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学習アドバイス

世界史 加藤和樹先生の学習アドバイス

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世界史 加藤和樹先生

若くして既に10年以上の世界史指導経験を持つ気鋭の講師。史実に真摯に向き合い、自らの知識と経験を深める為に様々な国へ視察に行くのを趣味としている。世界史の持つ「必然性」と「展開」を重視し、それを図解して捉える授業は、「世界史に興味が持てない」「自分は暗記が苦手かも」と思っている生徒の意識を180度転換させる。

過去問で強化ポイントを克服していく

国公立二次試験、私大一般入試の直前期は、過去問演習の精度を上げることが重要です。過去問を解いて得点だけを気にするのでは全く意味がありません。間違えた問題に関しては、どのような知識が抜けていたのか、あるいはどのような勘違いをしたことがミスの原因なのかを明確にしましょう。その際に注意すべきは、難問・奇問にとらわれて「細かい知識を丸暗記するぞ!」と躍起にならないこと。教科書の太字レベルの基本事項をおさえておけば、どの大学も8割以上は得点できます。

また、選択式問題で「迷った末に偶然正解した」という場合も要注意。結果的に正解できたからと安心しがちですが、そのとき迷って選ばなかった選択肢にこそ自分の「強化すべきポイント」が隠れています。世界史に、センスは必要ありません。努力しただけ成績が上がります。まさに「努力を裏切らない」科目なのです。

論述型の問題の多くは、センター試験とは異なり、加点方式で中間点が存在します。よくわからない問題が出てきても、何かしら書くことで得点できる可能性もあるので、あきらめず取り組みましょう。過去問や類似問題の演習を沢山行うことで、問われていることに対して「何を書けば得点がもらえるのか」がわかるようになるはずですよ。論述問題は、100人いたら100通りの答えが出てくるので、過去問や問題集の解答例は絶対ではありません。さらに、入試本番の短い時間のなかで解答例のような完成度の高い文章を書くのもなかなか難しいので、あくまで参考例として意識してくださいね。

楽しみながら勉強を進めよう

これから世界史の勉強を始めるにあたって楽しんで勉強してほしいと思います。歴史漫画や映画、テレビ番組などにも、世界の歴史、遺産、文化を取り上げたものがたくさんありますね。そこから興味を持った国や出来事をまず勉強するのもいいでしょう。特に中国史は一番分量が多く、センター試験はもちろん、どの大学でも必ず出題されますので、早めに中国史を得意にしておくと有利です。

世界史は取り組んだ時間に比例して成績が伸びるので、今のうちから早めに取り組んでおきたいですね。古代から現代までの主要な流れをひと通り押さえて土台を作れば、高3での学習はスムーズになります。世界史の中で、好きな国や地域は人それぞれだと思いますが、好きな範囲を少しでも得意にすると、さらに知識は広がっていきます。世界史は人生を豊かにする科目ですから、ぜひ楽しんで勉強してほしいですね。

「第1回センター試験本番レベル模試」が2月にあります。時期的に世界史の学習がまだまだ不十分という人も多いかと思いますが、入試本番でどのようなレベルの問題を解く必要があるのかがわかりますので、得点は気にせずに取り組みましょう。ただし、既習分野であれば解けるはずですから、そこに関しては8割以上正解することを目標にしてがんばってください。もし8割に満たなければ、まだ理解が足りていない証拠。放置せず、次回はきちんと得点できるようにオリジナルの「まちがいノート」などを作って復習してください。

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