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学習アドバイス

古文・漢文 三羽 邦美の学習アドバイス

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古文・漢文 三羽 邦美

縦横無尽な知識を駆使し、ゆったりと悠久の世界に誘う独特のストーリー授業が、根強い支持を集める、受験古典界の重鎮。正攻法でありながら歴史的背景を交えた奥深い授業内容に、「古典食わず嫌い」の受験生もグングン引き込まれ、短期間で確実に合格レベルの実力が身につく。

徹底的に土台を固めよう

夏の間の勉強は、古文単語・古典文法や漢文の句法を再度徹底的に頭に入れることを第一に考えましょう。古文・漢文は読解力の土台になる知識の量が勝負の科目です。夏休みの終わりまでに知識面での土台作りがしっかりできていれば、9月以降は実戦的な問題演習にスムーズに移行できますからね。

古文・漢文は「やらなければいけないこと」が決まっている科目です。その土台を固めなければ、過去問の演習もただやっているだけになってしまいます。

また、模試は必ず受けてください。毎回受けて、合格のために必要なレベルに対してどのくらい力が足りないのかということを認識し、学習計画を微調整しながら進んでいくことが大切です。特に「センター試験本番レベル模試」では時間配分の訓練も心掛けましょう。時間配分のミスで点が取れていない人がかなりいるように見受けられます。

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スピーディーにこなす時間配分の訓練を!

過去問演習これまでもある程度やってきていると思いますが、何となく数をこなしているのではダメで、制限時間を守り、たとえばセンター試験なら、現(評論)・現(小説)・古・漢をいかに80分の中で時間配分してスピーディーに解くかを訓練することが大切です。しっかり正答できればギリギリ80分でもいいわけですが、自信がない設問や後まわしにした設問を振り返る時間の余裕も必要なんですから。漢→古→評論→小説がベスト、とか、評論→小説→漢→古がベストとか、自分が最もうまく時間配分できるやり方を固めておきたいものです。もっとも、現実には、配られた問題を見渡してイケそうなものからという判断になりますが……。

私立大は各大学でかなり出題の雰囲気、傾向が違いますから、志望校ごとの過去問演習が必要です。国公立大では、とにかく記述の訓練が必須です。大学によって解答欄の大きさ一つとってもかなり雰囲気が違います。設問の求めている適切な解答の作り方をしっかり点検しておきましょう。

早期の土台作りで力をつけよう

高2生・高1生は受験に向けた土台作りの第一歩のつもりで、夏休みは「助動詞を完璧にしよう」「単語集を始めよう」など自分なりの目標を決めて取り組みましょう。

重要事項を頭に入れるためには、繰り返しやることがベストの方法ですから、早く始めればその分だけ有利です。焦らず着実なペースで進めて、高3になるまでに古典文法や漢文の句法の土台ができていれば、より実践的な早く問題演習の段階に入れます。

大学受験に必要な知識は、3年間の学校の授業で学習するはずなのですが、いざ入試問題を解いてみると解けないことが多いのが現実です。現代文に比べると、「何について問われているか」が見えやすく、「何をどれくらい勉強すればいいか」の重要ポイントがわかりやすい科目です。できるだけ早い時期から、「受験のための古文・漢文」の意識を持った対策をとることが大切です。

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また、夏休みのように少し時間があるときに読書やDVDなどで古文・漢文の世界に親しむのもいいと思います。古典のマンガ化(源氏物語の講談社漫画文庫『あさきゆめみし』(大和和紀)や中公文庫『マンガの日本古典』のようなマンガの古典全集も出ていますし、漢文では講談社学術文庫『論語物語』(下村湖人)や、講談社文庫の『小説十八史略』(陳舜臣)なんかもおもしろいですよ。

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