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学習アドバイス

地理 山岡 信幸先生の学習アドバイス

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地理 山岡 信幸先生

「趣味は幾何学の問題を解くこと」ということからもわかるように、その論理立てられた緻密な授業には定評がある。丁寧な板書とわかりやすい図解に、地理が苦手な生徒も思わず引き込まれてしまう。とにかく地理を暗記科目だと思っている君は、ぜひ先生の授業を受講してみてもらいたい。

焦らず合格への階段を踏みしめよう

国公立二次の決め手は論述対策。実際にどれだけ書いて練習し、添削を受けて復習したか、が勝負です。「チェルノーゼム土壌の形成と特徴」など重要論点については、ひな形を作って覚えていきます。また、地形図読図などでよく用いられる「高燥/低湿」などの表現を取り込んで、コンパクトな文章を目指しましょう。

私大では大学・学部によりますが近年話題となった情報も欠かせません。「イギリスのEU離脱」「中国の援助によるアフリカ南部の鉄道開通」など。「アマゾンなど熱帯林の火災増加」「温暖化による解氷と北極圏航路」といった環境問題がらみの事項には注意が必要です。

この時期、「間に合わないかも」といった不安や焦りを覚える人も多いでしょう。それが正解です。間に合わないかもしれないから全力を出し続ける、でしょ? ゴールははっきりと見えています。合格への階段を一段ずつ踏みしめていこう。

<以下WEB限定>

2021年からの共通テストが話題ですが、試行問題を見る限り、地理に関してはセンター試験と大きな違いはありません。共通テストが求める「基礎知識を基にした考察力や構想力」は、現行のセンター地理でもしっかり問われています。そもそも地理は、地の理(ことわり)(地域性の理論)を追求する学問。地名や用語の丸暗記はセンターにも役に立ちません。センター地理の最も有効な対策は「過去問演習」です。単純に解きまくるのではなく、正解肢を選ぶ「道筋」を身に付けるのです。「なぜこの答えなのか」について、知識を振り回すのではなく、しっかり理由付けするトレーニングです。解説を利用して自分の「理屈」を修正・補完すれば、考察力はパワーアップ!正答以外の選択肢も丁寧に検討すれば、基礎的な知識も増やしていけます。追試も含めて、過去3〜5年分はやっておきましょう。

地理の受験勉強において模試は重要な位置を占めます。ただ偏差値や%を見て泣いたり笑ったりしている場合ではありません。センター型の「全国統一高校生テスト」にせよ、国公立大の大学別模試にせよ、受験後に解説を熟読し、知識力を高め、新しいトピックを習得することが本旨なのです。

「優先順位」と「徹底」で「理屈」を身につけよう

地理の学習では「理屈」を身につけることを優先しましょう。例えば気候。暑さや寒さ、大雪や砂漠にも理由があります。また、気候に対応した土壌や植生、気候を生かした農牧業・林業や観光業など、広い分野と結びつきます。気候の学習を通してメカニズム理解の大切さを知ってください。その姿勢は、世界地図の特徴、産業や集落の立地などあらゆる単元の学習にフィードバックされます。

地理は「系統地理」で経を、「地誌」で緯を織り上げます(経線や緯線の「経・緯」ですよ)。同じ内容を異なる視点で二回学ぶのですから、忘れることを恐れずどんどん進めていきましょう。一度覚えたことなら、忘れたようでも頭のどこかに残っています。

「何かを成し遂げた人」の共通点は、「優先順位をつけ、それを徹底する」ことのようです。これを機に、将来にも役立つ「優先順位」「徹底」のトレーニングをしていきましょう。

<以下WEB限定>

10/27の「全国統一高校生テスト」は、共通テストにも対応した形式なので、未習範囲が含まれているかも知れません。しかし、「(本番でも十分あり得ますが)知識は持っていないが、考察によって解く」という作業の練習にはもってこいです。実際に正解にたどり着けなかったとしても、「理屈」で解こうとする経験は必ず役に立ちます。もちろん、受験後には詳しい解説をしっかり読んで、正しい知識と理由付けを学んで下さいね。

自分の高校生活を思い返すと(ずいぶん昔ですが)、本当に短かったなあ、という印象です。「忙しい」を言い訳にサボっていると、「あっ」という間に3年生、「げっ」という間に入試を迎えました。あの時間の流れの速さから思えば、1・2年生も実質的には「受験学年」だったのです。まあ、流れの中にいて自覚するのは難しいけれど、たまにはセンパイの言うことも聞いてみて、上手に自分を客観視してみましょう。

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