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昔も今も、まさに“羨望の職業”
医師への道
 
■医師とは
師法に基づき、傷病の診察・治療を職業とする人のこと。医師の仕事は、実際に患者を診察して病気やケガを治療する臨床医が大部分を占めるが、他にも研究所で働く研究医、大学で教鞭をとる大学教授などに分かれている。就業場所は、病院や診療所をはじめ、大学の研究室や保健所、一般企業、船、ホテル、老人福祉施設など、いろいろな場所・場面で活躍している。ちなみに医療法では入院用ベッド数が20以上あるものを病院、19以下のものを診療所と定めている。
 

■医師になるには
学で6年間の医学課程を修了後、医師国家試験に合格して医師免許を取得することが必要となる。今年の2月に行われた第99回医師国家試験では8495人が受験し7568人が合格、合格率は89・1%であった。免許取得後はインターン(研修医)として2年以上の臨床研修を積み、医師として出発する。


「変わる医学部入試」
国公立大学でセンター試験理科3科目が必須に!?
 医師への最初の関門である医学部入試。将来は人命を預かる医師という職業へ直結する医学部は、理系の最難関に位置づけられ、入試においても当然高い学力が求められる。
 2006年度から、国公立大学入試で理科3科目(生物・化学・物理)を課す大学が増え、京都大学、大阪大学、京都府立医科大学、大阪市立大学、佐賀大学が実施を予定している。
 この背景には、高校で生物を未修のままでの医学部進学を防ぐこと、高度化する医療技術に対応できる人材の確保などが目的であると考えられ、来年度以降も理科3科目を課す大学は増加すると予測される。
 将来、医師を目指している高1生、高2生にとっては、今後の動向から目が離せない。

面接や小論文試験が一般化
 かつては後期試験に課されることが多かった面接や小論文試験。平成11年より前期試験でも面接を導入した東大理IIIをはじめ、近年、科目の筆記試験に加えこれらの試験を課す大学が増えている。
 受験生にとっては、ただでさえ多い試験科目にこれらの試験が加わり負担も大きくなる。しかし、これまで学力偏重の傾向が強かった医学部入試において、医療への意欲や関心、倫理観やコミュニケーション能力の高さなどが入試の段階で非常に重要視されてきているということである。受験勉強と並行して、日ごろから医療問題に関心を持ち、知識の集積と様々な問題に対して自分の意見を明確にしておくことが必要であろう。

主な国公立大学医学部医学科のセンター試験理科3科目実施状況とボーダーライン
大学 センター試験
理科3科目実施状況
2005年度センター試験
ボーダーライン(%)※
二次試験(前期)における
面接・小論文の有無
北海道大学 センター試験では2科目選択だが、個別試験ではセンターで使用しなかった科目を選択しなければならない 90.3 -
東北大学 未定(2006、2007年度は2科目) 91.6 面接有り
筑波大学 今のところ予定なし(2006、2007年度は2科目) 90.8 面接有り
千葉大学 今のところ予定なし(2006、2007年度は2科目) 90.2 面接有り
東京大学 未定(2006、2007年度は2科目) 94.8 面接有り
東京医科歯科大学 検討中(2006、2007年度は2科目) 92.2 面接有り
信州大学 検討中(2006、2007年度は2科目) 88.3 面接・小論文有り
名古屋大学 今のところ予定なし(2006、2007年度は2科目) 91.9 -
京都大学 2006年度からセンター試験3科目受験 93.2 面接有り
京都府立医科大学 2006年度からセンター試験3科目受験 89.3 面接有り
大阪大学 2006年度からセンター試験3科目受験 92.6 面接有り
大阪市立大学 2006年度からセンター試験3科目受験 91.5 面接有り
神戸大学 今のところ予定なし(2006、2007年度は2科目) 92.0 面接有り
九州大学 2008年度からセンター試験3科目受験 92.2 -
佐賀大学 2006年度からセンター試験3科目受験 86.2 面接・小論文(総合問題)有り
※センター試験ボーダーラインは「2005年度東進合否判定ライン」による合格可能性60%以上の得点率
編集部調べ
 

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