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学習アドバイス

数学 松田聡平先生の学習アドバイス

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数学 松田聡平先生

堅苦しい数学とは一線を画すその授業は、幅広い学年の上位生から強い支持を受ける。徹底的に本質を追求した明快なアプローチは、いとも簡単に東大をはじめとした最難関大レベルの壁を打ち崩す。『松田の数学Ⅰ・A/Ⅱ・B典型問題Type100』『松田の数学Ⅲ典型問題Type60』(東進ブックス)は入試数学の“コア”をまとめた必携の書。「ワカル」を「デキル」に変える新しい数学は、君の思考力を刺激し、数学のイメージを覆す!

センター試験は大問の序盤ほど早く解く

センター試験の数学は誘導に従って一つひとつ数値を求めていくので、マークシート形式といっても記述式とあまり変わりません。しかし、センター試験の各大問は大きく三つの構造に分かれるという大きな特徴を持ちます。高得点を出す人は序盤の基本的な部分を〈超高速〉で解き、中盤は〈高速〉で、そして終盤は〈中・低速〉でじっくり時間をかけています。得点が7~8割で止まってしまう人は、このスピード調整がうまくいってないことが多いのです。対策としては、前半をできるだけ速く正確に解き、後半に十分な時間をかけることを意識してください。

センター試験で失敗しても、きちんと結果に向き合いましょう。そのうえでベストな選択をすべきです。変に失敗を正当化したり、国公立二次試験で無謀な出願をしたりしないこと。センター試験でのミスを糧にできれば、一般入試や二次試験で、挽回のチャンスはあります。

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【謙虚さと自信が成長に繋がる】

睡眠はとても大事です。「眠くなったらどうすればいいですか」と質問する人がいますが、睡魔とは戦うべきではありません。「記憶」に「睡眠」は不可欠だからです。しっかり睡眠時間を確保しながら勉強できる方法を考えるのがベストです。タイムマネージメントも実力の一つです。

試験前日は、体調だけは気をつけましょう。風邪で鼻をすすったりしていると、周囲の人に迷惑です。それだけでなく、「迷惑をかけているかも」と思うと自分のパフォーマンスも落ちてしまいます。自意識を正常に保てることが大切なのです。健康管理は万全にして、余裕をもって出発しましょう。気がかりを抱えながら試験会場に向かっても、何もいいことがありません。前だけを見て“走れる”ようにしてください。

皆さんには今までの模試や勉強、高校生活の中で、成功と失敗を経験しているはずです。それらを成長のヒントにしましょう。人は自信を持ちすぎると傲慢になるし、謙虚になりすぎると卑屈になる。決して傲慢にならず、自信を持つ。失敗に卑屈にならず、謙虚になる。こういう冷静な倫理観、人間力を持てるかどうかが、受験の結果やその先の未来に繋がっていきます。

キーワードは数学Ⅲ 受験学年の春からでは遅い

「センター試験同日体験受験」を受験する人は、不安かもしれません。しかし、未修の範囲でも、今の段階で全力に立ち向かうと、その後に授業で習う時の大きな吸収力になります。勝つつもりで臨んでこそ、試験やテストは意味を持つのです。

この時期に押さえるべき分野は、新高3生で理系志望なら数学Ⅲです。理系の入試では数学Ⅲがどれだけできるかが重要になります。高3の春のスタートではちょっと遅い。ある程度独学でもいいので始めましょう。極限など新しい考え方をする単元もありますが、複素数平面や二次曲線は式変形が既習範囲内なので、独学が可能。微積分もある程度理解はできます。

文系志望の人は数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B 全体を復習し、自分の苦手分野を認識しておきましょう。苦手分野を認識しておくだけでも、今後の学習に奥行きが出ます。

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【「万遍なく」より「得意なこと」を】

新高3生は、「数学Ⅲを先取り(理系)」するか、あるいは「好きな分野」をさらに伸ばすといいでしょう。数学が得意な人も苦手な人も、全体像を気にして万遍なく伸ばそうとするより、1つか2つの分野を得意になるほうが成長の原動力になります。「ここは譲らない」という分野で、良い意味での偏りを持ちましょう。今後壁に当たっても「なにくそ!」とがんばることができます。

新高2生の人にとって、この時期、受験はまだリアリティがないかもしれません。無理に現実感を持とうとしたりゴールまでの時間を逆算したりするより、のびのびと自分の成長を楽しんで、走ってみてください。自分を冷静に見つめられるのは今です。この期間に小さな成功と失敗をためておくと、受験のときに成長や方向決めのヒントになります。広い意味での経験を積んでください。

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