
東進の先輩たちは、どのように過去問を活用していたのだろうか。初めて取り組んだ時期から入試直前まで、過去問の効果的な活用方法を教えてもらった。
木 若菜さん
東京医科歯科大学 歯学部1年
埼玉県 私立 星野高校卒
東進ハイスクール川越校OG
 |
過去問を通じて志望校を知る
初めて志望校の過去問を解いたのは高3の7月でした。
きっかけは、東進の担任の先生に「夏休みまでに一度解くことが大切」とアドバイスされていたことと、
志望校ではどんな問題が出題されるのか調べておこうと思ったからです。
解いてみてまず驚いたことは、英語の長文の分量でした。4〜5ページにも及ぶ長文を読み、
それを400字以内の日本語で要約しなければならないという、今までに解いたことのない出題形式と問題量でした。
結果は制限時間をはるかにオーバーして解いたにもかかわらず約3割。ほかの科目も同様に、
慣れない出題形式と問題量で3〜4割しか得点できませんでした。
出題形式に慣れながら弱点を克服
英語は得意だと思っていましたが、難易度が高くなると太刀打ちできないことが判明。
速読力をつけるためにも、瞬間的に意味が理解できるように単語・熟語を徹底復習しました。
夏休み中は時間を正確に計って1日1題長文読解に挑戦。
志望校の生物に関しては、5〜6ページにおよぶ問題文を読んで解答する形式だったので、
じっくりと読んでからでは時間切れになります。先に設問を読んでから問題文を読むというスタイルに変え、
時間内に解ききる訓練を重ねました。夏に過去問を解いたことで、
今まで身につけた力を志望校に合格できる応用力へと成長させるきっかけになったと思います。
受験生へのメッセージ
初めはできなくて当然!高3の今の時期、過去問で高得点を取ることが目的なのではなく、
志望校の出題傾向や形式を知ることが大切だと思います。
最新の過去問でなくても、とりあえず手に入る年度の問題からどんどん取り組むことをおススメします。
木さんが活用した主な講座
福崎伍郎の入試英語@勝利のストラテジー 福崎 伍郎先生
受験数学III・C−基礎から応用へー 沖田 一希先生
ハイレベル化学演習(理論化学徹底演習) 二見 太郎先生
木さんが伝授する過去問演習のポイント
1.英単語・熟語は瞬時に意味が出るまで暗記
2.制限時間内に解く習慣を身につける
3.出題形式に慣れる勉強を行う
鈴木 善之くん
横浜国立大学 教育人間科学部1年
神奈川県立 平塚江南高校卒
東進ハイスクール平塚校OB
 |
繰り返し解くことで本番の時間配分を体得
志望校の配点はセンター試験の比重が大きかったので、
高3の7月からまずはセンター試験の過去問を重点的に解き始めました。
「センター試験対策英語」を受講すると同時に過去問を演習。
その結果8月の「センタープレ入試」で8割まで達することができました。
苦手な数学は「センター試験対策数学I・A」「センター試験対策数学II・B」などを活用して、
焦らずに基礎から固めると同時に10年分の過去問を解きました。
すぐに結果は出ませんでしたが、12月の「センター最終プレ入試」では
I・AとII・Bの合計が160点まで到達できました。
国語は特に古文が苦手で、基礎的な文法や単語は固まっていましたが
演習量が足りていなかったため、知識を問題文の中で応用する力が十分ではありませんでした。
「センター試験対策古文」を受講しながら過去問を解き、読解力向上に努めました。
勉強の成果は「センタープレ入試」ではかる
勉強の成果を2カ月ごとの「センタープレ入試」で確認しながら進めたことが、
志望校合格に近づけた要因だと思います。
高3の7月までサッカー部で活動していたので、
引退した直後は焦ったこともありました。
しかし、夏休みに「センター試験の過去問演習を通じて基礎を固めよう」
と目標を立てて実行したことが、
その後の成績の伸びの土台になったのだと思います。
受験生へのメッセージ
センター試験の過去問は正確に時間を計って解き、
次回の「センタープレ入試」での得点を目標にすると意識が高まりました。
なかなか成績が上がらないときも「ため」の時期だと思って継続したことで、
僕は10〜12月に一気に点数を伸ばすことができました。
部活をしていて出遅れたと感じている人も、
自分を信じてやりきることが一番大切だと思います!
鈴木くんが活用した主な講座
センター試験設問別特講3 説明文・資料問題(第4問対策) 山中 博先生
センター試験対策現代文(70%突破) 板野 博行先生
入試対策:センター試験対策漢文 三羽 邦美先生
鈴木くんが伝授する過去問演習のポイント
1.センター試験の過去問を解き、復習してから基礎を固める
2.過去問演習を通じて磐石な基礎力を養う
3.すぐに成績が上がらなくても焦らない
及川 剛くん
慶應義塾大学 理工学部1年
千葉県 私立 昭和学院秀英高校卒
東進ハイスクール千葉校OB
 |
過去問で弱点を把握し、復習で克服
夏休みに入ってすぐに、志望校の過去問1年分に挑戦しました。
東進の担任の先生に夏休みから過去問を活用することで、
志望校の出題傾向を掴み自分の実力を知ることが大切だとアドバイスされたからです。
解いた結果は、約3割。しかし、苦手分野を知ることができ、
特に英語は長文を読むスピードが遅いということがわかりました。
弱点克服のために、夏休みはセンター試験の過去問で解けなかった問題に関して、
参考書や東進のテキストを復習することで確実に解けるようにしていきました。
また、英文の音読を行ったことも、長文読解のスピードが身についた要因だと思います。
繰り返し解いて志望校の傾向を把握
そして、二学期からは本格的に志望校の過去問に取り組み始めました。
9月初めは4割しか解けませんでしたが、センター試験の過去問演習を通して頻出分野や時間配分を知る訓練を重ねていたため、
徐々に志望校の傾向を掴むことができました。
複数の私立大学の過去問に取り組みましたが、大学ごとに傾向が違うので、解いたことのない問題に出くわすこともありました。
そんなときは「解けない問題があっても本番で解けるようになればいい」と焦ることなく取り組みました。
受験生へのメッセージ
夏休みから過去問に取り組むことで傾向をつかみ、復習を通して弱点を克服できたことは、
志望校合格の勝因になったと思います。過去問は復習が非常に大切です。
間違った問題は参考書や東進のテキストで徹底的に復習し、
計画を立てて勉強に取り組むことが大切だと思います。
及川くんが活用した主な講座
早慶上智大英語 −文法− 福崎 伍郎先生
難関二次・私大数学III・C−実践編− 石綿 夏委也先生
難関大物理(力学・熱徹底演習) 橋元 淳一郎先生
及川くんが伝授する過去問演習のポイント
1.高3になるまでに英単語を完璧に!
2.とにかく復習!
3.志望校以外の過去問にもチャレンジして数をこなす!
冨山 久美子さん
上智大学 法学部1年
埼玉県立 浦和第一女子高校卒
東進ハイスクール与野校OG
 |
夏に志望校の傾向を知り、入試までの指針が明確に
私が過去問演習を本格的に始めたのは、高3の8月です。
それ以前はどんな問題が出題されるのかを調べるためにさっと目を通していた程度でした。
まず解いてみて驚いたのは、英語の問題量の多さです。結果は5割弱。語彙力不足と時間配分の難しさを痛感しました。
自信のあった世界史も「センタープレ入試」では8割以上取れていたのですが、
なんと結果は6割。実際に解いてみて自信が打ち砕かれましたが、同時にやる気も湧きました。
過去問研究シートで自分の弱点を発見!
そこで間違えた問題を克服するために過去問を徹底的に復習。
そのときに活用したのが、各設問ごとに得点率を記入する東進の「過去問研究シート」です。
シートから自分の弱点を見つけ、問題の傾向も知ることができ、今後何をすればいいかを発見することができました。
その結果、11月頃から成績が目に見えて伸び、特に英語は偏差値が10も上がりました。
過去問も夏に比べて手ごたえを感じられるようになり、解いていくたびに実感が伴いました。
夏の段階で過去問を解いたことで自分の実力を知り、早期に志望校対策を始められたことで後の学習の自信につながったのだと思います。
最初は解けなくても、「やってやるぞ」という気持ちを持つことが大切なんだと思いました。
受験生へのメッセージ
家にいると勉強がはかどらなかったので、夏休みは開館から東進に通って、閉館時間近くまで勉強をしました。
ただずっと座って勉強するのではなくて、1限ごとに時間を区切ってそれぞれに目標を設定して勉強しました。
入試本番は時間との勝負。ただやみくもに勉強するのではなく、メリハリのある学習を心掛けるといいと思います。
冨山さんが活用した主な講座
永田 達三の英語の神髄 −基礎− (構文解釈法講義) 永田 達三先生
国公立・難関私大古文読解 富井 健二先生
難関大への世界史(地域史の攻略) 斎藤 整先生
冨山さんが伝授する過去問演習のポイント
1.「過去問研究シート」を活用
2.結果を「やる気」の起爆剤に
3.とにかく夏の間にスタート
|