理解しながら勉強していく必要があります。

テーマについて言えば、大学入試の評論で読んだことのある文章が出題される可能性は低いものの、実は大体同じようなテーマで構成されており、その数は20~30 程度です。問題演習を重ね、沢山の文章を読むことで語彙力も付き、話の方向を見極めるテーマ力もついていきます。高1・高2生であれば、問題は解かなくてもいいので、入試に出題された文章をひたすら読んでいくことだけでも勉強になります。読むだけなら1問あたり5~10分程度なので、30分もあれば 1日5~6個の文章が読めますよね。それを高2の終わりまで続けていけば、かなりの量になり、語彙力もテーマ力もしっかり身に付くはずです。

一番大切なこととして、高1・高2生は「大志」を抱き続けること。自分が行きたいと思う最高峰の大学・学部を志望校にすべきです。目標のないところに努力はないので、努力するためにも、大志や夢を抱くことは絶対に必要ですよ。

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