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学習アドバイス

地理 山岡信幸先生の学習アドバイス

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地理 山岡信幸先生

「趣味は幾何学の問題を解くこと」ということからもわかるように、その論理立てられた緻密な授業には定評がある。丁寧な板書とわかりやすい図解に、地理が苦手な生徒も思わず引き込まれてしまう。とにかく地理を暗記科目だと思っている君は、ぜひ先生の授業を受講してみてもらいたい。

直前の取り組みが肝!ギリギリまでトピックを拾おう

センター試験の地理の場合、情報を詰め込んでおけば対応できるタイプの問題はそれほど多くなく、統計や地図の見方や考え方を中心に問われます。例えば新期造山帯については、山脈名が問われるのではなく、地図上の位置を問われます。ですから、地名を何度も書いて覚えるのではなく、白地図に新期造山帯の山脈を描きこんでいくような学習が求められます。過去問演習を中心に出題形式に沿った対策を進めて、足りない部分を情報の整理された資料集や参考書などで補うようにしましょう。

地理は、他の科目に比べて直前の取り組みが効果を発揮しやすい科目です。試験前日だからといって、もう混乱するから今日はやめておこう、早めに寝ようと考えないこと。ギリギリまで未知のトピック(論点・話題)を拾えるチャンスはあるので、1点でも多く取るべく、最後まで自分の与えられた時間を使い切ってください。

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センター受験後は、必ずその復習をしておきましょう。センター試験の文章選択式問題の文章はよく練られており、そのまま東大入試の模範解答にもなりうるくらいの文章ですから、論述中心の国公立二次試験対策にも有効です。「もし選択肢がなくても同程度の説明文を書けるか」という観点で読んでみましょう。間違えたところはもちろん、あやふやなままに「正解してしまった」問題のおさらいも重要です。解説を読んで出題のねらいを確認しておきましょう。また、正解肢以外の選択肢もチェックしておきます。例えば、「A国について説明した文」を選ぶ問題で(3)が正解だったとしても、(1)はB国の説明、(2)はC国…、というように他の選択肢も学習に活かせます。

今は先が見えずに不安で、辛いと思うのも当たり前です。大きな困難を乗り越えるという大切な人生のトレーニングをしているのですから。自己を成長させるせっかくのチャンス。そこから逃げることなく、自分の置かれた状況をきちんと受け止めて、最後までやりきってみましょう。

地理っておもしろい!関連付けて理解しよう

高校で学ぶ地理のおもしろさのひとつに、「一見関係のない複数 の事柄が、地理的に繋がっている」ことがあります。例えば「ここは古期造山帯だから、近くに石炭の産出地がある。石炭が採れるということは、近くに製鉄業が立地したはず」というような関係です。また、センター試験の地理も論理的に解答するものが多く、最低限の知識をどう活かすかがポイントです。そこが知識の暗記が中心だった中学の地理との違いです。

地理を得意にしたいなら、まずは 「気候環境」の分野をマスターしましょう。メカニズムが明確なので、じつは暗記事項は多くありません。「系統地理」の中でも気候の理解は他の単元の土台になるのでおススメです。 手始めに「センター試験同日体験受験」を受験してみるとよいでしょう。

「地理」を通じて、相手の文化を理解することで、将来海外でビジネスを進める時にもきっと役立ちますよ。

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地理は高校の必修科目ではありません。しかし、(私も同窓会でよく聞かされますが)社会人として活躍している人の多くが「じつは地理で習ったことがいちばん役に立つ」と言います。高校生にとっては実感が薄いのかもしれませんが、食わず嫌いせず、ぜひ興味をもってほしいものです。

地理学習の対象は、現在の地球上で起きているすべてのことです。ですから、実は身近にも「地理ネタ」が転がっています。例えばスーパーの食品売り場では、国産に比べてずっと安いブラジル産の鶏肉を見かけます。ブラジルでは畜産業が発達しているの? えさは何? 地球の裏側から運んでくるのになぜ安いの? どのようなルートで日本に輸入されているの? …身の回りのすべてが地理の教材になりうるんです。

私の著書である『山岡の地理B教室PART1,2』は、二冊分を使って「系統地理」についてじっくり説明しています。入門書としておススメですので、読んでみてください。

自分の目で見てみるということも大切です。高校生が世界旅行にたくさん行くのは難しいですが、今は写真や動画がすぐにインターネットで見られます。例えば「バングラデシュではジュート生産が盛んである」ことを学んだら、スマホでジュートの写真を検索してみる。バングラデシュの農村でジュートのバッグを作っている動画を観る。教科書にラインマーカーを引いたり、ノートに「バングラデシュ=ジュート」と書いたりするよりも、何倍も良い勉強になると思いますよ。

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