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学習アドバイス

英語 森田鉄也先生の学習アドバイス

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英語 森田鉄也先生

TOEIC関連著書多数。TOEFLやIELTSなどの世界基準の英語を教授するため、日々研鑽。アメリカ・カナダ留学に加え、アメリカではビザ代行サービス会社で社長秘書として通訳等、海外で働く経験を重ね、予備校講師へ。世界に通ずる英語力、海外生活での体験から、見識を広めることができる講義は必見。発音にもとことんこだわる。TOEIC L&R 990点満点(70回)、TOEIC S&Wテスト各200点満点、英検1級、英単語検定1級、英語発音検定満点、TEAP満点、GTECCBT満点、国連英検特A級、ケンブリッジ英検CPE、通訳案内士(英語)、TOEFLiBT115、IELTS 8.0

具体的な計画の作成と優先順位

5月は受験生としての自覚を持ち、モチベーションを高めるのに最適な時です。今年の大型連休はいつもより長いです。この長い時間をうまく生かし、苦手科目の克服や遅れを取り返すのに活用しましょう。しかし、きちんとメリハリをつけないと多くの時間を無駄にしてしまいます。特に「今日は英語を5時間やる」といった抽象的な計画を立てる人は失敗しがちです。具体的にどの単元をどの程度やるか決めるのが重要です。今までの模試の結果を分析し、自分はどこの単元や出題形式が弱いのかを割り出しましょう。特に文法は終わっていない単元がある場合、早めに終わらせましょう。

また、「今日は、英語は何ページから何ページ、数学何ページから何ページ勉強する」という計画を立てる人たちも注意が必要です。無理な学習計画を立てて結局終わらないことが多いからです。すべてを終わらせる時間がないから途中であきらめて止めてしまうという人が結構います。こういった人は優先順位をつけることが大切です。すべて終わらなくともここまでは終わらせるという優先順位をつけておけば、当初の計画に達しなくても優先したものだけでも終えたという達成感が得られ、モチベーションを維持できます。

また、入試までは時間があるため、モチベーションを維持することができず、だらけてしまう人がいます。そういった人は模試をペースメーカーにし、短期間の目標を立てて学習していくことがおススメです。さらに、ただ「合計で何点取る」といった目標ではなく長文では何割正解する、文法語法では何割正解するといった具体的な目標を立てて取り組みましょう。こうすると、モチベーションが上がるだけでなく、設問の配点や時間配分などさまざまなことを考慮するため、受験に必要な戦略を立てる力がつくようになります。

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自分が学習時間に1日どれくらい充てられるのかを知るのもとても効果的です。ストップウォッチなどを使って、1日に自分が勉強している時間と勉強していない時間(スマホを使っている、ゲームをしているなど遊んでいる時間)を測ってみましょう。すると自分が勉強に充てられる時間は実はたくさんあることに気がつくはずです。

使える単語力を身につけよう

語学である英語は休みの日やテスト前などに大量にまとめて勉強するよりも、少しずつでもいいので毎日継続的に学習を行うことが効果的です。毎日決まった時間にこれをする、電車やバスに乗っている時間は単語を覚えるといったルーティンを作っておきましょう。スキマ時間を効果的に使える生徒は、部活や学校行事等で時間が限られた中でも成績をグンと伸ばすことができます。

また、文法単元はなるべく高3になる前にすべて終わらせるように心がけましょう。しっかり時間が取れるときは構文や長文の学習にも取り掛かりましょう。

皆さんが受験する「大学入学共通テスト(新テスト)」は、世界基準の英語力を測るテストです。昨年の試行調査の形式が新テストに反映されるのであれば、筆記は文章読解が中心となり、またリスニングも音声を流す回数が1回の問題があったりと、すべてを聞いたり読んだりする時間がありません。細かな精読が求められるのではなく、概要を理解する力や、答えに関係する場所を素早く見つける力が問われます。こういった力を今のうちから養っておくことが大切です。

また4技能入試も拡大していきます。4技能を鍛える勉強も、まずは単語です。当たり前のことですが知らない表現は聞こえませんし、使うことができません。まずは語彙力を高めましょう。そして、「使える単語」を増やすことです。日本語訳を知っているだけのものでは実際に「使える単語」にはなりません。例えばthinkやtalkという単語は、多くの人が訳語を知っています。しかし、これをきちんと使って話したり書いたりできる生徒は驚くほど少ないです。

暗記の際は単語だけではなくフレーズや例文も覚えましょう。そして音でも覚えることです。音読するときもフレーズを意識しましょう。

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ひとつ例を見てみましょう。

「彼と話しました」という文を言いたいときに、I talked him.と言ってしまう人がとても多いです。I talked to himという前置詞を抜いてしまうわけです。それは頭の中で「私」=I, 「話した」=talked, 「彼」=himと頭の中で日本語英語に置き換えているからです。きちんと<talk to 人>という型を頭に残すためにI talked to him / I talked to her / I talked to Johnといった風に簡単な文や簡単なフレーズを覚えていつでも使えるようにしておきましょう。

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