国民文学レベルに見られる世界観・価値観が、現代にどう生きているか、あるいは生かせるか、ということを考えたい。
ここでの大衆文学としては、吉川英治、山本周五郎、大仏二郎、司馬遼太郎を考える。そこに見られる一つの考えは、「奉公」ということだ。奉公とは、公に尽くすことであり、小さな「私」から抜け出ることとも一体になっている。
その意味で、「家出」ということは家だけでなく、藩といった「私」から飛び出すことでもある。近代化前の時代、家出とは、奉公とは、死を覚悟するものであった。そこから、リーダーというもの考える材料が見つかる。
坂本龍馬など文学作品に取り上げられた人物を材料に、リーダーとは何か、ということを考えたい。 (山折先生の話はもっと続くのですが、これ以上書くと面白さのネタまで書いてしまうので、止めておきます。)
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現職 宗教学者 略歴 1954年 東北大学文学部印度哲学科卒業 1982年 国立歴史民族博物館教授
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