羨望の職業を追え!>>同時通訳者編>>もっと詳しく!
通訳者への道
○通訳者の仕事とは
 異なる言語をもった人々が意思の疎通を図れるように、両者の間に立って、それぞれが伝えようとしている事柄を的確に翻訳し伝える仕事。あらゆる分野でグローバル化が進む今日では、国際会議や商取引など活躍の場は多い。単なる語学力だけでなく、その場その場に応じた幅広い知識も求められる。

○通訳者になるには
 資格よりも実力の世界なので、大学や大学院の語学系の専門コースを出たり、TOEICの得点が高かったりしても通訳になれるわけではない。たいていの人は、民間の通訳学校で訓練を受ける。ただし、この通訳学校に入るにはだいたい英検準1級以上の力が必要だといわれている。
 仕事の性質上、経験を積むことが何より必要なので、養成学校に行きながらボランティア通訳をしたりエージェントに登録したりして、実務経験を積み、スキルアップをはかる中で仕事の幅を広げていくのが一般的。

○通訳者への道のり
※フリーが多いが、エージェント(通訳者を必要としている企業などと通訳者の間で仕事を仲介する業者)に登録して働く場合もある。企業で働く場合には入社試験がある。

○通訳の仕事のいろいろ
会議通訳  サミットなどの政府間レベルで行われる会議のほか、民間のシンポジウムや企業セミナーまでいろいろある。政治・経済・医学など、テーマも多岐にわたり、しかも最先端の情報がやりとりされるため、通訳者に求められる知識レベルも高い。通訳業界の花形といえる。
 会議通訳には、同時通訳と逐次通訳がある。同時通訳は、話し手の発言を聞きながら同時進行で訳していくもの。逐次通訳は、話し手がある程度の長さを話した後でまとめて通訳するというもので、発言者と通訳者が交互に話すのが特徴。

放送通訳 海外のニュースを日本語に訳したり、日本に滞在している外国人向けに日本の二ュースを外国語に通訳したりする仕事。1990年の湾岸戦争で、戦況がリアルタイムで伝えられ、これをきっかけに放送通訳という仕事が認知されるようになった。相手は一般視聴者なので、わかりやすい言葉で必要な情報をもらさず正確に伝える能力が必要とされる。内外の時事問題にも精通していなければならない。

ビジネス
通  訳
商談などのビジネスの場で必要とされる通訳。扱う商品や業界の動向だけではなく、経済などの分野の知識も必要とされる。

司法通訳 国際化に伴い、外国人の関係する事故や事件が急増している昨今、取調べや弁護活動、裁判などの際に通訳をする。法律や裁判の知識も必要。

通訳ガイド 来日した外国人に観光地を案内したり、日本の社会や文化について紹介したりする通訳。正式には「通訳案内業者」といい、「通訳ガイド国家試験」に合格してライセンスを取得する必要がある。

英語資格試験ガイド 通訳者に関するQ&A