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学習アドバイス

数学 青木 純二先生の学習アドバイス

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数学 青木 純二先生

公式は覚えるだけでなく、自分で創って使うものという変わらぬ想いで、20年以上教壇に立ち続けてきた本格派講師。「なぜそうなるの?」を考えることを数学の基本とした講義は、本物志向の生徒から永く支持される。既知の修得はもちろん、一つの考え方から発想を広げ、自分の頭で考え続けるトレーニングを通じて、未知なる問題を解決できる力を養成する。

「集中力」で上昇気流に乗る

記述式の答案では、あなたが理解していることを採点者に「伝える」必要があります。伝わらなければ「0点」なのです。最も効果的な対策は「他人に自分の答案を見てもらう」ことです。学校でも塾でも、そういう機会を逃さず活用してください。そして答案が返ってきた後、まずかった点をきちんと分析、修正しましょう。テストも講習も「受けっぱなし」では全く意味がありません。

ここから学力の上昇気流に乗るには「集中力」しかありません。ダラダラと時間をかけて勉強するのではなく、短時間でどれだけ集中できるかがポイントです。「勉強すること」自体が目的なのではなく、学んだことが「後日どれだけ再現できるか」が重要なのです。

「今日は○時間も勉強したぞー!!」と悦に浸るのではなく、「今日学んだことは3カ月先にちゃんと再現できるか?」ということを確認しながら頭に叩き込むことを忘れないように。

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センター試験で大切なことは、精神的にも技術的にも「大失敗しないこと」です。精神的な部分で重要なのは「ちょっとした失敗は気にしない」という余裕です。入試はあくまで総合点を競うものですから、一つのミスを挽回するチャンスはいくらでもあります。「ミスをしてはいけない」と自分を追い込むことよりも「たとえミスしても合格してやる」くらいの余裕がないと、ちょっとした失敗で頭が真っ白になりかねません。

技術的な部分での注意点は、「時間配分」や「マークミス・欄違い」。これは模試などを通して慣れるしかありません。致命的なミスだけは起こさないように、普段から注意をするのも大切な練習です。

その上で何より今大切なことは、言うまでもなく「学力を高める」こと。特に不得意科目はそれだけ伸びしろが多いはずですから、「これからまだまだ伸びるぞ!」と信じて邁進してください。

数学の勉強の「順序」を意識しよう

数学の勉強には「順序」があります。

(i)意味を理解する→(ii)便利さを実感する→(iii)いろいろな問題を解いて答えを出す→(iv) 答えにたどり着くまでの過程を記述する

(i)と(ii) に時間をかけず、試験前に(iii) ばかりやって、試験が終わったら全部忘れてしまう……これを繰り返している人は、考え方を変えるべきです。受験学年になる前に圧倒的に重要なのは(i)と(ii)です。特に「微分積分」と「ベクトル」はその概念を「完璧に」頭に叩き込んでおく必要があります。入試問題はまだ解けなくても構いません。それよりも、「微分積分ってそもそも何?」、「どうして積分計算すると面積や体積が求まるの?」、「一次独立って何?」、「内積と正射影の関係は?」など、「基本的な道具」の「意味」が理解できるかどうかをもう一度再確認してください。道具の「使い方」だけを覚えても難関大学には通用しません。

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高2、1生の間は、目の前にあるテストで良い点を取りたいがために、どうしても「やり方を暗記」することに走る弱者が増えます。そして高3になってから「自分は何も分かっていない……」と現実を突きつけられ、愕然とするのです。それではダメ。先が見えちゃいます。

とにかく、「数学は公式を覚えて、解き方を覚えて、……」という幻想から早く脱却すること。「数学的に賢い」ということと「記憶力が優れている」ということは全く別のことなのです。今まで教わったさまざまことをそういう視点で復習しましょう。受験を意識するのは、その意識改革ができた後です。

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