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学習アドバイス

数学 寺田英智先生の学習アドバイス

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数学 寺田英智先生

緻密かつ多角的な解説は徹底した問題分析に基づくもの。難解な入試問題も趣味のパズルのように解きほぐす。数学的背景へ常に目を向けながら、更に生徒の学習段階さえも意識して「自ら考え、自ら解ける」実力の養成を目指す。実戦的で明快な講義が君の前に立ちはだかる「高き壁」を乗り越える力になる。

思い切って過去問に向き合い少しずつでも進んでいこう

過去問演習の目的は、「現時点での実力と志望校との距離をはかること」「出題形式に慣れること」「モチベーションの維持」です。

まだまだ過去問を解く実力が……などと言っていると、あっという間に本番間近になってしまいます。思い切って実際の入試問題と向き合うことが大切です。

過去問に取り組む際、まずは試験本番の制限時間で取り組みましょう。時間内にすべて解き切れることは少ないと思います。そこで、制限時間が過ぎた後も、引き続いて取り組みましょう。時間があれば解けたこと(短時間で解けるよう訓練が必要なこと)と時間無制限でも解けないこと(解くための技術、知識が単純に不足していること)の区別は、復習のうえで非常に大切です。これは、模試の復習などでも同じです。

焦っても、不安でも、その中で勉強はしなくてはなりません。不安は仕方ない、日々少しずつ進もう、という気持ちを持ち続けましょう。

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記述式となると身構え、何を書いてよいのやらと身構えてしまう人が多いと思います。「とにかく何か書いてみよう!」「もっと説明を書こう!」「日本語がないぞ!」などと言われたことがあるかもしれません。

数学の答案は、「仮定Pより、P⇒Q⇒Rと結論Rが導かれるので、P⇒Rである」というよう、何から何が導かれるかが明瞭に書かれていること、これが重要です。これだけ、と言ってもよいでしょう。字や図の美しさ、文字数を競っているわけではないのです。自分の書いている事柄が何から導かれているかがはっきりと答案で示されているか?常に意識してみよう。

秋から冬にかけてのセンター試験対策は、「試験形式に即した演習」と「単元別演習」の行き来が重要です。

時間をはかり、マークシートを用意して行う試験形式の演習は、形式に慣れ、制限時間の厳しさを把握する為に非常に重要です。過去問演習と同様に、制限時間内に解ける部分、制限時間をオーバーして解ける部分を把握し、結果に応じた復習を丁寧に行います。

ここで、どうしても得点が伸びない単元があれば、その単元のみをセンター形式の問題を用いて集中的に訓練するとよいでしょう。苦手な単元が数列であれば、数列の問題のみ何回分か解き、これを復習していきます。

2種類の演習を通じて、得点力の向上と安定を目指しましょう。

形式にとらわれない揺るがぬ力を身につけよう

数学の学習では、受験で必要な内容の基礎を早期に固めましょう。数学Ⅱ・Bまでにせよ、数学Ⅲにせよ、いったんは最後まで学習することです。数学の入試問題は、いくつかの単元の内容を理解していないと解けない問題が多く、すべての単元を学んでいないと本格的な入試対策には進めません。

また、「数と式」「2次関数」は数学におけるすべての単元を学習する基礎となるものです。この2単元を漏れなく学習することが、スムーズに勉強を進めるために大切です。

大学入学共通テストでは、出題形式の変更、一部記述問題の導入など真新しさにばかり目が行きますが、これまでのセンター試験と同様、揺るがぬ数学の力があれば、形式に関わらずある程度の結果は出せるものです。すなわち、一番の対策は、一にも二にも数学の実力を上げることです。不安になるのはわかりますが、まずは今進めている勉強に向き合うことです。

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学習計画はガチガチに固めて達成できる人もいますが、締め付けが却って自分を苦しめる人もいます。あまり学習計画を立てることにこだわりすぎない方が良いでしょう。

多くの人に勧めたい方法として、「~月までに…を終わらせよう」という程度の、中期的な目標を立てること、そして、「今日は~を理解した、…を解いた」と、一日で達成したことを確認することです。成長を日々積み重ねること、それが目標達成の道です。

学習計画は細かく、気合を入れて作ったのに、いざ達成したのは最初の数日だけ、などという例は数え切れません。計画を立てている時間は勉強している時間ではありません。部屋の掃除と同じで、勉強からの逃避になりかねない。早く、今すぐに勉強を始めよう!

これまで、学校の課題やテスト,東進で受講している講座に合わせて勉強をすることが多いと思います。これから受験に向けての勉強をすすめるということで、プラスアルファして、自分が主体、主役になる勉強をまずひとつ、始めてみませんか。数学以外の科目、例えば単語の暗記などでもいいでしょう。登下校中の電車の中や寝る前など、生活に溶け込み、無理のない範囲で止めずに続けられるものを見つけましょう。1つ出来たら2つ、2つできたら3つ、少しずつ積み重ねることが受験勉強の基礎になりますよ。

学校行事,部活など,高校生は受験に向けての勉強を増やす余裕はそうそうない。しかし、高3生になってから、周りの人より多く勉強しよう、というのは無理なのです。その頃には皆が殆どの時間を勉強に充てています。希望の大学に入りたい、高校受験は失敗したので大学受験こそ結果を出したい、という強い意志があるなら、今、高2、高1のうちに受験に向けての勉強を始めることは必須、必要条件です。今すぐに、ほんの些細なことからでも構わないので、勉強を始めてみよう。

何事も、最初の1歩を踏み出すことが最も大変で、勇気のいることです。まずは1一歩、足を出してみよう。

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